私の好きな時間

大好きなお花達と手仕事と日々の暮らしの記録です

ステキなポーチと思い出ポーチ

2016年10月11日 | 日記

私がここに嫁いで来てからお隣りに住んでいらしたご家族が、

お引越しをされてもう10年くらいになるのかな?

 

大きな大きな3階建てのお家でした。

 

お子さんは三姉妹で、皆さん、嫁がれて後を継ぐ人がいなくなり、

ご主人と奥様が、ここからそんなに遠くではないのですが、

お引越しされました。

 

先日、娘の出産祝いに来てくださいました。

 

「もう二人目だし。。。」とお断りしたのですが、

「顔がみたいのよ。ちーちゃん(娘)に会いたいわ。」と言って来てくださったのです。

 

お祝と一緒に

ステキなポーチを持って来てくれたのです。

 

長女の方が作られたのそうです。

「100均のビニールのポーチのリメイクしたもので失礼かと思ったのだけど、

母子手帳などを入れるのに使って欲しいってtoshimiが作ったの。」と。

 

デージーのお花かしらね?

凄く可愛くて、他の生地選びもステキで。。。

娘はとっても気に入って早速母子手帳を入れてました。

 

ファスナーの持ち手もかわいい!

 

裏側です。

 

コレを作った長女の方は、

男の子を産んですぐに厄介な病気になりました。

奥様はお嬢さんを思って毎日のように泣いていました。

会うといつも目が真っ赤で、話しだすと涙がこぼれ、

私もいつももらい泣きしていました。

 

二人目を出産した時は、

奥様と三女のyukiちゃんが毎日お手伝いに通っていました。

(長女の方は都内に住んでいます。)

 

そんな様子をずっと見てきただけに、

お引越しが決まった時は本当に寂しかったです。

 

奥様とはまだお会いする機会はあるだろうけど、

三人のお嬢さん達とは会う機会もないかな?と思い、

「私の事、覚えていてね。」と、

リバティーの生地で小さなポーチを作ってお渡ししたのです。

 

奥様の分と4個作りました。

 

ついでに何個か作ってお友達にもあげた記憶があります。

 

私の手元に一個残っていました。

色や柄は奥様とお嬢さん達、それぞれのイメージで作ったはずです。

 

「あの時のポーチ、みんな大事に持っているのよ。」と奥様。

 

まだ持っていてくれて本当に嬉しかったです。

 

このポーチを作られたお嬢さんは

指も曲がってとっても手仕事ができるような状態ではないというのですが、

「いつか必ず、全く出来ない時がくるけど、出来るうちは続けていたい。」と

今は、刺繍教室、カルトナージュ、ケーキ教室にも通われているのだそうです。

 

手が不自由になりつつあるにもかかわらず、

こんなに丁寧にステキ可愛い手仕事をされて、

前向きに生きてる姿に、上手く言葉にできないけど、

ただただ嬉しかったです。

 

私も真似してみたくて買ってきてみましたが、

まだ取り掛かれていません。

 

もう一度、最後にtoshimiさんのポーチを!

ステキでしょ!

 

 

 

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