抱腹絶倒!NY育児日記

ご存知ハーレム日記の弘恵ベイリー、NY郊外で育児とライター業に大奮闘!NY関連の執筆、調査依頼いつでも可能です。

詐欺的行為が当たり前な、アメリカのカー・セールス

2004-07-31 16:27:21 | ぜ~んぶ見せます!

リンカーンセンターの前に置かれている意味不明なオブジェ

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carsdirect.comでレイが時間をかけて
ようやく在庫が見つかって、モデルや色など交渉が済んだはずの
トヨタのシエナ。

その在庫がある場所であるジャージーシティーNJまで、1時間以上
もドライブして行ったのだが、用意されてたのは予定していた
色と違うものだった。

私たちが買おうとしてたのは、ダークブルー。なのに、ライトブルー
の車が置いてあるのだ。レイが怒りまくる。
「キャンセルだ!僕らがオーダーした色とちがうじゃないか」

ディーラーは、「カーペットを無料にするから、いかがですか?」
「もう在庫が、この色しかないんですよ」
「他のショップにも同じ車種の在庫はないですよ。
ほら、これが在庫の状況です」

などなど
なんとか売ろうとクドクドとコンピューターで在庫状況を見せて、
セールスするのだった。

デニスが外に出たいとギャーギャーわめいて、外に出れば炎天下。
売りものの車に触ろうとするので、「ダメよ」と手をふりほどけば
しゃがみこんで泣きわめく始末。

こいつも、ここまで私に迷惑をかけて自己主張する能力がでてきたか。

うれしくもあり、同時にイライラも増し、腕をつかむ手にマジで
力が入る。片手でぶら下がってでも、デニスはしゃがみこもうと
するから、強引に私が引きずっている状態。

まったく~これって虐待してる母になった気分だわ。
こんなにまで、言うことを聞かない子になってしまってたなんて。
いつの間に?

こんなデニスの面倒を見てなきゃならないから、
私もディーラーのセールスに嫌気がさしていたころだった。

「奥様は、あの色がお嫌いですか?」ディーラーが聞いてくる。
「嫌いじゃないけど、夫があの色でハッピーじゃなければ、
私も同意できないわ」と率直に答える。
そしてディーラーの元をさり気に離れた。

レイは、結局キャンセルした。帰りの車の中で、
ディーラーの詐欺的行為に腹をたてて
何度も何度もぐちった。

「やつ等は、最初からダークブルーを用意するつもりなんて
なかったんだ」とレイ。
「たしかに、日本じゃ~こんな事、あり得ないわ。もし間違ってたら
ディーラーが平謝りよ、きっと」と私。

「アメリカでは、これが普通なんだ。やつ等は俺たちカスタマー
をアホ扱いして売れてないものを処分しようと、
あの手この手を使ってセールスしてくる。

最初から、ダークブルーがないことを知ってて、残ってる
ライトブルーを売りつけようとしてたに違いない。
だってカラーは車選びに肝心だってセールスしてるからこそ
知ってるわけで、

色を間違うなんて、そんな単純なミスをやらかすわけがない。

ともかく、もうcarsdirect.comの失敗じゃなくて
ディーラーがトリックを使おうとしたんだけど、それでもネットで
車を買うのは、よすよ。

ってなわけで、車探しは、また1から始まるのだった。

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黒人とのミックスの子を捨てる日本人女性

2004-07-30 13:43:32 | ぜ~んぶ見せます!

まだ客の入ってないガラガラなとこしか見たことないけど、クラブ13

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ハーレムに住むアキっちゃんが、近所のデリで日本人とのミックスの
ベイビーをつれたジャマイカンの男性からベイビーシッターをやってもらえないか?
と、突然に頼まれたという。

で、実際に詳しいことを決めようと、次の日、彼らと会うことになった。
私たちは、てっきり日本人の奥さんを連れてくるのかと思っていたら、
なんとシングルファザーだったという。

日本人のママは、育児ノイローゼで逃げ出してしまったとか。

彼は、ベイビーを完璧にケアするよう手伝うからと説得したが、
奥さんはベイビーを残して消えた。

いやはや、無責任っていえば無責任な母親なんだけど、
20代前半、若くして産んでしまってどうしようもなかったんだろう。
育児ノイローゼとかになったりすれば、逃げてしまうのも仕方ないんだと思う。

若すぎたせいで、事前に自分の育児環境とかを考えなさすぎたのだろう。
そりゃー自分の母親か夫の母親が手伝ってくれたりしないと育児って大変。

せめて子供をもつ友人などが近くにいてアドバイスなんかもあるといいけど、
20代前半じゃー友達だって、まだまだ遊びまわってるんだもの、
育児なんてやってられないに違いない。

