2013年9月、台北に行って来ました。
アバンティリゾートクラブさんの、エバー航空ビジネスクラスで行く台北フリー4日間です。
空港まで迎えがあり、いったんDFSに寄ってからホテルに向かいました。
到着した夜、念願のマンゴーデザートを食べに行きました。
ホテルから台北駅まで徒歩5分ほどです。
賑やかな商店街を歩いて行きます。
台北駅に行くまでに誘惑に負け、もう食べ歩き。うまうま。
台湾の物件価格をリサーチ。
42.38坪のマンションが3,980万元って、1億3千4百万円?
坪数にはマンション内の廊下やジム・プール・車庫等の共有スペースを部屋数で割った面積も含まれているそうで、個々の居住スペースは広くないそうです。
台北の平均世帯年収は153.8万元(520万円くらい)だそう。
住宅購入はなかなか大変そうですね。
台北駅から地下鉄に乗りました。
トークンです。
到着~。<百果園>さん。
駅からメインストリートを歩いて行き、一本裏の道に入るとあります。
こおんなテーブル。
お水も美味しそう。
山田花子ちゃんが来たらしい。
わーい。
連れの。
美味しかったー。
台湾では愛文マンゴーというのが一番美味しいとされているそうですが、残念ながら愛文マンゴーの季節は終わっていました。
でも他にもたくさんのマンゴーの種類がありますから、まだ生のを食べることができます。
マンゴーデザートを売りにする店は、生のマンゴーのない時期はマンゴーメニューをストップしてしまうそうです。
その時期でも食べられる店は冷凍マンゴーを使っているそうです。
台湾は暑い国。その真夏が一番マンゴーの美味しい季節になるようです。
この後また地下鉄に乗って、小籠包を食べに行きました。
一風堂さんがありました。
ダイソーもありました。
到着~。<京県楼(ジンディンロウ)>さん。
前回は県泰豊(ディンタイフォン)さんに行ったので、今回はこちらに。
小籠包ー。
小籠包はオープンキッチンで作られていました。
お腹、いーっぱいです。
(小さな声で言っちゃうと、小籠包、そんなに美味しいというわけではないかも…)
なんかこのあたり見覚えがあると思い見回したら、前回に来たふかひれのお店が向かい側にありました。
欣欣魚翅坊(シンシン・ユィチーファン)さんです。
安くて美味しいお店です。
ホテル前にあるケーキ屋さんで夜食を買っちゃいました。
豆乳ドリンクもエッグタルトもプリンも、美味しかったです。
翌日は、VELTORA/Alan1.netさんで申し込んだ<ローカル鉄道「平渓線」乗車!天燈上げ体験+九ふん散策観光ツアー<1日/昼食付き> です。
今は台湾通貨で3,000元ですね。
JTB台湾が運行するものを選びました。
他の同プランより少し高いのですが、ランチがあの阿妹茶楼です。
ホテル送迎付きです。
まず、十分瀑布へ。
台湾はどこへ行っても布袋さま。
これは弥勒如来(弥勒とは慈しみという意味だそうです。悟りをひらいた仏様が如来)もしくは弥勒菩薩(如来になるための修行中の仏様が菩薩)なのだそうです。
日本では布袋さまは七福神の一人ですよねー。
何かねー、滝の上部をコンクリートで補強して水を貯め、滝として落ちる水量を確保していると何かで読みました。
自然のままじゃないの?ん?ん?
