抱腹絶倒!NY育児日記

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時間にキッチリな日本人の性分が災いしたバスのお迎え

2008-09-04 11:24:25 | ぜ~んぶ見せます!
デニスがスクールバスで帰ってくることになっていたので、
11時30分に学校を出発するけど、いつ到着するかわからないってので
11時30分にはバス停で待っていた。

エリカとアヤが車道に出ないよう、注意をはらっているだけで
疲れる。

「マミーどんぐり!」と見せてくれるのはいいけど、
せまい歩道で追いかけっこ始めたりして。
その横では、ビュンビュンと急な坂を車が下っていくのだ。

15分くらいたったころ、私たちが待っているのは下り側だったのだが、
上りでバスが物凄い勢いで通り過ぎていった。

私たちがいないと思ってドライバーが通過したのかなぁ~。
などと思いながら、さらに待つこと20分ほど。

ご近所だし、携帯も忘れていたので、時間もわからない。

犬の散歩させている近所の人に時間を尋ねた。

「もうすぐ12時になるわよ」
あぁ~どんなに渋滞していても、
学校から10分程度の場所なのに、
バスが出て30分も過ぎてるなんて。

「さっきのバスがデニスのバスだったのよやっぱり」と
言いながら、

「急いで車で迎えにいかなくちゃ」
アヤとエリカをウチまで走らせる。

息を切らしながら、車に飛び乗り
坂を下っていると背後にスクールバスが!

車を停車させて、スクールバスに駆け寄る。

「ウチの息子が乗ってる?」と問えば、

ドライバーと爺さんが一人。
「もう誰も乗ってないよ」爺さんがメモを見ながら答える。
「これは、キンダーのバスじゃないの?」
「違うけど」

あっちこっちを色々なスクールバスが走っているから、
ややこしい。

また車に飛び乗り学校へ。

偶然、デニスの先生会う。

「まだバスは帰ってきてないけど。
きっと初日だからおくれてるんですよ」と先生。

学校のオフィスへデニスが戻ってくるのを待っていたら、
レイから連絡があった。

「さっきオフィスの電話に、スクールバスにデニスが乗ってるけど
迎えがいないから学校へ戻るって電話があったよ」

その連絡があったのは、
12時45分。

ってことは、あの通りに
1時間以上も待ってなきゃならなかったってこと?

黙って待ってたら、きっとイライラしてただろうなぁ~。

日本だったらこんなに遅れるならば、保護者に
連絡あるでしょ?

っつっても、私は外で待ってるんだから
携帯忘れてたら、連絡つかないか。

どちらにしても1時間以上も待たせるなんて、
あり得ない~~~って思った。

関係者は当然のような顔をして、
謝罪もしない。

文句言う親はいないのだろうか?

ワシもあまりに当然な顔されたので、
文句言えなかったけど。

日本の時刻表どおりにやってくる
JRを少しは見習ってほしいぜ。

バスで一周して戻ってきたデニスは、
特にうろたえてもいなかった。

「ハイ、マミー」とクールな対応。

「マミーがいなくて驚かなかった?」と聞いたけど、

「ウチの場所を説明したけど、バスが大きすぎて
入れなかったの」と冷静。他の男の子のウチを探して
バスが走ったりしたって話もしてくれた。

「初日のお迎えにマミーがいなかったから、
もうバスには乗らない!」なんて、デニスの
トラウマにならないかと心配してたけど。

成長したんだなぁ~と、しみじみ思った。

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