特に外国で子供を育てるとなると更に大変。だって自分の親戚さえいないのだから。
私は、彼女が逃げたことを責めない。彼女の場合は、
夫が育児やってるんだから、まだ良い。

カナダではカナダ人夫とも別居して、一人で育児してるうち
結局、幼児を家に置き去りにして一人殺し、
生後三ヶ月の子も川に捨てちゃった若い日本人女性がいた。

~オールアバウトジャパン国際結婚のサイトより~カルガリーで起こったある事件


ただこの二人に共通するのは、なぜ彼女らの両親は手助けしてくれなかったのかなぁ~?
ということ。

子殺しした女性は、親に子供ができたことも告げてなかったという。
親子の対話がない家庭だったのかな。

結局、自己責任をとりすぎて、どちらもノイローゼになっちゃったのかもしれない。

その結果、逃げるという行動しかできなかった。

きっと誰かに相談していたら、もっといい方法があったのかもしれないんだけどなぁ~。
子供をつくらないように、
きちんとコンドームの使い方を教えていない日本の性教育が悪いのかもしれない。
っつっても、アメリカで性教育受けてさえ、若い子がバンバン子供つくってるし。

これも種の保存の法則で、こういう考えなしな人たちが子供をつくらないと、
少子化が進むからだろうなぁ~。
良識ある人で「今は家の家計が大変だから」とか、「時期が悪いから」とか、
頭でばかり考えて、
子供をつくらない人ばかりになったら、人類が滅亡してしまうもの。

とりあえず子供だけできれば、アダプションとかして面倒みてくれる
不妊の夫婦がいるわけで、
ちょっとエグい言い回しだけど、
不妊の夫婦には、こうした産み捨ての親が必要。

きっと子供が邪魔だと思ってる親が育てるより、
子供を必要としてる親が育てたほうが、子供だって幸せなはず。

子供は世の宝、生んだ人が、その子供を自分の所有物だと思うんじゃなく、
世の人のための授かりものだと思えば、子供を虐待したり、
殺すこともないんじゃないかというのが私の結論だ。

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99セントストアは、日本と品揃えがちがうぞ

2004-07-29 12:54:23 | ぜ~んぶ見せます!

商品をかき回して、やっと探し当てた多少まともなミトン。
アメリカでは、ミットと称するようだ。ついでにネイルケアセットも。

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日本の100円均一ショップと比べて、アメリカの99セントストア
は品揃えが悪い。しかも粗雑に並べられている。
観葉植物の下に置くプラスチックのトレーを買おうと思ったけど、
売ってない。

なぜだか私の行った99セントストアってガーデニンググッズ
が置いてなかった。で、デニスの爪の先を整えるためのグッズを買おうと
探してみると、あるわあるわ。

さすがアメリカ、マニキュアする女性が多いので
ネイルグッズは充実。ネイルクリップから爪の甘皮(キューティクル)
をはがす器具、爪を整えるためのヤスリ、サンドペーパーみたいな
ボードまで入ってるセットや。

その他、ヤスリが充実してるタイプのセット。足の指を開くための
スポンジが入ってるセットなどなど、いろんなタイプに分かれてる
ほど。

先端が小さなフォークの先みたいに二股になってる甘皮をとる
器具を使ってみた。初めて使ったのだけど、鉛筆削りみたいに
スルスル簡単に削れて驚いた。

オーブン用のミトンも買ったけど、デザインがダサすぎて
選ぶのに苦労した。ウンコ色のミトンとかって使えないよねぇ~。
掘り出して掘り出して探したのが、たった一枚だけあった
赤い縁取りのミトン。

あとは、くすんだ緑色のものや、ダサダサなブドウが描かれてる
ものや、クリスマス仕様のもの。

99セントのものを選ぶのにさえ、時間を費やしてしまった。
あぁ~、なんて貧しいのかしら。

他の客は、婆ちゃんとかが、ボロボロとその辺にぶら下ってる
ものを落としながら歩いてたり、もうフロアじゅうにグッズが落ちてる。
メキシカンの兄ちゃんがどんなにかたっぱしから商品を揃えてても、

婆ちゃんたちが重力にまかせてニュートンの原理で商品を落とす限り
永遠に片づかないのだった。

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NYに住むなら、一度はイーストビレッジに住むべし

2004-07-28 14:52:55 | ぜ~んぶ見せます!

