バリはいつもスルーしていた。
乗り継ぎのついでにちょっと寄ったぐらい。
けれど昨年末、珍しく数日滞在。
バリはインドネシアの中では特殊だと感じた。
写真は、ヒンドゥーの儀式(お祈りをする行事)のお供え。
女の人が1人1籠持ってきて備えていた。
籠の中には、ヤシの若い葉で作った飾り。中央部はきれいに編んである。
その編み方はいろいろあって面白い。
下には、ポン菓子みたいなお米をくっつけて円形にした食べ物や、おせんべい、お菓子、果物など
人によって入れるものはさまざまなよう。
祈りの儀式や人が真剣に祈る姿は美しい。
人それぞれ神とするものは違う。
人の神を侮辱することは不遜で、品格のある人のすることではない。
ときに一神教の人が、ほかの宗教の神を排除するのを見ることがある。
インドネシアは世界最多のイスラム教徒をかかえる国。
あちこちでいわれなき偏見にさらされることがないように願っている。
イスラム国とは「自称」であるだけで、マスコミや諸外国は「イスラム国」と呼ぶのをやめたらどうだろうか。彼らはイスラム教自体をポリシーとしていないし国でもない。このことで多くの敬虔なイスラム教徒は大変な迷惑をこうむっている。
人を殺したりテロを起こす過激派は容認できないが
一方で、なぜそのようなグループが次々に生まれるのか
よく考えなければならない。
Photo/Payangan, Bali, Indonesia(2014)
ブログランキング参加中
にほんブログ村へ