宇宙へのツイッター

踏まれた足を退けることが出来るまで

受け継がれる お正月

2013-12-31 14:08:28 | 日記


見る人もなく点いていたテレビの 緊急地震速報に驚かされた 2013年12月31日

今年最後の日です

要介護となった母の 白い割烹着で おせち料理作りにコマコマ動き回る 今や遠き姿が偲ばれますが それを思うと なんとノンビリした私でしょう

新しい年を迎えるべく お供え餅やお飾りは整えました



年末は夫の実家に出向き 両親と兄弟家族で揃ってお正月を過ごすのが当たり前のように続いた我が家には 厳かに3段重を用意し年始周りのお客様を迎える習慣はありません 

義両親を見送ってから 夫の実家と母のとを真似た簡単なおせち料理で 子供達に日本の風習を伝えてきました

興ざめではあるけれど
お正月とは言え 地球が1回転して新しい日を迎えたに過ぎず はつ日と言っても 昨日の朝と同じ太陽が 少しばかり北寄りの位置から昇るだけのこと
子供の味覚も昨日と同じなわけで 昆布の煮しめや田作りに 喜んで箸が進むことはありません

ブリの照り焼きだけは 物心付いてからずっと 元旦の朝に 教育熱心なお婆ちゃんの教えにより 自分の分は食べ残すことなくいただく習慣が身に付いていることは いつまでも大切にしたい 日本のお正月と義母への感謝の形として私の心に刻み込まれているように思います

地球が狭くなり お正月の過ごし方や食生活の変化に連れて おせち料理の形も変わっていくものと思われますが 我が家から巣立った子供へ そのまた子供へと 元旦の朝は 出世魚の謂れと共にブリを食べる慣わしは語り継がれていくことでしょう
 
やがてやってくる仕事を離れる日を想定して 料理に目覚めた夫の腕は磨きがかかりつつあります

『 少なめにね 少なめにね ・・・』 と お正月明けが気になる私の声なき声を知ってか知らずか 人数を越えた有頭海老やら百合の根に奮闘する夫にはご苦労様ですが いつもと変わらずキーを叩く私も とりあえず花の寄せ植えは お正月バージョンです



晴れの特異日だったでしょうか 私の認識する記憶では たった1度だけの元旦の雨を再確認するべく 明日もまたベランダからではありますが 輝かしい初日に2014年の平和を祈ることができそうです

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同じように育てたのだけど

2013-12-29 14:31:10 | 日記


それが現実に善しかどうかは疑問ですが 世間一般に理想とされる一姫二太郎の母

どちらも同じ両親が 同じように育てたようでも 第一子と第二子 男の子 女の子 血液型 などで違いが出てくるのも当然なのでしょう

キッカケは私のウッカリミスでしたが それぞれに非があり ラインによる問答が続きました 

最後まで謝る事を嫌う息子に対して
弟の未熟さを指摘しながら 反省することを心得る娘のメールが嬉しかったです

 


充分とは言えない子育ても一段落し 今は 花の蕾を育てるのに一生懸命な母となりました



7つの蕾を付けた 水仙の仲間のバルボコジュームの開花です
去年の洋ラン展でコラボしていた山野草のブースにて 我が家では見たことのない開花中の姿に飛びついて連れ帰り フレヤースカートを広げたような花を楽しんだ後 1年間 育ててきたものです


一方 こちらは同じく 花友さんから譲り受けたバルボコジューム
葉だけは勢いよく 球根は殖えていくものの 一度もさいたことなく育てること 数年



二つの鉢を南側に向けて横列に並べ 日照も同じ 肥料も同じ
どちらにも平等な愛をかけてきたはずなんだけど

それでも華やかに咲く花もあれば 葉ばかりもあるところに喜怒哀楽を伴いながら 育てることを止められない母かな


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嫁のイビリかた

2013-12-27 11:01:52 | 日記


子供達が巣立って プレゼントを贈る相手は大人一人だけとなった 我が家のサンタさん

今年は気が抜けたのか イブの夜はウッカリ寝過ごしたらしく 一日遅れでやってきました


PCは今ほど普及してなくて お便りを手書きしていたころは万年筆
お誕生日のケーキや クッキー シュークリームなど 子供のオヤツを手作りしていたころは 電動泡だて器

