南区別所だいすき 浦和

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17号国道を横切って・蕨宿本陣資料館へ

2011-02-09 21:26:08 | 別所見聞録
1606(慶長11年)・関ヶ原の大会戦がおわって天下の大勢は決まっても、まだまだ予断を
許さないこのころ、蕨城主「渋川氏」の将「佐渡の守 岡田正信の子 正吉」が名主となって蕨宿の本陣をなした。
これより、明治に至るまで連綿とつづいたとの説明があった。この中仙道の宿場はおおよそこんな状況から成立したようだ。
乱世から平和にむかってゆく街道のすがたが見える蕨の本陣姿を垣間見る、たのしいタイムスリップの場面なのだ。
小さいけど、日本史スケールを感じさせてくれる、良きすがたを資料館としてでんと居てくれるのは有り難いよね。

今回そこに展示されていたのは、「春」だった。



そうです、江戸期をかんじさせてくれる、「御殿式の雛段の飾り」だった。






舞の手が華やかで、歌舞伎の舞台のようだ。 とてもダイナミックで音曲がながれていないのが
不思議なぐらいです。





この館はほとんど申し分のない設備と内容だけど、「質問」にちょっと弱くて「あれこれ聞けない」のが、惜しいところだ。
この雛飾りには10ほど聴きたいことが湧いてきたけど、まあ、次回にしようと・・ハラもへったので、「どうもありがとう」
とお辞儀をしてあとにした。ではまたあした。

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