こんにちは!千葉大学4年の菊地です^^
今回は前回に引き続き第99回第三土曜市で行われたインタビューの様子をお届けします!
他地域からも注目を浴びる西千葉、そして土曜市。その注目は日本だけでなく海外にも広がっています。
第99回第三土曜市には東海村の村議さんだけでなく、韓国の「ハンギョレ新聞」の方々も訪れました!
以下インタビュー内容となります。
1.なぜ西千葉に来たのか
お隣の国とはいえ、どうしてはるばる日本の西千葉に来たのか。
その理由を尋ねたところ、西千葉で使われている地域通貨「ピーナッツ」に注目したからとのことでした。
ハンギョレ新聞は社会の革新をするものへ注目していて
ピーナッツを通じてどのように西千葉が変化したかを見たかったようです。
ハンギョレ新聞の記者の方は、子ども、お年寄り、パレスチナ支援やまちづくりに関係する人々など
多様な属性をもつ人々が共に土曜市を作っていることに西千葉の変化を見たようです。
ピーナッツは単に経済を活性化するだけでなく、人と人を結ぶことを目的として使われている地域通貨なので
このように多様な属性をもつ人々が土曜市に集まっているのでしょうね。
また、ピーナッツを知った経緯を尋ねたところ
去年(2012年)、「希望製作所」というNPO法人が行った西千葉視察がきっかけでピーナッツを知ったようです。
「希望製作所」は今回、通訳として同行した方が所属するNPO法人で、韓国、日本で
地域活動の支援や市民社会づくりの担い手の育成に取り組んでいます。
2.韓国における地域通貨やコミュニティ
韓国でも地域通貨はあるようで、実在の通貨を使って商店街における商品券という使い方をしているようです。
ピーナッツが実在の通貨のように物としてあるわけではなく、紙やインターネットを通してやりとりをし
人と人を結びつけるという人間関係に重点を置いているのとは対象的なので
ピーナッツは印象的に見えたようです。
韓国におけるコミュニティの事情をうかがってみたところ
韓国でも日本と同様、ソウル、釜山といった都市で人と人のつながりが弱まっているようです。
ただ、日本よりはコミュニティが残っているようで、その理由として
昔から韓国ではまちに出て、話すという伝統をもっているということをあげていました。
また、農村部では農作業を通してみんなで一緒に作業をしていたため
コミュニティが残っているようです。
このあたりは日本と似たところがありますね。
これでインタビューは終わりです。
次回の第100回第三土曜市でもインタビューを予定していますのでお楽しみに^^