この映画は衝撃的というか、何と言うか・・・。
予告はとっても良さそう!と思って期待したのですが、何の何の。(笑)
物凄い難しい映画でした。私にしてみたら。
この映画、3時間ほどあるってことで「こんなに長いのを耐えられるのか」って感じだったんです。
何とか観れました。が、難しい・・・・。
初めからなぁんかひっかかるというか怪しい部分はあったんですけどね。
多くの人に囲まれてカメラのフラッシュを浴びる、テーブルの上に置かれた料理に手を付けられない、あげくに落ち着かないとトイレに行って異常なほどに手を洗う。
この行為に始めは「?」って感じで理解が出来ませんでした。
でも、トイレに行った時に手を異常なほどに洗うというその行為に「潔癖症??」と感じました。
ところが潔癖症の更に超えた感じなんですよね。それをどう言い表したらいいのか、よくわかりませんでした。潔癖症・・・でも潔癖症を超えるものがある。一体なんだろう???
その後、私はパソコンでこの映画についての情報を得たらきっと何かがわかるかも!と思って調べてみました。すると、この潔癖症をはるかに超えた状態が「強迫精神病」だというのだということがわかったんです。
潔癖症とは辞書では不潔や不正を極度に嫌う事、またそういう性質。とありました。
いくつか調べてみたのでご紹介します。
【強迫神経症とは?】
不安がひどくなり、自分でも気にする必要がないとわかっていても、気になって頭から離れずに、ほかのことが手につかなくなることを「強迫観念に襲われる」と言い、この強迫観念が異常に強くなって、日常生活にまで支障をきたす状態を「強迫神経症」と言います。
本人もバカバカしいことだと自覚していますが、やめられないのです。
強迫観念には次のようなものがあります。
汚れてしまったのではないか。
自分や他人を傷つけてしまうのではないか。
事件、事故を自分が起こしてしまったのではないか。
鍵をちゃんとかけられたか。
ガスの元栓をしっかりと締められたか。
馬鹿げたことを自分がしてしまうのではないか。
恥ずかしいことをしていまうのではないか。
神仏に不敬なことをしてしまうのではないか。
自分が性的逸脱行為をしてしまうのではないか。
きちんと整頓できていないのではないか。
自分が何か病気にかかっているのではないか。
このような不安が何度も頭の中をよぎるようです。
わかっていても自分ではコントロールできないのですね。
【強迫行為】
同じ行為を何度も繰り返すことによって、強迫観念を打ち消せるのだそうです。
【戦場強迫】
汚れを恐れ、汚れるか、汚れたような気がした場合に、何度も何度も手を洗います。恐れる対象の汚れは、大小便、細菌、その他一般的に汚いと思われるものです。また、実際にはそれほど汚いものではなくても、当人が汚いと思い込んでいる、あらゆる物も恐れる対象に含まれます。そして、それらに触れたか、触れたと思った時に「汚れてしまった」という強迫観念に苛まれ、それを打ち消すために手などを洗います。
洗う回数は人によって、一日に何十回、何百回にもなります。洗う時間も人それぞれですが、どれだけ洗ってもなかなか綺麗になったとは思えない人(確認強迫に悩まされている人とか)の場合は、一度一度の手洗いが長時間に及ぶことになります。また、汚れを恐れる対象が、ドアノブとかテレビのリモコンなどの日常的に触れる機会が多い物である場合が多いので、日常生活が円滑に行えなくなり、とても苦しい思いをします。
【反復強迫】
強迫観念に苛まれた時。
強迫観念から逃れるために、その人特有の行動を一定回数繰り返すことです。
【確認強迫】
窓をちゃんと閉められたか。ガス栓をちゃんと閉められたか。ちゃんと鍵をかけることが出来たか。などなどを繰り返し確認します。ガス栓を何度もガチャチャと締めてみたり、窓を閉められたかを、窓を何度も開けようとして開かないことを確認したりします。多い場合、百回数百回と繰り返します。また巻き込み型と呼ばれる方の場合、家族や身近な人に確認をお願いしたりもします。自分では不安でも他の人の目は不思議と信じられる場合があるからです。
【整頓強迫】
例えば、机に置いてある物が、自分の基準できれいにきっちりと整頓されているかが気になり、何度も何度も整理整頓します。あまりに厳密で仕事や勉強が手につかなくなることがあります。その場合、治療対象になるようです。
このような行動が見られるそうです。確かに改めてこの病気の事を知り、理解した上でならこの映画を観ても理解できるところが数箇所出てきます。
だけど、レオナルド・ディカプリオ演じる大富豪ハワード・ヒューズ、彼は本当に苦悩な人生を歩んでいると思います。相当苦しんだはずです。
ひとつの病気としてとらえず、ただの変人としてとらえるのなら、それまでの映画だと思います。
観た人の感じ方により、難しい映画です。
これほどまでになるのは病気ではないか?と思ったりすることもありましたが、実際、このハワード・ヒューズは自分自身がここまで苦しんだという病気に侵されていたようです。
時に周りを受け入れる必要もあると言われた事、何かが圧力になったのでしょうね。
自分でコントロールできなくなるほど落ち着けなくなり、同じ行動を繰り返す。
一種のパニック障害のような感じにも見えました。
だけど、このような障害を乗り越えるために大きな挑戦をした彼は凄いと思いましたよ。
私はこの映画の中でケイト・ブランシェットが一番好きですね。(笑)
キャサリン・ヘップバーンは少し変わった感じだと最初は思ったけど、彼の周りにいる人の中で手放すには惜しい女性だと思いました。
キャサリンが一番、彼を励ましていたんじゃないかなぁ・・・・。
長い映画だけど、観てください!!