インドのカレー屋付近の写真。

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レイがバケーションなのに、どこにも私を連れていかないと
私に「ぐうたら亭主!」とブーイングされるのが嫌で、それならと
子守を引き受け、私を野放しにしてくれた。

役所の職員に捕られてたのに、つながれた紐を噛み千切った
野犬のように、
ウロウロとダウンタウンまでアキっちゃんと共に徘徊した。いやはや、
やっぱーダウンタウンが一番NYっぽい。

もはや子連れでは入れない、ダウンタウンの雰囲気のよい
インドのカレー屋、レストラン。照明は薄暗くて、カップルが
テーブルの下で、エッチなことしてたって絶対にわからない。

カレーにゴキちゃんが混ざってても、スパイスだと思って
食べてしまいそうなくらいに暗い。今日食べた、ガリッと一塊
だけ妙な臭いのスパイスは、もしやゴキちゃんだったのでは?

「でも、これくらい暗いほうがカップルは盛り上がるんじゃない?」
とアキっちゃん。「私も彼ができたら、こういう所に来たい」と
続けてつぶやいた。

賛成!これなら少々ブスな男でも、男前に見えるにちがいない。
でもブラックの兄さんだったら、顔が見えなくなるぜ。

その後クラブへ行こうと、13というバーへ。8時半なので
ガラ~ンとしているどころか、誰もいない。従業員もいない?
仕方ないので、イーストビレッジはアスタープレースの
スターバックスでコーヒーを飲んだ。

学生っぽい子たちが勉強してたりするのが、ここのスタバ。
あとマックの会の日本人オタクっぽい兄さんたちも集う。
今日も、私たちの隣で、ラップトップを開いたり閉じたり
部品を落としたりしていた。

ミッドタウンとは違って、ダウンタウンは夜も眠らない街。
一晩中、若者が行き交うし、バーやレストランも夜通し
人が入ってる。

この辺りに住んで、毎日アスタープレースの駅で降りてた時代が
あったなんて信じられない気分。もはや遠い昔なのだ。
もう、この辺りには住むこともないし、住めないなと実感。

だって、子連れもいなけりゃー、主婦っぽい人もいない。
まず、たまってる人たちの年齢層が若いんだもん。
あの頃は若かったんだなぁ~。もう30歳すぎてたけどさ。

それでも一度、イーストビレッジに住んでみてよかったと思った。
それぞれのストリートに思い出がいっぱいつまってる。

いつも昼からバドワイザーとマリファナでフワフワしてた
うちのアパートの管理人であるプエルトリカンの兄さんと
昼間からストリートでビールを飲んで仲良く遊んだこと。

ルームメートのジローちゃんと、暗い地下室のアパートで
チャイニーズビデオを見て、毎日酔っ払い、語りあってる
うちに眠ってたっけ。

今は他州の田舎に引っ越しちゃったけど、マリファナ好きだった
友人タカ子は、一服してから、ビレッジの居酒屋、
焼き鳥大将でハイになったのか大笑い。

Yちゃんは、大酔っ払いして一度、焼き鳥大将でゲロった。
当時は、ウエイトレスさんに申し訳なかったが、笑えるなぁ~。
そんなYちゃんも今ではママだもん。

なんだか飲んでばっかだったけど、
きっと住んだことがなかったら、永遠にこの街に
あこがれていたのかもしれない。

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男の本能を刺激する!?ミラクルブラのパワー

2004-07-27 15:02:08 | ぜ~んぶ見せます!

Sherwood Island State Park
Westport

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レイがバケーションなので、コネチカットのビーチへ行った。
前回July4には、人が多すぎたので1時間で帰ったけど、
今回は平日なので、そんなに混んでなく

レイも泳いだりした。私も泳いだ。レイの犬かきは、相変わらず
オットセイのようだった。なんだか頭の形が、ハゲなせいか
それっぽい。

近くに泳いでいたブラックのカップルは、私たちが来たときから、
ずーっと海に入ってたのだけど、2時間後、
ずーっと海に入ったままだった。

「ビーチに初めてきたわけじゃないだろうに、どうしてあんなに
長時間入ってるんだろう?」とレイが驚いてた。

それはそうと、ビーチではデニスの震えが止まらなかった。80F
まで上がらなかったくらいだから、かなり寒かったのだろう。
震えながらも、海で遊びたいとギャーギャー
泣きわめいた。

私がゴザの上で水着に着替えてる間、
レイが見てると思ってたのに、デニスは浅いところで仰向けに
転んだ。ブラジャーをつけたまま走っていって抱き上げたけど、
かなり水を飲んだはずだ。