ある年は手頃な腕時計 ある年は万歩計

その年その年に見合って 私が重宝しそうな品を見出すサンタさんの裁量にも敬服する次第ですが 今年は珍しく書籍! が届きました

アクセサリーやバッグなど 女性に贈るに相応しいプレゼントは底を尽きることなくバラエティー
しかし 身に着けるものには拘りをもつ私であることを知るサンタさんのこと クリスマスプレゼントを選ぶのも30回を越えて さすがに選択肢を見失ったらしい

包みを開いて現れた2冊の本に 『 今年は ずいぶんと手を抜いたプレゼントだこと 』 と思った私でしたが 




サンタが選んだ書籍なるもの とは 40年ぶりに復刊され大人気だと言う 長谷川町子著 いじわるばあさん

姑が嫁をイビる時代は去り オヨメサンに泣かされる姑が増えているという巷の噂でも耳にしたのでしょうか
『 これをよく読んで ※男のオヨメサンをイビるコツを勉強するように 』 と サンタさんの弁

オヨメサンに苛められて泣かないように 今のうちから精神を鍛えておけ ってことですね?

ふふっ!

その※男の未来のオヨメサンからは 『 ※君と一緒に選びました 』 と バカラのペアグラスをいただきましたよ

よく気がつく優しくて可愛い お嬢さんです

でも せっかくのサンタさんの心遣いですから
いじわるばあさんの教えにのっとり 『 空気でも飲めってこと? 』 とでも言っておきましょうか

ワインは赤より白が好きです


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つぎはぎのクリスマス

2013-12-25 11:15:10 | 日記


若いころは ・・・

ん?
目に入れても痛くない天使は二人いるけど 孫はいない私は年齢不詳の魔女のはずが  ついつい 若いころは・・・と口走るようでは そろそろ若作りも無理がある?

その魔女が若いころは クリスマスといえば 3社合同のダンスパーティーというのがあって 12月になると勤務先の会議室に社交ダンスの先生を迎え イブの夜に備えて楽しく!忙しく!慌しく!クリスマスシーズンを過ごしたものです

そんな事を懐かしく思うのも やはり若さの賞味期限が近づいた証拠なのでしょう

ダンスパーティーには まず参加することもないでしょうカップルを招き お寿司で和のクリスマスパーティーを催しました



差し入れのケーキは 1ピースサイズでクリスマスデコレーション仕様


そして 12月25日生まれの旅友の誕生祝いは 台湾びいきの彼女の希望により 吉祥寺の駅前にて中華パーティー



何とかという お茶専門の喫茶店で 二次会



カモミールに ローズヒップとオレンジピールをブレンドしたハーブティーをいただきました


恋人いない歴何年という若者が集まって 男だけ 女性だけの 悲しい!空しい!淋しい!イブの夜を過ごすのも 若いというだけで 粋なもの

若さの賞味期限が切れそうな私は あっちでパーティー こっちのケーキと つぎはぎのクリスマス

昨夜 熟睡している時間帯を見つけきらなかったらしい我が家のサンタから 今夜にでもプレゼントが届けば ダンスパーティーのピースは欠けた 私のクリスマスのジクゾーパズルの完成です 


