東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー、山歩き、山釣りなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

一家に1台

2006年01月15日 | 田舎の話

今年の大雪は北陸、上越を初め多大に被害をもたらしている。ここ東北も例外ではなく私の実家(山形県 南陽市)の集落もすっかり雪に埋もれた状態。山形市内でも80cmほどの積雪があった言うが、国道13号線から4km程山手に入った当地は150cm近い積雪の有様。
3年前、6年前も同じ位の積雪を見たがそれは最盛期の2月の話。今頃こんな積雪は生まれてこのかた見たことがないとうちの年寄りは言っていた。
全国各地に中山間地の過疎化が急激に進み、この辺でも年寄りの夫婦世帯が多くなり、周りでは平均年齢70~85歳位が標準となっている。そうなると雪下ろしは大きな負担となり、どうしても機械力に頼らざるを得ないようになる。トラクターにバケットのアタッチメントを取り付けたり、小型の中古パワーシャベルを買ったりしている人もいるが、あまり家が建っていない当地ではロータリー除雪機が一般的である。
しかしホームセンターなどにおいてある除雪機などではパワー不足で使い物にならず、自分の所ではロータリー幅100cm、デーゼルエンジン仕様を使っている。屋根から落下した様な硬くて重い雪を飛ばすために、はどうしてもこの位の仕様でないと困る。最近は近所のうちでも最近殆ど購入しており、一家に1台の必需品となっているようだ。
この集落でも2日前雪下ろしの作業中に屋根から落下し、頭を打って病院に収容された人がいた。新聞紙上には出ない多くの負傷者が入るのではないかと思っています。


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