私も水に入って、震えるデニスをしばらく泳がせる。唇が紫色に
なってきたので、さすがに嫌がるのを無理やり抱きかかえて
陸にあがり、上着を着せてゴザに座らせた。

レイの実家へ、ビーチの後、晩御飯を食べに行った。
デニスがビーチで震えてたことを話すと、

看護婦のレイママは、「デニスが震えてたなら、すぐに海から
出さなくちゃ~ダメよ。ベイビーは、体温を保てないのよ大人
みたいに。そのまま体温が上がらなかったりして、救急車で
運ばれることもあるのよ」

「えええ~~~っ!そうなの?」私たち夫婦は動揺した。
「あなたたち親の責任よERに運ばれたりしたら。何時間泳が
せたのか?って厳しく尋問されるのよ」とママが付け加えた。

「えええ~~~っ!そうなの?」再び動揺する私たち。
デニスが死なずにすんでよかった。

と、妹のナディーンがやってきた。「へい、ベイビーデニス」
デニスを抱き上げる。しばらくあやしてたんだけど、デニスが
いきなりナディーンの乳をムンズとつかんだのだった。

そして数回、ムニュムニュムニュッと揉んだ。
ナディーンがデニスの手を離したけど、そのままだったら
揉みつづけてたかも。男ってベイビーでもスケベなのね。

「今日は、ミラクルブラなの」とナディーンがウインク。
「な~るほど、だからオッパイきれいだし」と、デニスの行動に
私も納得。

それにしても、デニスめぇ~母乳が終わってからというもの、
私の小さい胸には触れたこともないぞ。やっぱーこれって
男の本能ってやつですか?

ミラクルブラはベイビーボーイも唸らせるオッパイを
形成させるのだった。ナディーンの胸はグレープフルーツが二つ
入ってるみたいに丸くって、パツパツしてた。

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映画に出てくる娼婦も言えなかった

2004-07-26 13:43:59 | ぜ~んぶ見せます!
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休みなのに案外、行くところがないのが悩みの私たち。

映画にはデニスを連れて行けないし、
買い物は私たち夫婦とも興味ないし、
レストランだって、ファミレスのアップルビーズかコリアンぐらいしか
行くところがない。

日系スーパーで大道で買ったサンドイッチを持ってウロウロと車
を走らせる。結局、モールの駐車場で食べるという、つまらない
結末。

デニスはベビースターラーメンを気に入ったらしく、ガツガツと
食った。身体に悪そう。オーガニックの野菜とかにこだわって
ても、こんな化学調味料バリバリのおやつをあげてたんじゃー
同じかな。

でも、化学調味料にもなれておかないと、アレルギー体質
になってしまうと大変。今の時代は、化学調味料だらけ。

その後、ブロックバスターにビデオを借りにいった。レジはすごい列。
アメリカ人って、本当にビデオ好きだなぁ~。日本人の
ビデオ店って、ここまで列つくった記憶がない。横浜に
住んでたころでさえ、並んだ記憶ないもの。

さっきの化学調味料の話のつづきだけど、
ブロックバスターに置いてるジェリービーンズは、ものすごい色。
化学調味料と着色料のオンバレードってかんじ。

あと、グニグニしたストローみたいな
形の真っ赤なキャンディー。グミみたいな味なんだけど、
これも青やら緑やら、黒まであったりする。

「驚くほど酸っぱい!」って書いてるんだけど、
どんな味つけなのだろう?

一度、私がお産の時に母が買ってきて、食べたけど
「さすがの食いしん坊な私にも、これは食べれなかったわ」
と真っ黒なミミズみたいなグミキャンディーを捨てていた。

「弘恵も食べてみて」って言われたけど、「そんなまずいもの
出産直前に食べれないよ」と断った。
まったく、出産中にミミズのくさったようなゲロはいたら
どうすんだよ!

さて、なんのビデオを借りたかって。
ロスト イン トランスレーション。レイが見てなかったので。

この映画はかなり面白い。日本人がしゃべってるところを完璧に
英訳してないところがいい。アメリカ人にとって通訳は実際に、
こんな感じかもしれない。

あと「ストッキングを破いて」っていう発音のLとRがうまくいって
ない娼婦がやってくるところなんて、最高!
もちろん接待で娼婦をやとうっていう日本の気配りもスゴイ。

「ラリーって絶対に日本人には、発音できない」って
レイが私に言わせた。「Rally」あぁやっぱり言えない。

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ホンコンも日本もマナーが悪い?

2004-07-25 17:06:26 | ぜ~んぶ見せます!