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至福のとき

2013-12-23 09:26:41 | 日記


頂きものの たくさんの柚子 

丹精込められた・・・かどうかは解らないけど 埼玉県から宅配のトラックに揺られること2行程の旅をして我が家に辿り着いたのですから 有意義に使わないと


まずはジャムをと 半日を予定し取りかかりましたが 意外にも皮と果汁と種と房とを分けたあたりで時間も体力もリミット 

それでも ユックリ時間をかけて どうにか美味しく出来上がりました



パン用のジャムというより お茶請けに重宝しそうです

テレビを点けたら ≪終の信託≫ の序章らしい画面に行き着き これはラッキーとばかり お茶とお茶請けをセッティングして テレビの前に居座りました

ティーカップは お気に入りのガーデニング柄 
頂きもののルピシアの紅茶はキンカン風味 クリスマスバージョンのクッキー あけぼののアラレ と いただきもののオンパレードで 至福のとき




 
同じ周防正行監督の ≪それでもボクはやってない≫ と似た 考えさせられる結末でしたが それよりも印象に残ったのは 人間が生きる機能を失ったときに最後まで残っているのは聴覚だという 役所広司さん演じる江木秦三のウンチク

命の最後の最後に 愛する人が歌う 子供の頃に母親が歌ってくれた子守唄を聞きながら 終の眠りにつけたら そのときこそが究極の至福の時かな

医学的に立証されていることなのかは別として 子守唄として私に思い出されるのは 母が歌ってくれたのかどうか
   
 ♪ ねんねん ねっこのケツに カニが這い込んだ
     ♪ 1匹だと思ったら2匹這いこんだ
         ♪ 2匹だと思ったら3匹這い込んだ
             ♪ 3匹だと思ったら4匹這い込んだ
                 ♪ 4匹だと思ったら5匹這い込んだ 

と 旋律の高低を交互に 延々と 1匹ずつ猫のお尻に這い込むカニの数が増えていくのだけれど 

うぅ~む ・・・
     
猫の気持ちが気になって 至福に眠れるかどうか ・・・ 



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永遠のサンタクロース

2013-12-21 10:53:02 | 日記



クリスマスが近づいて 今年も 2児のママである娘から預かったダンボール箱が ふたつ

どう見ても クリスマスのプレゼントとは思えない外観
毎年 このダンボール箱を目にするたびに いえ そうでなくても クリスマスが近づくだけで 私の脳裏に蘇る出来事があります



その年 
中学2年生だった娘が望んでいたクリスマスプレゼントは 自分の部屋に専用のテレビ
弟で 幼稚園児だった息子は そのころ流行っていた大きな野球ゲーム盤を それぞれが心に描くサンタさんへ お願いしました

しかし
息子の野球ゲームはともかく 受験を控えてテレビなどとんでもないと 我が家のサンタに却下されていた娘は なかば諦めていたのかもしれません

イブが近づいて 娘へのテレビに代わる品は定まらないまま サンタの指令により野球ゲームだけは準備した私は 娘の部屋のクローゼットを その日までの保管場所としました

娘は 既にサンタの真実を知る中学生
その包みが弟へのクリスマスプレゼントである事を伝えて そこに仕舞っておく意味への協力を得なければなりません
その日 下校した娘に クローゼットの扉を開けて野球ゲームの包みを示し 私の背後で きっと母親と大人同士の秘密を共有したことに満足げと思われる娘を振り向いた私でしたが
思いがけず そこには ポロポロと大粒の涙を頬から伝い落として立ち尽くす セーラー服姿の娘がいました  

『 解ってはいたけれど ・・・・・・  
  私のリカちゃんスーパーも メロディーちゃんのヌイグルミも みんな こうやって隠してあったのね ・・・ ・・・・・・・・ 』 




その境い目は それまでの子供らしいグッズから近藤マッチのレコードという 少し大人になりかけた小学校の中学年のころだったにしても 
娘にとっては 幼いころ イブの夜に届いたクリスマスプレゼントは 中学生になった今でも サンタさんがソりに乗って運んできたに違いなかったのです

