アライグマランド

ハードコアラ。

岡部俊彦のマッドサイエンス

2005-01-30 12:15:03 | 美術
ASPECT IN ART 2005(荒井明浩/岡部俊彦/尾長良範/加治晋)
元麻布ギャラリーtoyama

岡部作品にだけ触れます。
ある程度は氏の作品を見てきた自分ではありましたが
今回の展示は、とても良かった。

「イニシエーション」と名付けられた空間。
白を基調におびただしい数の透明なビーカーとケース。
生命体なのか機械なのか判別できない内容物。
その奥にはぎっしりと貼り付けられた計画書、設計図。
凝縮された時空への挑戦。
まさにこの空間で
マッドサイエンティストと化している氏の姿が見えた。





チケットの半券

2005-01-29 22:42:45 | 音楽
実家に帰ったらチケットの半券が「ぴあ」袋に
たくさん入っていた。
その昔、[1991~1994]
自分が見に行ったものをとっておいたのだなあ。と。
(氷山の一角ですが。)
音楽美術演劇と。順不同で書いてみよう。
思い出すだけで楽しくなりますが。
まさに趣味そのもの。

①井上鑑+David Rhodes/1991.11.28/club quattro
②Killing Time/1992.4.27/club quattro
③近藤等則IMA/1992.4.16/club quattro
④山海塾「金柑少年」/1992.3.26/銀座セゾン劇場
⑤飴屋法水dutch life vol3[ドナドナ]/1993.6.28
 /吉祥寺バウスシアター
⑥近藤等則IMA/1993.5.18/club quattro
⑦坂手洋二・燐光群「鯨の墓標」/1993.1.7/下北沢ザ・スズナリ
⑧吉田カツ展「BOOKS」/1993.5.7/渋谷西武シードホール
⑨岡本太郎「萬華鏡」/1993.4.24/川崎市民ミュージアム
⑩横尾忠則「cosmos」/1993.3.17/西武ロフトフォーラム
⑪ACROSS THE BORDER LINE/
(清水一登、原マスミ、THE THRILL,渋さ知らズ)
/1993.7.17/club quattro
⑫小川美潮/1994.3.29/club quattro
⑬god mountain festival
 (OPTICAL8,demi semi quaver,melt-banana)
 /1994.9.8/新宿リキッドルーム
⑭横尾忠則spiritual pop/1994.4.20/ラフォーレミュージアム
⑮psychotronic driving 2nd tune
 (飴屋法水、dip、pbc、秋田昌美)
 /1994.5.4/クラブチッタ川崎
⑯ナム・ジュン・パイク「地球展」/1993.9.8/ワタリウム
⑰BOREDOMS/1992.9.19/渋谷on air
⑱ホッピー神山/1992.6.10/クラブチッタ川崎




高円寺百景のうねり

2005-01-25 23:32:20 | 音楽
高円寺百景「Live at starpines cafe 2002」DVD

はじめて高円寺百景を聞いたのは
新宿disk unionのプログレフロア。
ファーストアルバムが発売されたばかりで。
展開中だったのだと思うが。
とにかく大音量で店内にかかっていた。
釘付け。
何だ。これは。
聞いた事の無い音楽。
即買い。

とにかく突き抜けている。
上の上まで。
一緒に歌いたくなる。(凄い気持ちいいです。)
吉田達也という天才ドラマーが率いるこのバンド。
私もその後何度か見に行きましたが
DVDとなって何度も堪能できるのは
たいへんうれしい。



アライグマの1月モノ

2005-01-23 00:05:53 | 音楽
今後、月毎に購入したものを
記録して行こうかと思います。(最小コメント付きで。)
新しいものも古いものも買いますので。
知っているCDありますか。

「1月の購入」
①john zorn:MASADA『Live at Tonic 1999』DVD
 *興奮白熱のライブ。すげーかっこいい。
②bill laswell:SACRED SYSTEM [Nagual Site]
 *インド、タブラ。ナチュラルトリップ。
③大陸男対山脈女/Perfect Hell
 *吉田達也参加のノリ一発リフ重視プログレ。テンション高い。
④OE/Here and You
 *センス抜群です。音が暖かくキレがある。
⑤dip in the pool/静かの海
 *NYアヴァンギャルド陣参加。いいです。

PINKの雄叫び

2005-01-21 23:58:07 | 音楽
[PINK/光の子]

幅広い音楽性と先見性で。
無国籍音楽。メロディがセツナイ。
民族音楽もグラムロックも。
このような形のバンド
今ないですね。

それぞれは解散後もプロデュースなどで活躍。

福岡ユタカに「雄叫び」をさせたら
右に出るものはいないと
ホッピー神山が言っておりました。

1986年発売。
福岡ユタカ(vo,g)
岡野ハジメ(b,g)
矢壁アツノブ(dr)
ホッピー神山(key)
渋谷ヒデヒロ(g)
スティーブ衛藤(per)