デニスが甚平着てウンチ座りしてると、
昔コンビニの前にたむろってた
ヤンキー兄ちゃんを彷彿とさせる。

公園で、ベイビーを連れた中国人ママと話をした。
彼女のベイビーは、なんとデニスの誕生日の一日後に生まれてて。
芝生の上を駆け回ってるので、もっと上なのかと思ってたら。

香港出身、NYに住んで3年になるという。ご主人はペルー人の
実業家。リッチなようで、最近ハーツデールに家を買ったので、引っ越して
しまうらしい。今、家を買うって・・・超高いし。ハーツデールなんて、めちゃ高い。

それにしても、驚かされたのは、17ヶ月になる彼女のベイビーが
ミルク以外は、いっさい口にしないということ。それでも標準以上に
育ってるから、驚きだ。

公園デビューしても、滅多に同じ人に会わないので、なかなか友人に
ならないのだけど、彼女はとても話しやすかった。やっぱーアジア人同士って
気楽なのかもしれない。なんとなく、考えてることが同じだし。

「香港の人たちは、とってもマナーがなってないのよ」と言っていた。
「ぶつかってきてもエクスキューズミーの一言もないの」と彼女が続ける。
「それは日本も同じだよ。ぶつかって当然な社会だからかも」と私。

アメリカに来ると、滅多に人がぶつかってこないので、日本に帰ると
いつもオヤジのバッグやオヤジ自体がぶつかってきて驚かされる。
日本に住んでいたころは普通にこの環境で過ごしていたんだけどなぁ~。

あとエレベーターで、オヤジや男の子が、先に降りちゃうこと。
ドアを開けてくれないこと。などなど、それが普通なのに
不自然に感じてしまう。

子連れや妊婦に冷たいのも日本は普通。
NYなら子連れや妊婦が乗ってきたら、さっと席を立ってくれる人が
たくさんいる。縦列にウェーブを描くようにして、みんなが立ったりすることも
ある。もちろん老人に対しても、それは同じ。

子連れや妊婦に対しては私も自分がその状況に置かれるまでは、
気づかなかったけど。アメリカの男性って、どうしてそんなに気がきくのか。
きっと子供のころから教育されてるんだろうなぁ~。

デニスにも、そういったマナーを教えていかなければならないのだった。
日本の男って、そんな細かな気配りがなくていい社会だから楽かも。


旭屋書店で女性向けエロ雑誌を探す

2004-07-23 22:33:23 | ぜ~んぶ見せます!

旭屋書店近くのストリート

欲求不満なのか、突然に日本のレディコミなんてのが読みたくなった。
厳選された本を扱ってる紀伊国屋さんには、なぜかレディコミが置いてない。
新装オープンしてる旭屋さんに行ってみた。

レディコミが雑誌コーナーにあったのだ!
で、すぐさま童貞の中学生みたいに、周りをキョロキョロ見回してから、
それを手に取った。え?ホモ雑誌・・・。

ゲイのからみばっかじゃ~~~ん!
どうなってんの日本は。数冊あったけど、すべてゲイ。
日本女性はゲイにあこがれてるのか?

そういえば、美しい男性とは自分はセックスできない。
男同士の方がいけるって、高校生のころからゲイの美しいからみを
漫画にしてた友人がいたなぁ~。

ガクトなんかも、女性の性欲の対象にはならんだろう。
だって美しすぎるんだもの。あんな男が女性の大事な部分を
レロレロなんてしてる姿は想像できん。

しかも、女性のオッパイもんでたりとかって絵にならない。
女性でもSMの女王様にいじめられてる図ならOKかもしれんけどね。

ゲイのからみじゃー欲求不満がさらに増しそうなので、買うのはやめた。
育児雑誌に変更。

ジジババばかりの吹奏楽団鑑賞

2004-07-22 12:05:52 | ぜ~んぶ見せます!

子供たちが踊りまくり。英語じゃない言葉を喋ってたけど、
ロシア語っぽかったな。

クラシックコンサートがあった。
クラシックともいえない、地元の吹奏楽団の演奏。
NYフィルほどの実力はないものの、かなり楽しんだ。

デニスも体でリズムをとったり、拍手したり、クラシック好きなのかなぁ~。
いつもNHKが製作したクラシックのアニメを見てるせい?

途中、ブラックの兄さんが赤いチケットを配っていた。
え?どうして私たち親子のところへ来ないのと思ってたんだけど、
くじ引きが幕間にあって、その赤いチケットが番号札だった。

くやしぃ~~~!私たちは番号札すらもらってないから、くじ引きに
参加できないジャン!