予告はとっても良さそう!と思って期待したのですが、何の何の。(笑)
物凄い難しい映画でした。私にしてみたら。
この映画、3時間ほどあるってことで「こんなに長いのを耐えられるのか」って感じだったんです。
何とか観れました。が、難しい・・・・。
初めからなぁんかひっかかるというか怪しい部分はあったんですけどね。
多くの人に囲まれてカメラのフラッシュを浴びる、テーブルの上に置かれた料理に手を付けられない、あげくに落ち着かないとトイレに行って異常なほどに手を洗う。
この行為に始めは「?」って感じで理解が出来ませんでした。
でも、トイレに行った時に手を異常なほどに洗うというその行為に「潔癖症??」と感じました。
ところが潔癖症の更に超えた感じなんですよね。それをどう言い表したらいいのか、よくわかりませんでした。潔癖症・・・でも潔癖症を超えるものがある。一体なんだろう???
その後、私はパソコンでこの映画についての情報を得たらきっと何かがわかるかも!と思って調べてみました。すると、この潔癖症をはるかに超えた状態が「強迫精神病」だというのだということがわかったんです。
潔癖症とは辞書では不潔や不正を極度に嫌う事、またそういう性質。とありました。
いくつか調べてみたのでご紹介します。
【強迫神経症とは?】
不安がひどくなり、自分でも気にする必要がないとわかっていても、気になって頭から離れずに、ほかのことが手につかなくなることを「強迫観念に襲われる」と言い、この強迫観念が異常に強くなって、日常生活にまで支障をきたす状態を「強迫神経症」と言います。
本人もバカバカしいことだと自覚していますが、やめられないのです。
強迫観念には次のようなものがあります。
汚れてしまったのではないか。
自分や他人を傷つけてしまうのではないか。
事件、事故を自分が起こしてしまったのではないか。
鍵をちゃんとかけられたか。
ガスの元栓をしっかりと締められたか。
馬鹿げたことを自分がしてしまうのではないか。
恥ずかしいことをしていまうのではないか。
神仏に不敬なことをしてしまうのではないか。
自分が性的逸脱行為をしてしまうのではないか。
きちんと整頓できていないのではないか。
自分が何か病気にかかっているのではないか。
このような不安が何度も頭の中をよぎるようです。
わかっていても自分ではコントロールできないのですね。
【強迫行為】
同じ行為を何度も繰り返すことによって、強迫観念を打ち消せるのだそうです。
【戦場強迫】
汚れを恐れ、汚れるか、汚れたような気がした場合に、何度も何度も手を洗います。恐れる対象の汚れは、大小便、細菌、その他一般的に汚いと思われるものです。また、実際にはそれほど汚いものではなくても、当人が汚いと思い込んでいる、あらゆる物も恐れる対象に含まれます。そして、それらに触れたか、触れたと思った時に「汚れてしまった」という強迫観念に苛まれ、それを打ち消すために手などを洗います。
洗う回数は人によって、一日に何十回、何百回にもなります。洗う時間も人それぞれですが、どれだけ洗ってもなかなか綺麗になったとは思えない人(確認強迫に悩まされている人とか)の場合は、一度一度の手洗いが長時間に及ぶことになります。また、汚れを恐れる対象が、ドアノブとかテレビのリモコンなどの日常的に触れる機会が多い物である場合が多いので、日常生活が円滑に行えなくなり、とても苦しい思いをします。
【反復強迫】
強迫観念に苛まれた時。
強迫観念から逃れるために、その人特有の行動を一定回数繰り返すことです。
【確認強迫】
窓をちゃんと閉められたか。ガス栓をちゃんと閉められたか。ちゃんと鍵をかけることが出来たか。などなどを繰り返し確認します。ガス栓を何度もガチャチャと締めてみたり、窓を閉められたかを、窓を何度も開けようとして開かないことを確認したりします。多い場合、百回数百回と繰り返します。また巻き込み型と呼ばれる方の場合、家族や身近な人に確認をお願いしたりもします。自分では不安でも他の人の目は不思議と信じられる場合があるからです。
【整頓強迫】
例えば、机に置いてある物が、自分の基準できれいにきっちりと整頓されているかが気になり、何度も何度も整理整頓します。あまりに厳密で仕事や勉強が手につかなくなることがあります。その場合、治療対象になるようです。
このような行動が見られるそうです。確かに改めてこの病気の事を知り、理解した上でならこの映画を観ても理解できるところが数箇所出てきます。
だけど、レオナルド・ディカプリオ演じる大富豪ハワード・ヒューズ、彼は本当に苦悩な人生を歩んでいると思います。相当苦しんだはずです。
ひとつの病気としてとらえず、ただの変人としてとらえるのなら、それまでの映画だと思います。
観た人の感じ方により、難しい映画です。
これほどまでになるのは病気ではないか?と思ったりすることもありましたが、実際、このハワード・ヒューズは自分自身がここまで苦しんだという病気に侵されていたようです。
時に周りを受け入れる必要もあると言われた事、何かが圧力になったのでしょうね。
自分でコントロールできなくなるほど落ち着けなくなり、同じ行動を繰り返す。
一種のパニック障害のような感じにも見えました。
だけど、このような障害を乗り越えるために大きな挑戦をした彼は凄いと思いましたよ。
私はこの映画の中でケイト・ブランシェットが一番好きですね。(笑)
キャサリン・ヘップバーンは少し変わった感じだと最初は思ったけど、彼の周りにいる人の中で手放すには惜しい女性だと思いました。
キャサリンが一番、彼を励ましていたんじゃないかなぁ・・・・。
長い映画だけど、観てください!!