十分で天燈上げを体験。
思っていたより楽しかったです。
こおんなことも祈願しちゃいまいました。
町の中心に線路が走ってます。
天燈はこんなふうに畳んで売ってます。
カットすいか。
ふかし芋。
ローカル列車平渓線に乗って九ふんに行きました。
九ふんの混雑。
阿妹茶楼。「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルと言われています。
阿妹茶楼でランチ。
どれも美味しかったです。
自由散策の時間にグアバのジュースを飲みました。
展望台。
九ふんの名物デザート芋圓。
饅頭も。
九ふんと十分って台北の観光の際並べて語られるので九・十と続くものかと思っていましたが、異なる由来のものだそうです。
九ふんは、清朝初期に9世帯しかなかったところから付いた地名だそうです(九ふんのふんは人偏に分と書くので、人=家族の意味になるそうです)。
1880年清の時代に金鉱が発見され、日本統治時代(日清戦争の結果清朝から日本に割譲された1895年から第二次世界大戦の結果日本から中華民国に編入された1945年まで)最盛期を迎えた鉱山の街だったそうですが、1971年に閉山されその後街は衰退の道をたどったそうです。
十分の由来って、ネットで調べても出てこない。
台湾の方のサイトに「樟脳を作る窯10個で一分で、100個あったので十分」という説がありました。
えっ樟脳?と思いましたが「樟脳はかつてはセルロイドの可塑剤として非常に大量に使用されており、日本は台湾においてクスノキのプランテーションを経営していたため、20世紀はじめには世界最大の生産国であった」という記載を見つけました。
地名の由来としてあり得るのかもしれません。
1920年代に入ると化学合成品が開発されて押されるようになり、やがてセルロイドに代わるプラスチックが出現してこの用途はほとんど無くなったそうです。
無煙火薬の原料としてノーベルが注目していたこともあるそうです。
へー。
帰途、台北101が見えました。
その夜は夜市に行きました。
ホテルから徒歩です。
途中、有名な胡椒餅屋さんがありました。
作ってるイケメンのお兄さんたちは手の甲にやけどがいっぱい。
焼窯の内側に素手で餅を貼り付けているから…。
お仕事は何でも大変…。
寧夏夜市(ニンシャー・イエスー)到着~。
前回、士林夜市に行ったので、今回はこちらへ。
たくさんの屋台にまじり、昔懐かしいゲーム屋さんもありました。
この夜市のそばに<古早味豆花(グゥザオウェイ・ドウホァ)>さんがあります。
台湾甘味の最高峰と言われる「豆花」の有名店です。
トッピングを選べます。
美味しかったー。
また、有名な牡蠣のオムレツ店もあります。
同店で鶏肉飯もいただきました。
魯肉飯もいただきました。
美味しかったー。
翌日はやはりVELTORA/Alan1.netさんで申し込んだ<基隆(キールン)・野柳(ヤリュウ)・北海岸公園観光ツアー<午前>です。
今は台湾通貨で1,200元ですね。
こちらは日本語ツアーではありませんが、参加者の国に合わせて各国語で説明してくれました。
今回の参加は、フランス人親子・アメリカ人親子・中国人女性と私たちでした。
ホテル送迎付きです。
えーと、このツアー、リコンファームが必要です。
台北に着いてからリコンファームの電話をしました。
まず基隆港を見下ろす中正公園(チョンチョンコンユエン)に行きました。
高さ22.5mの白い観音像・大観音菩薩像などが建てられています。
ここでカルチャーショック!
何分にどこでとガイドさんからの再集合の案内があってから自由行動だと思っている私たち日本人と違い、他国のみなさんは到着次第好きに動き出してしまう…。
ガイドさんは慣れた風にみんなの居場所を常に確認している。
えーと、じゃ私たちも説明を聞かずどっか行っていいんですね?
お目当ての野柳地質公園到着~。
世界遺産登録の申請をしているそうですが、まだ成らずとか。
野柳の地層は主に傾いた層状の堆積岩で構成されているそうです。
クイーンズヘッド。人気。
硬い岩石の上に沢山の大小の穴があってハチの巣のように見えるので蜂の巣岩と呼ばれるそうです。
結核(主に生物の残骸の硬い部分が凝結した炭酸カルシウムを主成分とするカルシウム質の砂岩が含まれていて地質が硬い部分のこと)の中にたくさんの貝のかけらやウニのとげなどがぎっしり詰まっていて、それらが海水に溶けたり岩が壊れたりして表面に小さい穴ができ、更に海水の塩分が岩石の組織を壊し小さい穴がだんだん大きくなり、蜂の巣状になるそうです
きのこ岩の頭はみんなそうですねー。
きのこ岩ができるのは、プレート同士の押し合いによって隆起し海面から出た地層にある節理(外からの力が加わりできる裂け目)が海面とほぼ垂直になっていると、海水により節理に沿って侵食が進み岩が柱の列のようになり、柱の上の層はカルシウムを含む砂岩層で下の岩層より硬いため波や季節風や日射しなどの侵食に耐え、一方下の岩層は侵食されやすいため、上の部分が太くて下の部分が細いきのこ岩になるそうです。