今は 解ってはいても そのときは ・・・


娘の 心のサンタクロースを失わせてしまった 愚かな母  

その夜 帰宅して 私の思慮浅い罪を打ち明けられた我が家のサンタは 言葉のないまま 長い間 静かな空気が流れました

 息子の幼稚園の時の作品

そして 訪れた12月24日

受験を控えているにも拘らず 娘の部屋に 娘専用のテレビが届いたクリスマスイブ

息子には 間違いなくソリに乗ったサンタクロースからの野球ゲーム

そして 愚かな母にも
 
その年は何だったか忘れてしまいましたが その後のクリスマスイブの夜には 毎年 必ず 娘と息子が望むとおりの
そして 私のところには 万歩計とかマフラーとか サプライズなプレゼントが届くようになったのでした



娘が嫁ぐ日まで サンタクロースの存在を示すべく 我が家の子供にも大人にも届いたクリスマスプレゼント

披露宴のお開きに 両親へ贈る娘からの感謝の手紙は
『 26年間 ずっと来てくれたサンタさん 今日まで ありがとうございました 』 という言葉で結ばれました



今年 私の天使は サンタクロースに なにを お願いしたのでしょう

クリスマスイブの日まで 永遠のサンタクロースの存在を段ボール箱に詰めて 我が家に託す娘の姿に触れては 20年以上を過ぎても色褪せない記憶を振り返り 鼻の奥がツーンとしてしまう母なのです    


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幻の色 パブニナ

2013-12-14 10:19:03 | 日記


種からの芽出しは マアマアと言えるでしょうか
相変わらず球根は苦手で 水仙については 満足のいく開花を見たことがありません

特にチューリップなど 花後の球根を太らせる努力をしても 翌年の花を期待できるに育つのは せいぜい2~3割
素人は 園芸店で 毎年 更新したほうが美しい花を見られる というアドバイスに納得です

しかし その園芸店ですら 手に入らなかったパブニナ

北国の花友さんの パブニナの色に寄せる記述を目にしてから こだわっていた花です

我が家から 2時間ほどを要する花屋さんを紹介されて行ってみたところ  さすがに東北まで名の知れた花屋さんの陳列棚には パブニナを含めて 数種のアネモネが華やかに並んでいました
ところが お目当てのパブニナは 本来の花色を失ったらしい花びらが散り始めていて 良い状態とは言えません

花後の球根を管理して来年に繋げる自信はなく それとは別に 活きの良い二色のフウリンオダマキなどを持ち帰り その日の戦果をメッセージしたのは 昨年の初夏のころだったでしょうか

そうしているうち年末を迎えた我が家へ 発送元に覚えのない東北の園芸店から 宅配便が届きました
『横にしないで下さい』 と朱色で記されたダンボールの中 いくつかの鉢花に混じった 〝パブニナ〟 のプレートの文字で 贈り主が判明しました

北国からの花便り

艶やかに咲く花を好まない私に パブニナの色を見てほしいから と
どちらかというと 華やかな色が多いアネモネの中に潜む 色

この春 私が 幻のパブニナの色に出会えた事は 言うまでもありません

その年によって 苦手な球根には気まぐれな力の入れようですが 今年は 特別に手をかけた球根があります

    
●球根は、恐ろしく小さくなっています。もしかすれば、親指の先くらいの小ささです。
(土と間違えて捨てそうになるほど、小さくなります!)

●それをネットに入れて、風通しの良い日陰に吊るしておきます。

●10月中旬頃になったら、キッチンペーパーを湿らせ、ぎゅーっと絞ったもので、球根を包みます。
(びしょびしょに濡れたままだと、球根が腐ってしまいます)

