鳥海山(2,236m) (つづき)
象潟口の登山口まで、JRの吹浦駅からタクシーに乗ります。スタート地点の鉾立まで車で上がった時点で、すでに1,150mの高さがあります。歩きはじめは石畳の道で、その後も整備された道が続きます。見下ろすと、標高0mの日本海が大きいです。東京タワーやスカイツリーから街を見下ろしても、これだけの標高差を味わうことはできません。
約2時間で御浜神社に着きます。入口はかたく閉じられ、中に人はいません。すぐ近くからは、山肌にぽっかり穴があいたような鳥海湖を見下ろすことができます。大きくはない湖の水面に空の雲がうつっています。
ハクサンイチゲが咲いています。9月も下旬なのに咲いていることが驚きです。
すごい群落をつくっているところもあって、とてもきれいでした。
神社から今度は1時間で七五三掛(しめかけ)、そのすぐ先で道は二手に分かれます。千蛇谷を歩くルートと、外輪山の尾根沿いをたどるルートです。今回は歩きやすそうな前者を選ぶことにし、岩を歩いて梯子を下って谷へ下ります。
(登頂:2014年9月下旬) (つづく)