愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

サクラ

2016年02月28日 | Weblog
2016年2月27日の日経新聞朝刊の日経プラスワン何でもランキングに,サクラの名所としての大学ランキングが紹介されています。西日本6位に愛知学院大学日進キャンパスが選ばれています。1000本のサクラが咲き誇ると紹介されています。

学生には不便と嘆かれる日進キャンパスですが,50万平方メートル近い広大な土地に,講義棟,研究施設,スポーツ施設,ホール等が立ち並び,その合間に広い庭園が存在している立派なキャンパスです。そこには,多数の木々が植わり,私たちは,四季を楽しむことができます。その木々には1000本のサクラが含まれています。

もうすぐ,卒業式。卒業式は日進キャンパスで執り行われます。卒業していく4年生は最後に,入学式で見たサクラを思い出しながら,このキャンパスの景色を目に焼き付けて欲しいと思います。

また,4月には新入生が入学します。商学部の学生は,入学式から1年間この日進キャンパスで過ごすことになります。是非入学式にはサクラを堪能し,その後は1年間四季の移り変わりを味わって欲しいと思います。

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ビジカン問題点

2016年02月05日 | 卒論
第1回のビジカンは無事終了しました。先日指摘した運営上の問題点は、比較的容易に解決すると思います。重大な問題は、発表内容とその学生評価(投票)というイベントの根幹部分にあります。

今回、多くの4年生が卒論の内容を発表しました。教員から見ると、文献の渉猟、アンケート等の一次データ収集という点で、2、3年生の発表よりも総じてレベルが高い。にもかかわらず、卒論に対する学生からの評価が概ね低い。大半が低い得票でした。投票によって優秀賞に選ばれた卒論がありましたが、もっと良い卒論があるはずなのに、なぜそれらが高評価なのか不可思議。

閉会式で発表にかかわった先生方からコメントをいただきましたが、複数の先生から「我々の目と、学生の目は違っている。皆さんが優秀だと評価した発表の中には、我々が評価していないものがある」という指摘がありました。私も同様の指摘をし、「多くの4年生の卒論に対する得票が低いのは残念。4年生が伝える努力を怠ったことが原因の一つであるが、評価する学生の目が養われていないことも原因の一つである。今後の課題としたい」と話しました。

結局、自分たちに身近で、分かり易い発表は「良い」発表であると捉え、理論考察やデータ処理のような自分たちに難解な部分がメインの発表は「良くない」発表であると判断してしまったのでしょう。あるいは、自分たちに未知の分野は評価を回避したのかもしれません。投票用紙に評価のポイントを記述しましたが、それを学生たちは理解しなかったということです。

学生が研究発表に対する十分な評価眼を持たないという問題点は、私は過去10年間ずっと認識してきました。今回はそれが顕著に現れてしまったと思います。今回は、参加学生のモチベーションを上げるため、事前想定の4つよりも多くの学生投票による優秀賞を出しました(7つ)。しかし、本音を言うと、出しすぎたと思っています。2、3年生が今回の評価を参考に「こんなレベルでいいのだ」と高をくくって、次年度の卒論や研究発表に対する取り組みを進めてしまうのは、大変よろしくありません。次年度は4月からビジカンの準備を始め、できれば春学期中に中間発表会を実施したいと思っていますが、その時にきちんと参加学生の評価眼を養う工夫が必要であると強く感じています。また、不正が疑われる投票があったので、その防止も考慮して、投票方法も改善するつもりです。

ここで、うちのゼミの卒論を振り返ります。半数以上が一次データによって仮説検証を行っています。また残りは、ケーススタディーによってマーケティング上の原則導出を試みています。例年並みだったと思います。調査をきちんとやった上で、独自の見解を示すのが、卒論の基本であると過去散々諭してきましたので、それを受けとめてくれたようです。

ただし、つぎの大きな欠点があります。どれも理論検討が薄いのです。マーケティング論や経営学に関する様々な理論を用いて、「なぜそのことが起きたのか」について分析をするという努力が足りない。あるいは、仮説を導出する際に十分に理論に触れていない、ケーススタディーが物語の記述にとどまってしまった。3年生には、この反省を踏まえて、次年度卒論で理論を正面から取り上げてほしいと思います。

今年度ゼミの運営で良くなかったと反省しているのが、恒例の全学年参加の卒論発表会を行わなかったことです。ビジカンに参加するので、時間的余裕がないという判断から、卒論発表会を見送りました。しかしながら、2、3年生たちは卒論を今後どのように進めるべきなのか、4年生の反省から学ぶ機会を持てなくなりました。次年度は、ビジカンとは別に卒論発表会を開催する予定です。
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ビジカン終了

2016年02月04日 | 運営
1月30日、31日に学生によるビジネスカンファレンス(ビジカン)が開催されました。1日目は、ポスター発表、ポスター発表に対する投票、2日目は、ポスター発表、投票結果を受けた優秀者による口頭発表が行われました。36の口頭発表が展開され、発表者、参観者合計100名に上りました。初回にしては大成功でした。うちのゼミでは、2年生から1つ、3年生から3つ、4年生から7つ出展してもらいました。36の発表から7つ優秀賞が選ばれましたが、うちのゼミからは3年生から2つ優秀賞に選ばれました。

昨年6月、うちのゼミの4年生ゼミ長牧田君と、中野ゼミ3年生河合さんが中核になって実行委員会を設立し、うちのゼミ4年生全員がそれに加わりました。月に1度検討会議を開き、ビジカンの進行について議論してきました。ポスター発表は我々にとって未知の発表方法だったため、それを初歩から学ぶ必要がありました。コアタイムという聞きなれない用語を知ることになりました。そして、発表者はイラストレーターなどのポスター作製ソフトの使用方法を学ぶ必要性も生じました。手探りで1月末のポスター印刷と会場設営を迎えました。それと並行して、4年生は自分たちの発表ポスター作製を行いました。

発表エントリーの混乱、不完全な発表者名簿、発表者の欠席、当日の会場変更、懇親会参加者人数の把握不備などいろいろ問題が生じましたが、とにかく終了させることができました。ゼミの4年生はよくやってくれたと思います。これでプロトタイプが出来上がったので、来年度から後輩たちは本格的な発表会に発展させてくれると思います。今回生じた問題をつぶしていけば、優れた発表会の運営になるでしょう。

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