ゆっくり行こうよ

今日一日を楽しく深く生きて居たい

生きて何も残さず

2009-10-17 21:50:06 | Weblog
つい先日まで 日中は気温25度以上の夏日が有ったと言うのに 
今日は  肌寒い曇りの一日だった。

9月 夫の誕生日に 夫の母(姑)が亡くなった。
もう100歳近い年齢で逝ったので周りの者も覚悟は出来て居たと思うが

最近は お葬式もホール葬や 家族だけで送る 家族葬も多いと聞く。

特に 高齢の方が亡くなると 近しい身内も 高齢に成っているので 告別式に参列も出来ない状態の人が多くなって来る。

姑の場合も 70代の長女は 告別式が終わったら 発熱してしまった。
御通夜や 告別式 火葬場に行って 初七日と成ると 体力も続かない。
火葬場で 骨上げした時 姑の骨は 上半身が砕けて居ても何とか形は残っていたが 腰や足は形として残っていない状態だった。
骨粗しょう症で骨も形を留められなかったのかと思ったが 別の考え方で思うに

人は長く生きる事で この世に沢山の事を残して行くから 骨は残して行かないのかもしれない。

私は 長く生きたいと思って居ないし 何も残したいとも思っていない。

淡々と生きて 何も残さず逝きたい。

しいて望むなら 私の亡き後 子供達が 「この母の元に生まれて良かった」と思って貰えるならば どんなに嬉しいかと。