ティポグラフィカの訛り

2005-01-20 23:05:25 | 音楽
「tipographica/1st」

最初にティポの音を聞いたのは
[welcome to heaven drive to chaos]
という伝説のV.Aでした。
漫画家クボキリコの元に集結した
アヴァンギャルド系のこのコンピには、
フレッド・フリス、板倉文(Killing Time)らが参加。
今堀恒雄によるこのtipographicaは、
音楽の構成要素としての音塊が解体し
それが何とかつながっているという感覚のものでした。

それから数年後このアルバムは発売。
音楽は変化を遂げておりました。
今堀氏の天才的なスコア。
崩れそうなアンサンブルからグルーブさせる。
ポリリズム、リズムの訛り。ずれ。
素敵なメロディと構成。
人力で演奏することの極限を目指した音楽です。
tipoがこの後の音楽シーンに
かなりの影響を与えたことは
皆が認めるところでしょう。

1997年に解散。

そして
今堀恒雄はunbeitipo。
菊地成孔はDCPRG。へとつながっていくのでした。

アライグマのサンプラー

2005-01-17 23:09:31 | 音楽
ライブ関連で。
かなり前から演奏に使用している
私の愛用サンプラーが
「vestax DSG 05」です。
もう売ってないでしょう。

特徴は
とにかく反応が早い。
ボタン一つでリアルタイムに録音と再生。
ピッチ変化もループもOK。
サンプリング音はその場限りです。

これは演奏する人によっては、全く使えない
サンプラーかも。しれませんが。
DJアライグマのようにコラージュし、
変化していくのを楽しむ演奏者には
最高のサンプラーです。
もう一台これ欲しいのですが、
vestaxさん、再発しないかな。


ライブコラボ「noise remix」

2005-01-16 16:13:28 | 音楽
neutral productionとのDJアライグマ
ライブコラボ「noise remix」。
1/15 ①15:00  ②17:00 

昨年の展覧会でも参加いたしました。
一年振りになります。
今回は「three vibrations」会場にて
VJ:ニュープロのhさん。
DJ:DJアライグマ&ニュープロのyさん。
という布陣であります。

持ってきた音源はほとんどノイズ音です。
切り刻みながらmixしていきました。
最近好きな音は、スイッチを入れたら出る
もしくはつないだことにより出る
「ブーン」とか「キーン」とかいう音です。(わかりますか?)
決して多くの意味を含まない、しかし何かが発されている
と言う類の音。
意識的に使いました。

yさんのエレクトロ音により
アライグマの音に艶が出ました。
いつも1人でやっているので、
影響しあう楽しさを満喫できました。
急遽(かも)2回公演。

次回は何回でも受けますよ!!。
(体力の限り)
ニュープロさんありがとう。





neutral production/three vibrations

2005-01-16 00:37:59 | 美術
neutral production個展
「three vibrations」

薄暗い空間に設置された三つの水槽。
会場に響くエレクトロな音と
水槽の下に設置された
スピーカーから発される重低音。
その振動に反応した水は 
規則的で美しい水紋を描き始める。
水槽に投影される映像。
水紋に影を作り、表面に反射した光は
壁面に揺らぐ3D映像を生み出す。

光と音、映像のコラボ。
お友達のニュープロですが
今回の個展、かなり神聖なものを感じました。
素敵な空間です。

1/15(土)会場にて
neutral production(映像、音)と
ワタクシ、DJアライグマ(音)
のライブコラボ「noise remix」
がありました。久しぶりに楽しかったです。
レポートは次回。


FRED FRITHの音楽

2005-01-09 17:12:51 | 音楽
FRED FRITH[gravity]

ビル・ラズウェル:MATERIAL名義でのアルバムで、FRITHという名を知り
ある日CD屋にてこのアルバムを手に入れたのです。

衝撃でした。
民族音楽がアヴァンギャルドな要素を取り込みながら
疾走する。それは深く、重く、軽く、楽しい音楽だったのです。

「Step Across The Border」というドキュメント映画でも
演奏が堪能できます。
完全にフリー。
そして音楽の天才。です。

長い間、私のフェイバリットアルバムとして
影響受けまくっているのでした。



下記もおすすめ。
①JOHN ZORN :NAKED CITYでのベース。
②MASSACRE(BILL LASWELLほか。)でのギターインプロ。

2005年 アライグマランド開園。

2005-01-06 00:45:41 | 美術
シンボルマークを大量に作成し
部屋にぎっしり敷き詰める展覧会を
「アライグマランド」と題し
そのうちにしたいと思っています。
マークに襲われる脳。


2005年
アライグマランド開園。
音楽、美術を中心に
私の好きなものを紹介していきます。
ミーハーでマニアな庭として散歩していただければ
幸いです。

近日公開:
サイトウマコト(グラフィックデザイナー)
MARC RIBOT(g)
飴屋 法水(アーティスト)