愛知県歴史教育者協議会

愛知県歴史教育者協議会の研究集会、フィールドワーク等の予告と活動報告

全国大会へ参加しましょう。その2

2017-07-04 15:51:50 | 日記
昨日のつづきです。

「ようこそ神奈川へ」
 
神奈川県歴教協の高木です。

 神奈川では17年ぶりとなる神奈川/関東大会のテーマは「地域に生きる希望を 子どもたちに」です。
 宮城大会で震災・原発災害4年目の現状と課題を学び、沖縄大会では米軍基地をめぐる問題と県民の粘り強い運動について学びました。
 憲法施行70年目に神奈川で開く大会の柱となるものは何だろうか。私たちは、2つの柱を立てることにしました。1つ目は、「子ども」、2つ目は「地域」です。
 全体会では、会場である法政大学第二中・高等学校の生徒たちの登戸研究所の究明から今も続く地域の取り組みについての現地報告、そして閉会集会では3つの中高大の学生が地域に関わりながら行ってきた活動の報告を行い、大会の始まりと終わりを若い力で固め、地域に学ぶ集いでは、地域的な課題に最前線で取り組まれている方々からお話しを伺います。
金平茂紀さんの記念講演は、機的状況にある日本の民主主義を守り、子どもたちに継承する私たちの闘いに、多くの示唆を与えてくれるでしょう。
若者たちの活動をぜひご覧いただき、これからの実践の、研究の、生活のパワーに変え、歴史教育者協議会の活動の発展につなげましょう。
たくさんの参加をお待ちしています。


皆さんこんにちは。横浜の渡部久子です。


私がぜひにとお勧めするのは、地域に学ぶ集いと、現地見学です。
「中華街とか開港遺跡ですよね。そんなところなんかいつでも行けるしガイドブックも山のようにあるよ。」
と、思っているみなさん。特に東京千葉埼玉そして、地元の神奈川の皆さんにお勧めするのは次の2つの内容です。

1、地域に学ぶ集い「3.横浜中華街の歴史と華僑の歩み」
 世界一明るく楽しい横浜中華街はどのように築かれたのでしょう。150年の激動の中で異国に暮らし、戦後横浜の復興の一端を担った在日華僑の歩みとともに、中華街の重鎮、曽徳深さんがお話しします。一味もふた味も違う、
 決して他ではうかがえない貴重なお話です。横浜中華街の新しい楽しみ方が見つかります。



みなさま こんにちは
 神奈川大会実行委員の高嶋道です 
 現地見学9コースは、『歴史地理教育』5月号・6月号をご覧ください。いずれも魅力にあふれる企画で、
みなさまも、きっと迷っておられることでしょう。ぜひご検討の上、早めに、お申込み下さい。

  「日本国憲法の源流を探る」( Fコース)の紹介をさせていただきます。
 今年は憲法施行70年目。ビッグな企画で、唯一の宿泊コースです。
 ♦五日市憲法が発見された深澤家土蔵は、開かずの扉です。今回は深沢家の特別の計らいで、鍵を
  お借りできました。夢の様な話が実現したのです。私は何度も土蔵を訪れていますが、中を見学する
  のは初めてで、今からワクワクしています。土蔵の中で新井さん(当時は大学4年生)に 半世紀前
  の発見当時のありさまをお話いただきます。さらに、昼食後は新井さんの特別講演会を開きます。五日
  市憲法の先駆性が、現憲法に通底しているとの思いを熱く語られることでしょう。
 ♦3人の多彩な講師陣。 初日の五日市見学では、新井さんとともに、郷土史家の鈴木富蔵さんのご
  案内で学びます。この憲法を生み出した 風土を実感していただけるでしょう。2日目は民権運動研
  究家の豊雅昭さんから伊勢原・町田方面の見学で、多岐にわたるお話をうかがいます。
 (19日の持田さんのメールをご覧ください)
 ♦宿泊する七沢温泉玉川館の先代当主は、大阪事件にかかわった方です。山間のこの小さな歴史あ
  る旅館には、明治の創業以来、文人墨客が 集っていました。 ここで楽しく交流会をいたしましょう。
  近くの福元館には小林多喜二が一時逗留したことでも有名です。

2、現地見学「Bコース幕末横浜開港史めぐり」
横浜の中心のことならまかせてと思っていた私が、「知らないことがあった」と、びっくりした下見。専門家で東大史料編纂所の横山先生が楽しいおはなしをうかがいながら、地形やちょっとした段差や石垣から、想像力をいっぱい働かせて江戸時代にタイムスリップできる、横浜探検です。 <>
 
 以上、はまっこ流にいえば「やっぱ、いいじゃん!よこはま」と思える異色の横浜案内をぜひご堪能ください。