ma chambre

家族、食べもの、旅行、友達・・・

4/8 【デッドエンドの思い出】よしもとばなな

2006年04月16日 | 
体調が悪くてどこにも出かける気にならず、
図書館へ入り浸ってずっと本を読んでいました。

よしもとばななは30歳を過ぎてから好きになった作家です。
若いころはその雰囲気のよさがよく分からなかったけれど、
だんだん彼女の小説の中に漂う空気感みたいなものがすきになりました。

この本は、いくつかの短編を集めたものですが、
どれも秀作でした。

思い通りにならないことや、つらいこととか、さみしいこととか
たくさんあるけど、それをなんとなくやり過ごして、無理をしていない感じ。
最近、結構それが大事だと思うのです。
「解決しなきゃ」「がんばらなきゃ」って言うのは簡単だけど。

なんとなく過ごしているうちに、なんとなく時間が解決してくれたりとか。

私の働いている会社は「止まったら終わり」みたいなところなので、
疲れているのかもしれません。
でもそういう時は無理をせず、私はお構いなしに「止まる」ことにしていますが。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして♪ (miyukichi)
2006-09-02 13:41:19
 こんにちは♪



 私もこの本で、よしもとさんの描くあたたかな空気が

 とても好きになりました。



 TBさせていただきました。

 よろしくお願いします。
返信する
こちらこそ (miyukichi)
2006-09-09 11:37:22
はじめまして。

よしもとさんの作品は初期はとんがっている感じがすこし苦手でしたが、

出産されてからは、のんびりとした空気感が私も好きで、よく読んでいます。

こちらこそよろしくお願いします。
返信する