新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

トキワアーケードにあるスマートボール専門店「アサクラ」…豊橋に行く!!

2017-04-27 06:59:46 | B級スポット
私は…パチンコは…
まったくもって…やらない…
やりたいとも思わない…


まず…あのけたたましい音が苦手…
さらに…煙草の副流煙が…服に…身体に沁みつく感じが
これまた…苦手なんだけど…




それでも
20歳くらいのときは…
多少なりとも…やったことはある…


もちろん…
ドル箱を積んで勝った記憶もある…



…けど…


パチンコの恐怖…


それは

負けても
やめられない怖さを何度か経験
して…




…というのは…

競馬だと…今日の軍資金は1万円…

…と決めると…
それ以上は…絶対に遣わないんだけど…


パチンコは
1万円つぎ込むと
あと…1千円突っ込めば…
玉が出るような…幻覚に襲われるのよ…



要は…
1万円のつもりでも
それ以上…遣っちゃうのよ…



スーパーマーケットで…
50円安い食材を見つけて
それを選んで買って喜んでいる…
そんな庶民的な感覚が…麻痺してくるのよ…



そんなパチンコをやめて
30年…



30年間…
パチンコ屋には
トイレで使用する以外は…苦笑…
入ることは…今までずっとありません…




そんな私ですから…
豊橋のトキワ通りアーケードの一角に
こんなお店があっても…
ずっと…素通り…してきました…



それは



スマートボール専門店「アサクラ」








パチンコのようなものに感じたから…



だって…
ほら…







18歳未満のお客様のご入場お断り…




この表記…
パチンコ屋さんと一緒じゃん!!






…でも…
パチンコ屋は…
どの街にも…とくに名古屋近辺だと
うじゃうじゃあるけど…



スマートボール専門店は
ここ豊橋の「アサクラ」と東京浅草、大阪新世界と、全国で3店しかないらしい…




要は…
絶滅危惧種???のようなもの





…となれば…
B級スポット好きの私…


行ってみたい気持ちが芽生えてくる…





だけど…
私が怖れる
お金に関する庶民的感覚が麻痺してくるパチンコのように…


あっという間に
5千円負けたらどーしよう???



…と思って
ぐぐってみたら…
1千円もあれば…めちゃめちゃ遊べるらしい…



暇つぶしに最適らしい…



…といった情報を得たら
B級スポット好きの私…
行かずにはいられない…笑





名鉄で金山からの豊橋往復割引切符を購入して
(1540円もするのに…笑)





わざわざ…行ってきました…



スマートボール専門店「アサクラ」








貸玉は100円で25個…とのこと



さてさて
100円を入れようとすると
壊れてて…入れれません!!!…苦笑






すると
年の頃は…70~80歳と思える肌艶のよろしいおばちゃん
颯爽と機敏な動きで手前にやってきて…



「これ、壊れとるで私にお金を渡してちょ!!」



スマートボール初体験の私


「遊ぶのにいくらくらいがいいですかね???」


…と尋ねると


「いくらでも好きなだけ…」



…なんていった回答だったので



おばちゃんに
300円渡せば…



おばちゃん、すぐさま



「3000万円ね! 」



見事な関西風のノリの一言…



いつのまにか
気づかぬうちに
3000万円手渡していたのかな???




おお…
怖れていたパチンコよりも高額…!!!


