昭和は遠くなりにけり この国を愛し、この国を憂う がんばれ日本

昭和21年生まれの頑固者が世相・趣味・想いを語る。日本の素晴らしさをもっと知り、この国に誇りを持って欲しい。

青山繁晴氏の講演会を聴講

2013-11-15 06:58:05 | 趣味
あの青山繁晴さんが能代にいらして講演会をやると言うので、大フアンの私はちょうど初雪の積もったタイミングであるが能代まで行ってきた。

青山繁晴さんの経歴は次のとおりだ。
青山 繁晴(あおやま しげはる、1952年7月25日 - )は、民間シンクタンクの独立総合研究所代表取締役社長、近畿大学経済学部総合経済政策学科客員教授(国際関係論)。夫人は水産学研究者・水産学博士で、同研究所取締役自然科学部長の青山千春、長男は同研究所研究員の青山大樹。
この日のテーマは”メタンハイドレート”だ。
日本は資源が少なく大半のエネルギー原料を輸入に頼っている。石油がそうだし、天然ガスも又しかりだ。
しかし日本近海に”メタンハイドレート”が豊富にあることが分かってきた。それが活用できれば日本は資源大国になる可能性がある。
この所、脱原発が叫ばれ原発ゼロに世論が誘導されている。しかし、原発ゼロにするためには火力発電が必要であり、そのためには石油、天然ガスの輸入が欠かせない、事実この所、この輸入代金がものすごい。しかも原発ゼロが日本の風潮であることから、輸出国も足元を見て価格を吹っかけ、カタールからの輸入価格はドイツの五倍だと青山さんはいう。

メタンハイドレートとは何か・・・・地球の内部はマグマが活発な活動を続けており、海中の底から天然ガスも噴き出している。しかし、深海であり海水の重さに押さえつけられ、太陽光も届かない環境からそれらの噴出したガスが結晶化する。
それがメタンハイドレートだ、ちょうど氷の様な姿形だが火を付ければ元々がメタンガスだから燃える。
それが日本近海(領海)に大量にあるのだそうだ。これが活用できれば火力発電の燃料はこれでよい、今の輸入に大量の代金を支払う必要もなくなるし、電気代も安くなる。

しかし遅々として進まない。今年に国の機関が太平洋側で実際に取り出しに成功したが、資源として使う段階までは進んでいない。
これには色々な事情もあるらしい・・・・・
T大の第一人者が日本海側のメタンの存在を認めないとか、どうもキナ臭い色々があるようだ。

青山繁晴氏の今回の講演は一時間少々の時間しかないのだが、青山さんは普段最低でも三時間ほど話すのだという。だから、少しづつ延長、延長でついに飛行機の時間が来て終了となった。
下記の画像でもお分かりいただけると思うが、演台もなく客席に入っての熱弁は皆をとりこにした。前から三列目の通路側にいた私は、青山さんに三十秒も手を握られた。
話は全世界を駆けまわり第一次安倍総理の退陣の真相、竹島・尖閣の裏話、アラブの春の真相等々は興味深かった。
私はサインをいただいて著書を一冊購入してきた。



青山さんは実にエネルギーに満ちあふれていた。私は今回の講演会でますます青山繁晴さんのファンとなった。
     

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