背後に座っていた白人のオバちゃんが当たったらしく、名犬ラッシー
みたいにグングンと芝生の上を駆け下りた。
そりゃーうれしいでしょ、メイシーズが提供してるコスメグッズとか
キッチングッズなんかも配られてたんだもの。

どこそこのワイナリーからワインまで~~~!ぐ~~~っくやしい~~。

後半も迫力あるマーチやなんかで、ズンタカターズンタカター。
やっぱアメリカやねぇ~。

それにしても芝生の上に簡易チェアを持ってきて座りコンサートを
鑑賞してるのはジジババばかり。その他は私と同じく子連れのママ。
若いカップルがいないのだ。シングルでホワイトプレーンズに住むのは
出会いがなくて寂しいだろうなぁ~。

コンサートがひけると同時に、ジジババもオバケの運動会 Byゲゲゲの鬼太郎
が終わった時みたいに音もなく去っていった。
いったいこんなに大量のジジババは、どこからわいてきたのだろう。

やはり郊外でも、ちょっと都会で交通の便利な場所には年寄りが住む。
それがいい!ジジババは、自動車を運転しなくていいのだ。ヨロヨロと
高速でも危険だからね。

バスやタクシーや電車をつかって快適生活!よろしく。
私も年寄りになったら、日本人の仲間と、こんなコンサートを聞ける
中都市に住みたいわぁ~。もちろん純米吟醸をあおって聞くぞ。


ブロンクスのハイウェイで死にかける

2004-07-21 13:24:30 | ぜ~んぶ見せます!

うちの近所の公園、明日はライヴバンドがある

ブロンクスへ向かう途中、
ハイウェイをドライブしていて死にかけた。右側の車線(日本とは逆車線なの
で、スローな車)の脇で、工事してて、デッドエンドになってたらしく
そこに溜まった車が左側に出てこようとしたのだ。

私が、そいつを入れるために急ブレーキを踏めば、後ろから追突されるし、
そのままスピードを落とさず横をすり抜けようとしたら、ヨロヨロと出てきたのだ
その右側の一台のアホ車。普通、停まるだろうがぁ~~~!

で、私はクラクションをバーッと押し続けた。それでも結局ヨロヨロと私の
車線に入ってきたのだ。ブレーキ踏むのは、やっぱり危なすぎる。
左側を見ると、車がスレスレのところで先に進んでいったので
その後ろが空いてて、ヨロヨロ車にスレスレの状態で左側によけた。

ヨロヨロ車に乗ってたのは、頭しか見えなかったけど、
白髪で白人の婆さんっぽかった。

くそ~、あんな棺おけに片足つっこんでる婆さんに天国へ道連れに
されてなるものかぁ~。でも、そんなアホなドライバーだらけなのだ
アメリカは。

同日の夕方、近所のスーパーマーケットに行って、食材を買い、
駐車場へ向かっていたら、白髪の白人の婆さんが突然
「私の車は、どこに駐車したかしら?」と、私に問いかける。

「さぁ~・・・。今さっき私も、自分の車がどこにあるのか
考えてしまったわ」と笑った。本当に、なんとなくそう思ったのだ。
婆さんは、立ち止まって話を続けた。

「この間は、本気でわからなくなって、警察まで呼んだの。
どっちの道から来たのか?とか軌跡をたどって追跡したわ」
と苦笑い。婆さん笑いごとじゃないだろう。

警察も、ボケがはじまった老人の相手までしなきゃ
ならんとは・・・。

こんな自分の車がどこにあるのかもわかんない婆さんが
ハイウェイだって運転してるんだから、よっぽど気をつけないと
ヤバイと再確認したのだった。

美味そうな魚が泳ぐ水族館

2004-07-20 14:31:10 | ぜ~んぶ見せます!

Maritime Aquarium のサイト (所在地Norwalk CT)

コネチカットにある水族館へデニスを連れて行った。
せっかく、おにぎり作ったのに飲食物は持ち込み禁止。

白いアザラシみたいなのが昼寝してて、ビクとも動かない。
デニスはそいつを喜んで観察。

フグやヒラメが泳いでるところが見れる。
これって、まるで活き魚料理屋の生簀みたいだ。
料理された姿が、まざまざと脳裏をよぎる。

むむっ、旨そうだ、このフグ。やっぱー鍋にするかな?

カキまで、水槽に入れて展示してある。ご丁寧にノーウォーク
オイスターと名前つき。特産らしい。
うぉ~~~酒のつまみに、おろし大根の入った酢醤油で
食べたいぞオイスター。

なんだ?食い意地がはってばかり。お腹がすいてきたので
カフェでクラムチャウダーを食べる。なかなか美味。さっきの水槽で
死にかけてた貝を入れてるんじゃなかろうか?