なんて冗談はさておいて


めちゃめちゃ庶民的な金銭感覚…
そして雰囲気も
昭和生まれの私にはぴったりな
遊戯場
です…










さてさて
3000万円…笑…支払うと
スタートはこんな感じ…







その玉をレバーをひっぱって玉をはじき


壁やくぎにぶつかって跳ねながら


「5」の穴にに入れば玉が5個
「15」に入れば15個、玉がでてくる…


ただ…それだけの
誰しもが…容易に遊び方を理解できるゲーム…




初体験…ってこともあってか


熱いギャルの黄色い声援が目の前から…



「頑張って…」




「うん!頑張る!!」って
頭をあげたら…
私に熱い視線を送るは…
 

年の頃は…70~80歳と思える肌艶のよろしいおばちゃん…





熱いギャル…


…とは…お店の看板娘のこと…笑


声援はホントは黄色くないけど…







さてさて
玉をはじけば…
ビギナーズラック



いきなり入る


「15」の穴



うわー!出てくる!出てくる「玉」「玉」







「お兄ちゃん、上手い!!」


…とお店の看板娘…笑


「「玉」「玉」…もとい…たまたまですよ…」



…と答えながらも
めちゃめちゃテンションのあがる私…



…と


またまた
玉をはじけば…
ビギナーズラック



続けて入る


「15」の穴



うわー!出てくる!出てくる「玉」「玉」








「お兄ちゃん、上手い!!」


…とお店の看板娘…笑


「こりゃらん!…もとい…たまらん!」


…と答えながら
めちゃめちゃテンションのあがる私…



「頑張って!!」


…と声を掛け
看板娘は…別のお客さんの応援…???…へと去っていく…







ここからは…
孤独な戦いだー!!



…と2、3球外れたのちには


2度あることは3度ある…



またまた入る


「15」の穴



うわー!出てくる!出てくる「玉」「玉」










「こりゃ、げたー!!…もとい…たまげたー!!」



玉で覆われ
肝心のスマートボールがみえなくなってきたので
ドル箱に玉をいれてみる…

見事に溜まった!溜まった!!!









たったの5球はじいただけで
この溜まりよう…



ふと思った



私は…スマートボールの天才だったんじゃないだろうか???



もっと早く…
10代の頃、出会っていたら
スマートボールの第1人者として
世界を渡り歩いていたのかも知れない???




才能に気付くのに遅すぎた…



…と後悔しながら…笑





お店の看板娘を呼ぶ…



「おばちゃん!溜まったよー!!」







さてさて
換金だ!換金だ!!



名鉄で1540円もした金山からの豊橋往復割引切符代金は
浮いたに違いない…



?????



玉数に応じてもらえた景品は
この中から…こちら…



















あれれれ??
私のイメージする
「18禁」と違う…笑










さてさて…まだまだ
玉はたくさん残っているので
興じる私…




隣りの台のガラスは割れてて使用禁止







熱くなったお客さんが
ガラスを叩いて破損したのでしょうか…



私は…けしてそんなことにはなりません!!



なんせ…
スマートボールの天才ですから…

























唐突ですが
…平家物語って知ってる???



「盛者必衰の理をあらわす…」




突然
襲われるスランプ…
まったくもって入らない!入らない!!


減っていく玉…玉…玉…



ほんの20分前は…
己のことを…
スマートボールの天才と信じていたのに…









「たけき者も遂にはほろびぬ ひとへに風の前の塵に同じ」




まるで
「平家」のように…














「…私はスマートボールの天才じゃなかった…
…ただの凡人だった…」



…ということに気づき…



また…
なんだか人生のようにも思え







ここでは終われない!!!



…と思って
もう200円…もとい…2000万円投入するも…







そうそうコイン投入口が
壊れていない台もある!!



でも…
コインははいっても
肝心の玉が
入らない!入らない!!
釘が邪魔をする!邪魔をする!!







2度目の人生???
も…



息絶えた…




悲しいかな…決別の時がやってきた…










「おばちゃん、ありがとー!!」


…と声を掛ける…




…と




「またきてね!!」



…と…なんとも愛らしい笑顔で返してくる


70~80歳と思える肌艶のよろしいおばちゃん…











「もちろん!」



…修行して??(どこで??)…
…修行して??(どこで??)…


必ず…私…
この場に帰ってきます!!!…笑






まあ…
500円で


「パイの実」ゲットして
約1時間…興じる…



盛者必衰の理を感じたとは言え
満足!満足!!




「18禁」とはいえ
他のギャンブルにはない
ノスタルジックな想いが感じられ…
さらには
温かい
「看板娘」との交流…笑



初心者にも
優しい遊戯…


スマートボールに興じた1時間…



さらには…

釘にはじかれ…はじかれ…

思うようにはいかない…
そこに人生の縮図までみれた…???



スマートボール体験
だったのでした…






















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