カフェリブロ 作家養成ゼミ 

数々の新人作家を生み出した経験から、今度は書店の経営する池袋のカフェリブロから新人作家を育てようとするプロジェクトです。

高木敏光氏とサンマーク打ち合わせ。

2007年07月19日 | 作家養成ゼミ
昨日、高木敏光氏の作品が、サンマーク出版での出版が決まったことを書いた。

高木敏光氏は札幌在住だが、月に二回は仕事で東京に来る。
昨日、高木氏は東京に滞在していたので、サンマーク出版の編集長と編集者との打ち合わせをする。

6割程度仕上げたという原稿を読んで、おおまかなスケジュール。
文章のイメージ。構成、装丁の話をする。

ちなみにこれはメディアミックスを狙っている。
今後の展開に期待してほしい。

打ち合わせの場所ははじめサンマーク出版の会議室。
大まかな話が終わったところで、近くの小料理屋に移る。

キャラ設定、一文一文の表現力は問題なし。
上手だと思う。さすがに群像新人賞、すばる文学新人賞の最終選考まで残った逸材だと思う。
しかしまだまだこの文章は磨ける。そういう意味で85点。

一方、サンマークの編集長はべた褒めだった。
それも興奮しながら褒めてくださった。
高木氏も気分はノリノリになってきた。
これから先も書く意欲がみなぎってくる。
ここまで評価していただきほんとに感謝。

原稿の読み方に多少の相違があるも、人の話を聞くととても参考になる。
決して自分が正しいとか、間違っているということではない。

私がさらに驚いたことは執筆のスピードだ。
高木氏は日に30枚のペースで書けると言う。
超人的なスピードの持ち主なのだ。
通常12-15枚くらいではないだろうか?

7月中にはクライマックスのついた最後までの原稿を書き上げるという。
楽しみな作家だ。

このデビューする前の作家が実は一番可愛かったりする。
そうブレークする直前。
作家と私たちとで今から自分たちの作品で世間が騒ぐぞという直前。
この感触はやめられない。

8月のはじめ、最後まで原稿を読んだらその報告をまたしたいと思う。

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