水族館でシーフードを食べるのは、あまり気分のいいもんじゃない。

イルカやシャチがショーをやるような派手な水族館じゃないけど、
クラゲは美しかったし、普段食べてる魚が生きてるということを
子供に伝えられるので、学習にはもってこいの水族館。

海の生きものに触らせてくれるコーナーもある。カブトガニがガサガサ
水槽で動いてた。こんなの、その辺にいるけどさ。アメリカでもやっぱ
天然記念物?

キレる夫にキレる私

2004-07-18 09:03:53 | ぜ~んぶ見せます!

デニスは松ぼっくりが大好き

今日はホールフーズでお買い物。オーガニックフードを両手に、帰っていた。と、
「無料駐車券はどこでもらえるの?」とレジの兄さんに聞けば、「僕が渡すけど、駐
車券は?と問う」「あ、車に置き忘れてきた。今回はいいや」とレイ。

まったく~2ドルもするんだよ駐車料金。で、駐車場へいき外へ出ようとする。ゲ
ートでレイが「駐車券がない!」「え?どこに置いてたの?」「ベイビーグッズが入
ってるバッグの上」「そ、そんなぁ~ミルク出すときには見なかったよ」

「ない、ないっ!」探しまくるレイ。「チケットなくしたみたいなんだけど」とレイ
がゲートの兄さんに告げると「8ドルです」と、あっさり。「え?8ドルもするの?」
と再びあたふたと探し始めるレイ。

「絶対ここに置いたんだ!」「そんなこと言ったって、チケットなんて見てないわよ。
ポケットに入ってるんじゃ?」「入ってないんだ」「くそぉ~、駐車料金に8ドルも
取られるなんて、二度と来ないぞこんな店」悪役レスラーのようにキレて暴れそう
なレイ。

そんなにキレなくても・・・と私は思ってたのだが、どう聞いていてもチケットを
私が失くしたと言わんばかりに「このバッグの上にポンと置いてたんだ」プンプン
と煙が出そうなくらいに8ドルを払った後も怒りつづけている。

「どっちの道に行くんだ?」自分ちに帰る道さえ忘れ。「そこを真っ直ぐいって曲が
ったら家でしょ」こんな目と鼻の先のスーパーなのに。そのうち私まで腹がたって
きた。雨はバシャバシャ降るし、ガレージについてもプスプスとくすぶってるレイ。

雨の中、私はシートの下も探した。「やっぱり無いよ、私が失くしたみたいな言い方
するのやめてよ!」「チケットが無くなったことに怒ってるんだ」ってったって、雷
様のように怒鳴り散らすから、周囲にいる者もキレるのだ。

あぁ~、駐車券と8ドルくらいでキレるくらいなら、レイが言うように二度とホー
ルフーズなんて行かないぞバカヤロ~~~!


30すぎて親と同居はダメ?

2004-07-17 14:17:39 | ぜ~んぶ見せます!
実家でデニスのビニールでできた小さな円形のプールを買ってもらってたので、水
をためて裏庭で遊ばせた。かなり興奮気味で入ったり出たりして、はしゃいでいた。
そしてまたしても、酒でもあおるようにプールの水をおいしそうに飲んでいた。

そのせいか、頻尿になったらしく、わざわざポーチにきてオシッコちびったし。お
ばあちゃんが外出中でよかった。ご近所からも見えないので水着を着せてなかった
のが悪かった。ジョーッと、もろにタイルの上へ。

そうこうしてるうち、妹のナディーンが帰ってきた。どうやら29歳にもなったし、
両親との同居をやめて、ひとり立ちしたいと考えてるらしい。ブロンクスにコンド
を買うんだと豪語していた。コンドだなんて、いつも給料が安い安いって言ってる
のに買えるのかな?

レイ(夫)が「結婚するまで、実家にいればいいじゃないか」と言えば、「もう、私は
いいかげん大人なの。30歳になるのよ。それにもし結婚できなかったらどうするの?
一生、親と同居ってこと?」とナディーンが反論。たしかに一理ある。レイのおば
さんは、3人そろって独身だ。

だから、いとこは伯父の息子と娘のみで、数が少ない。きっとデニスのいとこも、
できないのかもしれないぞ。なんだかデニスが可哀想だし寂しいなぁ~。私なんて
鹿児島や長崎の父母の実家で親戚が集まると、いとこに会えるのが楽しみだったの
に、それがないベイリー家になったら・・・。

便秘に苦しむミックスの子供たち

2004-07-16 13:11:19 | ぜ~んぶ見せます!

