抱腹絶倒!NY育児日記

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坂本龍一さんのライヴに行く~ワールドファイナンシャルセンター

2008-07-17 00:12:11 | ぜ~んぶ見せます!
坂本龍一さんのライヴを聴きに行くため
ワールドファイナンシャルセンターへ。

友人が誰も来れなくて、一人でドライヴ。

ブルックリンへ渡るトンネルに入るような
ヘマやらかさないようにって緊張。
なかなかパーキングが見つからない。

ブルーで鮮やかに書かれた、
バッテリーパークのパーキングを発見。

ここならパブリックかもしれないから、安いだろう。

とUターン。

おっと危ない危ない、ここに行くとトンネルだ。
右側にトンネルのサインを見た。

そして無事Uターンを終えパーキングへ。

あれれ、入口が工事中?

そして右の路線に入っていたら、
大きくまたしてもUターンさせられる。

え?もしかして・・・。

細く長い道は、
ギラギラと白く蛍光灯が両側に光る道へと姿を変えた。
そうここは、トンネル。

まっすぐブルックリンまで行き着いた。

そして料金が5ドル。

ナビちゃん(ナビゲーションのこと)が一緒だから、
「道を間違えたら迷子だ~!どうしよう」って昔みたいに
オロオロしなくなったものの。

今度はナビちゃんがいるのに道を間違えてる自分に
腹が立つ。

ブルックリンへ渡って、すぐにUターンしてまた5ドル。

ブルックリンに何も用がないのに10ドルも取られて
さらに腹立たしい。

結局、一般のパーキングに駐車。

歩いていると今度は道がわからず、ちょっと大きな3つになってる
丸いビルを指差し、

「あそこのビルがワールドファイナンシャルセンター?」とそこいらにいた
おまわりさんに尋ねた。

「さぁ~?」とクビをかしげる
若いおまわり2人。

ついでに、
「そこのマリオットホテルのドアマンに聞いてみたらわかるよ」だって。

マリオットのフロントデスクに聞いたら、

「外に見えてるビルがそうです」と、さっき私が示した3連のビル。

それを目指して歩く。
すると交差点にて、日本人の女の子が携帯で電話中。

どこだかわからないって感じだったので、
「そこですよ」と教えてあげた。

私が日本語を喋っていることに驚いてる様子。

そんなに日本人に見えませんか???

せっかくなので会話していると、私のブログを読んでくれている
方だった。

住み込みでベイビーシッターをする
オペアーという仕事をしているそうだ。

会場で彼女のオペアー仲間2人と合流。

とても若くていい子たち。
私もお金があったら、若い子たちに育児をお願いできるのに。

育児って自分の子でも大変なのに、
他人の小さな子の面倒を見ているなんてスゴイ!

やはり20代で若いから、こうして精神力と
体力勝負の仕事をやっていけるのだ。

40代のママは、子供の遊び相手は不可能。
ボール遊びなんてできません。

今日もビーチで、子供たちが走っているのに
追いつけなかったもの。

いつもナニーに預けることに抵抗を感じていたのだけど、

こんなにキチンとしている
若くていい子たちに育ててもらえば、
子供もいい子になりそうだ。

ライヴが始まるまで、
坂本龍一さんについて語りあう。

彼はNYに住んでるって話から、

「前に矢野顕子さんと結婚してて・・・」って言うと、
「矢野顕子さん?」って知らないようす。

「彼はYMOのメンバーだった・・・」って話すと、
「YMOってナンですか?」

そうかぁ~、世代が違うと
YMOを知らないのだ。

YMO全盛期に
まだ彼女らは生まれてなかったのかもしれないな。

きっと彼女たちの中で坂本さんは、
美しい音楽を奏でるピアニストとして
カテゴライズされていたのか。

ステージへ上がると同時にマックのラップトップで2人並んで
ノイズや不思議な音を出しているのに対し、
不可解って感じだった。

坂本さんが、ピアノに座って演奏を始めると、
会場の皆もようやく始まったって空気が流れた。

けど、このピアノも
楽譜があって楽譜のなさそうな、まったく拍子を無視した音。

水が落ちていく音とかをピアノで表現している感じ。

雨が降ってる時の水の音を聞いたら、こんな感じだって
思った。

音楽というより音のアート。

私は会場で、音が描き出す情景や
言葉を組み立ててばかりいた。

とはいえ、最先端行き過ぎている音楽なせいか、
退屈して席を離れる人や、寝ている人もいた。

アンコールでは、ピアノの旋律がはっきりわかるもので、
ようやく皆が納得。

「アンコールの2曲がよかったわ」なんて知らない人の
声を聞いてしまった。

日本人はもちろん多かったけど、
アメリカ人も多かった。

さすが世界の坂本。

しかしアメリカだと坂本龍一を知らない人の方が
一般的なので、誤解しないよう。

私も誤解してました(レイは知らないらしい)

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