アニメ「K」を噛みしめる

ひたすらアニメ「K」を語るブログです。

K-カウント・ダウン-第四話 さよなら旧友

2015-04-04 | コミカライズ


「見えているか、アドルフ・K・ヴァイスマン。
 私は貴様のような楽観的な夢は見ない。
 力を持った人間が皆幸せな夢を選び取るなどとは信じぬ。
 ……だが
 私だけは理想の《王》となってやろう。
 だからそこで見ていろ


遅まきながら、K-カウント・ダウン-の感想です。
今回は白銀の王・アドルフ・K・ヴァイスマンと、黄金の王・國常寺大覚の物語。
もう、すごくよかったです。
泣けました。
國常路の死後、体を再生したシロと、14歳から黄金の王に仕え続けた古参のウサギの会話と回想で物語は進みます。
シロはドレスデン時代の思い出を語り、ウサギはドレスデンから帰国した國常路大覚の思い出を語ります。
國常路家の本家の若き当主である大覚の動向を探り、報告するという役目を負って分家から使わされた少年が、大覚の覚悟を知り、彼についていく決意をする場面。
100ビジュアルのうさぎを思い出してしまいました。
「今ここで名も個も捨てます。誇りを持って貴方の駒となりましょう」と誓う少年も、「その覚悟、確と受け取った。私と共にこの国の礎となれ」と答える大覚も、かっこよかったです。
そうしてその言葉通り、この国を支えてきた國常路大覚は、そのバトンを白銀の王に渡します。
「次は貴様の番だ、ヴァイスマン」と。
覚悟を決めたシロの表情もりりしくて、ああ主人公なんだなあと実感しました。

次回は紫とクロのようで、これもすごく楽しみです。


最新の画像もっと見る