スタッテンアイランドへ渡るフェリーに乗って、
自由の女神を初めて近くで見た。

長男デニスがベイビーなのに便秘で苦しんでいる。便秘っていってもウンチが硬い
わけじゃなく、やわらかくてもウンチをするときにギャーッとカラスが車にひかれ
たような声で泣きつづけるのだ。

ウンチをするのが怖いのか、両脚を竹馬のようにツッパリ、ケツの穴を閉じる。「お
ぃおぃ、そんなに閉じるから出てこないでしょぉ~がぁ~」と言って、両脚を強引
に開いてあげないとウンチは出てこない。

今日、友人の息子マイコー4歳はウンチの際に泣かないか、聞いてみた。マイコー
も家と同様、ブラックの父と日本の母のミックス。

「3歳になるくらいまで泣いてましたね、真っ赤な顔でふんばってたりして。友人
の話によると、ミックスって日本人の腸が長いのに、骨盤がアメリカンで小さいか
ら、その長い腸が収まりきれないらしいです」

なるほど~、ミックスって日本人みたいな髪質で、ゆるいウェーブ、なのにブラッ
クみたいに肌が黒いとか、ブラックみたいに足が長いけど、日本人みたいに頭はデ
カイみたいな見かけだけじゃなくて、体内の内臓や骨格もミックスになってしまっ
てるのね。

もともと農耕民族だった日本人と、狩猟民族だったブラックじゃー進化の過程で、
かなり違ってきてるだろうしなぁ~。今の若者って、硬いものを食べないからアゴ
が小さくなって小顔になってたり、外気が汚れてるから、目にゴミを入れないよう
にするためか、まつ毛が長かったりと進化してるもんなぁ~。

ミックスになったら、いいところばっかり進化してくれるといいんだけど。どっち
にしても腸が長いって今の時代になにかメリットあるのかな?

歌手に見つめられたら、見つめ返すアメリカン

2004-07-15 11:50:51 | ぜ~んぶ見せます!

教会で歌い慣れてるから、アメリカンは、すぐに歌えるの?
ハーレムゴスペル教会内

日曜日には、ビートルズのコンサートが家の前の公園であった。

ビートルズったってモノホンじゃないく、オヤジ二人が簡易ステージで演奏してた。
でも、馬鹿にできないくらい演奏はよかった。ビートルズってCDを買ったことな
んてないのに、知ってる曲ばかりだなぁ~と自然に身体がリズムをきざむ。

そのうちノリノリだった私。

今日はギャラリアモール付近の噴水の前でコンサートがあった。LAから来ている
というブレードヘアでスリムなブラックのお姉さんシンガーとキーボードの兄さん。
ブランディーみたいに可愛いし、歌がうまかった。そういえば、ビートルズといい、
この姉さんといい、

ミッドタウンのビジネス街でやってるバンドよりレベルが高いぞ。やっぱーホワイ
トプレーンズってリッチな人が多いから、高いギャラ払って、いいアーティスト呼
んでるのかな。

それはそうと、ブランディー姉さんが歌いながらベンチに座ってる人たちの間を歩
いて回る。で、一緒に歌ったり、じっと目を見つめて歌ったりとかする。日本人の
私は、やっぱー恥ずかしくて、彼女とは目をあわさないようにする。

白人もブラックも、姉さんに見つめられたら、どんな反応をするのか見てたら、ニ
コニコ笑ったり、じーっと見つめ返したり、踊りだしたりと、まったく躊躇しない
のだ。うちの息子デニスもやはりアメリカンなのか、姉さんをジーッと見ていた。
ま、子供だってせいもあるけどさ。

ブランディー姉さんが近よってきて、デニスの目を見つめながら歌った後、デニス
の手の甲へトントンとリズミカルに、指ではじいた。デニスは、じーっとその手さ
えも見ていた。

いやはやアメリカで育ってると、こういう風にステージのアーティストとの一体感
が鍛えられるんだなぁ~。子供のころから近くで歌手が歌うなんて経験は、日本で
は滅多にない気がする。

近くで歌うっていっても、神社の祭りで特設ステージに立って、死にかけてるアヒ
ルみたいな、こぶしを唸らせ、カラオケを歌う近所のオバちゃんくらい。

ブランディー姉さんにマイクを向けられると、一緒に歌う人もいる。たいていがブ
ラックの男性だった。ブラックの若い女の子は、一緒に前に出て踊ったりもした。

タダで、こんないい音楽が聴けるなんて、本当にいい昼下がりであった。