ごみ箱もひっそりと。
野柳の岩層中は三層に分かれているそうです。
一層目は、上の部分はカルシウムを含む砂岩で厚みはおよそ2メートルあり、下の部分は黄土色の砂岩から構成されているそうです。
二層目は、上の部分は不規則な砂岩になっていて、下の部分は黄土色の砂岩でできているそうです。
三層目は、球状の塊を含む砂岩で構成されていろうそうです。
これらの層の中に含まれる結核(前述)が様々な侵食作用の際に地形の変化を生む要因となり、野柳の奇観を作り出しているそうです。
海が荒れ海難事故が多発する場所だったそうで、災いを起こす亀の妖怪が住んでいたという伝承があるそうです。
その亀を天女が人間界に下りて来て退治した時、うっかり靴を海岸に置き忘れてしまったという仙女鞋(天女の靴)という岩があったりもします。
昔野柳の住民は生活が苦しく、暗礁が多く波も強く岩は絶えず濡れ北東からの季節風が吹く中、危険を冒して命がけでアマノリ(アサクサノリ等)やオゴノリ(紅藻の1種で刺身のつまなどに用いられる)を採り市場で売って生計を立てていたそうです。
そんな暮らしが野柳にたくさんの伝承を生んだのでしょうか。
午後は台北101に行きました。
地下鉄の駅から向かう途中の公園の椅子です。はいからさん。
レンタサイクルがありました。
パリやミュンヘンやロンドンなど、ヨーロッパでは当たり前の光景だそうです…。
「YouBike」というシステムで、162ヶ所のポイントで自由に乗降できるそうです。
「GIANT」という台湾国内メーカーの自転だそうですが、このシステム用にさまざまな工夫がなされているとか。
140~190㎝の方に対応しているそうです。
クレジットカードで借りることができるそうですよ。
台北101到着~。
高さ509.2m、地上101階・地下5階からなり、名前はここから付けられたそうです。
2004年に世界一の超高層建築物として竣工したそうですが、2014年現在はドバイのブルジュ・ハリファの828mを筆頭に東京スカイツリー等6つのさらなる超高層建築があるそうです。
えーとね、台北101といえば年越し花火ですよね。
一度この目で見てみたい。
でもねー、2014年のもので218秒だったとか。
218秒って4分弱ですよね…。うーん、これだけを目的には行けないかなー。
フードコートで食事。
やっぱりマンゴーデザート。
南国の果物。食品売り場は楽しい。
台北101、楽しかった~。
それから向かったのはホテル近くの美容室。
台北といえば台湾式シャンプーです。
150元くらい(日本円で500円くらい)です。
お洒落な店内でお茶などいただきながら、椅子に座ったままごしごしと頭皮ばかりか首筋までマッサージしていただきつつのシャンプー。
シャンプー台で流した後はいかにもカリスマと言った風な美容師さんにチェンジして、望みのままにスタイリングしていただけます。
男性もOK。
気持ち良かったー。
その夜はホテル近くの點水楼さんに。
何も知らず飛び込みで入ったお店でしたが、後から2012年の台湾で一番うまい小籠包に選ばれた店だと知りました。
Dの一人280元のセットを注文。
小籠包。
デザートにマンゴープリンを追加しました。
前菜も小籠包も湯もマンゴープリンも、どれも美味しかったです。おすすめ!
そしてホテル近くの夜遅くまでやっている足つぼマッサージ店にも行っちゃいました。
前を歩くだけでクーポンをくれます。
D.漢方足湯+足裏+全身マッサ-ジ120分特価1200元(4,000円くらい)にしました。
気持ち良かったです。
気になっていた仏頭果を買ってみました。
仏さまの螺髪みたいなのが一つずつはがれ、そこに種があります。
種の周りをしゃぶる感じ?
甘くて美味しいのですが、もろい。ホテルの部屋までぶら下げて行っただけで崩れました。
さて、帰国日の朝です。
台北で朝食といったら<阜杭豆漿(フーハン・ドゥジャン)>さんが有名です。
小雨の中歩いて一駅先を目指しました。
ここです!
でも、なんか閉まってる…。ショッピングセンターごと休みでした…。
せっかくここまで来たのだからと周りを見回したら、台湾式の朝食を食べられそうなお店を発見しました。
注文はここに記入するだけ。
豆漿(トウチャン)も小籠包も油條も蛋餅も大根餅も、美味しかったー。
帰り道、大きなかたつむりが。
ホテルで迎えを待ち、来たとき同様、いったんDFSに寄ってから空港へ向かいました。
美味しかったよ、台北!
自分へのお土産は、パイナップルケーキと、頂丁烏龍茶。
どちらも美味しかったです。
これにて<台北旅行 ダイジェスト>終了。
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