●さらに、それをラップに包み、冷蔵庫に入れてください。

●5日ほどで、ゆっくり水分を吸って、球根が膨らみ 根がでてきます。

●根が出た方を下に、土に植えてください。

●球根を植えた鉢は、戸外あるいは、ベランダで管理し水を切らさないようにしてください。


チューリップすら 満足に咲かせることができない私に 北国の花友さんから伝授された アネモネの育て方


冬の始まりの風の中に 見つけた芽は三つ





幻の色 パブニナの花が 私の手によって咲こうとしています


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お母さんの匂いがする音

2013-12-12 12:29:46 | 日記


目に入れても痛くない天使から頼まれていた 給食用のランチョンマットが完成しました

オシャレなリバーシブルです

天使にとっては ひいオバアチャンになる 私の義母が使っていた足踏みミシンで作りました




 
NHK朝の連続ドラマ ≪カーネーション≫ の放送が始まる前の 春の連休を利用し 夫の故郷へ お墓参りに行ったときのことです

中央高速を下り お参りを済ませて その日 あいにく義兄夫妻は留守ということでしたが 久しぶりの実家へ立ち寄りました

住まいには鍵がかかっています

でも 義両親が健在の頃から決まっていた 物置の鍵の置き場所に記憶がありました
やはり 
家も物置も改築はしたものの 鍵の置き場は 相変わらずの植木鉢の下

物置と言っても 田舎のことですから 人が一人くらいは暮らせそうな広さがあります
見覚えのある古ぼけた食卓のホコリを掃い 懐かしい五平餅を取り寄せて 義両親を偲びながら一休みしたのでした

 寒い中にも白いポリジが咲いています

そうしたのち 朝の連続ドラマ≪カーネーション≫ の放映が始まり オープニングで 足踏みミシンの映像を目にする機会が多くなったころのことです

『物置にあったミシン 家に置けないかなぁ・・・』 と つぶやく一名が居ました

夫に 洋裁の趣味はありません
テレビ画面に見るミシンに 子供の頃の それを踏む母親の後姿が重なって お母さんの匂いがするミシンを 手元に置きたいと思ったのでしょうか

確か あの日 五平餅を食べた物置の隅にホコリを被ったミシンがあったのは 私の目にも覚えがあります

しかし 世は かのデザイナー家族を描いた≪カーネーション≫ブーム 
義兄はともかく 兄嫁が承諾するかどうかが気になりましたが それから何日かして 送り状の筆跡は兄嫁による宅配便で 我が家に ミシンが届いたのでした

昭和の中ごろより 義母が使っていたのですから錆び付いた部品もあり ベルトも緩んでいましたが 精密機械については得意分野の夫にとって オモチャのようなもの

見事に蘇ったミシンは 普段は部屋の片隅でレトロなインテリアの役目を 場合によっては現役に復活して
カタカタカタ と 私の電動ミシンを はるかに越えた小気味よい音を響かせながら 直線縫いの一芸を果たしてくれています



年末恒例のレコード大賞を前に 流行語など様々なランキングが繰り広げられる中 今年は珍しく 心に残った音 というのもありました

マー君が楽天の優勝を決めた瞬間 DJポリス そして第一位は 東京オリンピック2020 『 TOKYO 』 による歓声 

どれも心に残るに相応しい音でしたが では私が好きな音に思い巡らすと 包丁を入れたときに パシ-ッ! と食べごろを示すスイカの音 とか 真っ白い歯で齧るリンゴの音とか ランキングには一つもなかった食べ物の音ばかり ・・・

義母にとって理想とは違っていたかもしれない息子の嫁の私が 孫のランチョンマットを縫うとは想像もしなかったでしょう お婆ちゃんの足踏みミシンで  カタカタカタ と音を立てて雑巾でも縫いながら 『 あなたの好きな音は どんな音?』 って いつか夫に聞いてみたい気がします


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久しぶりのシリーズ  息子の愛

2013-12-10 10:52:46 | 日記


恥ずかしながら 庶民

庶民って言うのが 恥ずかしいのではありません

だいぶ過去に遡るけれど 日本人の意識調査で たしか半数近くが 中流を自覚 という調査結果だったように記憶しています
日本人が考える中流の基準は 諸外国のレベルと 少し ずれているということもあったようでしたが

