雲の上はいつも青空

日々想うこと

医療の倫理

2017-02-15 | お仕事

通信学生から卒業し、ちょっと気が抜けた感じです

これからは写真ややりたい楽器を習いにいきたい

仕事は希望が持てないので、趣味に走る私です(笑)

私は家族さんとのコミュニケーションがちょっと苦手意識があります

いや苦手というよりか、情報収集があまりできていないというのが実情

いつもスタッフから家族さんの話を聞くたびに、そんなことを話しているのかといつそんな話をするのだろうと思うばかり

そんな職場に、もう三年が過ぎようとしているけど、どこか馴染めない自分があります

しかし今日はちょっとう~んそうなのかなと思う出来事がありました

ある重症患者さんで、インスリンのスケール打ちをやっているのですが、意識レベルも落ちて酸素吸入もMax状態

今朝の申し送りでまだ必要だろうかと師長さんとも疑問に思い、先生に指示を仰いだところ、”なぜ中止するのですか”と意外な答えが

終末期で看取りとなれば、必要最低限で苦しまない程度で最期を迎えるというのがいつものパターンですが、今回はそれとは倫理が違うでしょうとの先生の意見だったのです

当然状態も重篤になるとインスリンのバランスも崩れて今は高血糖状態でスケール打ちが続いているわけで、それを中止したらますます血糖値が上がってしまうし不適切な事情がない以外は続けていく必要があるとのこと

なんと倫理の問題まで出てきて、かなり理屈を言われてしまったのですが、でも毎回血糖チェックにインスリン打ちももうここまで来たらそこまでする必要があるのかと思うものであとでスタッフも同意見だったのですが。。

なぜ今回は自然にまかせて・・にならないんだろうといまだに疑問ですが、ここは折れるしなかったわけです

でもこういう先生とのやりとりって案外嫌いじゃないなぁって、臨床は苦手な部分も多いけど久しぶりに考えさせられる話が出来たというか、倫理なんて頭のいい人は難しいこと言うねと若いスタッフが言ったりして、ホントに倫理なんて言葉、通信の学生だった頃以来だわと思わず苦笑いでした。

 

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