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ビジネス成功の秘訣は、誰よりも早く「間違いを認める力」だった



「間違いを認める力」、実はこれこそがビジネスを成功させるために必要なスキルなのだ。間違えることが問題なのではなく、間違えをしてからの対応が大事。その対応次第では、むしろあなたの評価をあげることにつながる。海外メディアElite Dailyで話題になった、ビジネスに必要な「認める力」。ビジネスパーソンなら、誰もがハッとさせられるはず。

間違いを認めない限り、成長はない

かつて人々は、ガリレオの地動説を認められなかった。それまで地球が宇宙の中心であり、月や星が地球の周りを回っていると信じられてきたからだ。結局、カトリック教会がこれを認められるのに、300年以上かかった。

人は誰だって、自分の間違いを認めたくない。信じていたことや自分自信を否定される屈辱や敗北感、ある種の恐怖までも感じるからだ。さらにそれがビジネス上のこととなれば、利益の損失、計画の失敗、誰かを大激怒させてしまう こともあるだろう。
しかしながら、自分の非を認めないことには、その先に成長や成功はありえない。その精神的な苦痛を乗り越え、自分の考えや手段は間違っていたのではないかと考え、非を認めることで、より高い目標を達成することができるようになるのだ。

「認める力」で、圧倒的な差が付く!

しかし現実には、この「認める力」を持っている大人は少ない。だからこそ、その能力を持つことは計り知れない強さになるのだ。
もしあなたが間違いに気付いたら、出来るだけ早く認めて、次の対応を考えよう。間違いを正すことは短期的に見ればとても大変な作業だが、そこで後回しにしたら問題はどんどん拡大していく。そうなる前に勇気を持って認め、早めに解決すべきだ。
そうすることで、あなたは周囲と確実に差をつけることができ、信頼を勝ち取ることもできる。

スティーブ・ジョブズはミスを認めて信頼度を増した

さてあなたの上司は、どうだろうか?しばしば権限を持った人は、自らの過ちを認めない傾向があるようだ。
しかし世界的に有名な成功者はみな、失敗を認め謝罪し、再挑戦してきている。失敗した時の良い対応として有名なスティーブ・ジョブズ氏の例を挙げよう。彼がiPhone4の通話が切れるということで会見を行った時、不具合の理由を説明する前にまずミスを認めた。そしてメッセージを伝えた。
「われわれは完璧ではない。電話も完璧ではない。それでも私たちは、すべてのユーザーをハッピーにしたいと思っている。」
それから、iPhone4のすべてのユーザーに不具合を緩和するケースを無償で配布するという対応を行った。それでも不満がある方には全額払い戻しに応じた。この対応はiPhone4の評判を下げるどころか、さらなる信頼にさえ繋がったのだ。

成功するのに完璧さはいらない認める勇気を持とう

私たちは無意識のうちに完璧を追求してしまう。しかし、大きな成功のために失敗は避けられない。むしろ必要だ。間違いによって、修正すべき点が分かり、より良い方向へ向かうことができるからだ。
完璧でなくてもいいのだ。でも間違いに気づいた時には「私は間違っていた」と勇気を持って認めよう。その瞬間だけは、とても辛い想いをすると思うが、一度認めてしまえば、あとは前進あるのみだ。それができるかどうかであなたのビジネス人生は変わってくるだろう。
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