私は 特に意識しているわけではないけれど 庶民である事は明らかな事実
たとえば 虎屋の羊羹を よそ様へ贈ることはあっても 私の3時のお茶菓子用にと デパートに出向いて求める事はありません
 
これを 恥ずかしいって思うのでもないのですけどね
わざわざ 声を張り上げて言うことでもないんじゃない? って 陰の声が聞こえてくるわけです

虎屋の羊羹だけでなく お世話になった方とか盆暮れのご挨拶として贈るのに 我が家の定番になっているのが 人形町の老舗による海鮮類の粕漬け

スーパーのと違って 人形町で求めるとなると 銀鱈なんぞは 野口英世さんでも 一切れしか持ち帰ることができません
切り落としのサービス品には 開店前から列ができるようで 手に入れるのは不可能に近い代物です

最近 会社員となった息子が 上司に お中元お歳暮を送る習慣を身に着け 何気に親のやることを見ていたらしく その時期になると人形町へ出向くようになりました

そして ついでに親にも という気持ちになるのでしょう



正真正銘の ご贈答用で サービス品の切り落としとは違います
甘味のある焼き魚は もちろん お父さんも美味しいとは言いますが 何よりも私の大好物
息子の愛が届いた 年の瀬のことでした

嬉しい食卓を ありがとう と 息子へ

そして 
母は 虎屋も大好きですよ
ただし 羊羹よりもモナカの方が好きなことは 知ってますよね? 


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9日(8日)久しぶりに訪問者数が200を越えていました。

年に2回のバーゲンセール

2013-12-08 12:40:11 | 日記


ただいま失業中

何しろ この季節は カメラを向けるほどの花もなく 種を蒔くときでもないし 咲きました! 芽が出ました! の発信を本業とする私には 仕事がなくて困惑のとき

この 花の農閑期に都合よく招待状が届く 冬のバーゲンセールに行って来ました

7月と12月 サラリーマン家庭にとって 懐に温もりのあるころに開催される 大バーゲンです

今回で70何回目と回を重ねて すっかり買い物上手となり 『 安いよ! 安いよ! 』 の声に惑わされ 身一つでは着るときを失ってしまう何枚ものTシャツを 買いあさるようなことはなくなり 必需品を必要なだけ買い溜めする術を覚えました



                         コーヒーとかシャンプーとか
                         

年に2回だけ財布の紐を緩められる サラリーマンの妻にとっては ストレス解消の日になっているかもしれません

その妻たるもの 無職でありながら失業中の折りに かろうじて ≪来た-!≫ のは クリスマスローズの蕾です

椿やヤマブキなら 一重とか八重などの言い様を 一重だとシングルのSS 八重ならダブルでDD 花びらが重なる周囲を一重の花びらが囲む咲き風をセミダブルとしてSD という 特別な表現をさせられるクリスマスローズ

普通なら 蕾がついた というところも マニアの間では 『 来た-! 』 と 待ち焦がれた叫び声を上げて チヤホヤされる花らしいのです




                      葉がモミジバ風のクリローに蕾


寒さに強く 夏の蒸れさえ気をつければ健気に殖えていく手がかからない花 と思いきや 鉢植えにした株の根は 地上部には似つかわしくないほど強健で 鉢増しのたびに 私を手こずらせます

愛らしいようで どこかに特別な花という気位の高さを漂わせる花姿は その根の頑固さなる由縁でしょうか

世界中の子供達が待ち焦がれるクリスマス と 花の女王とも言われる薔薇のローズ を独り占めしたネーミングに魅かれて育てるようになり 10年以上を経てもまだ どこか違和感を抱く花ですが 花が少ない時期に蕾を見せ始め 春の花が咲き誇るようになるまでの寒いときを長いあいだ咲き続ける ありがたい花でもあります


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6日 Oさんと本土寺の紅葉狩り やや遅め