産業用機械の電気技術者のための国際規格

海外へ輸出される産業機械は国際規格に適合することが求められますが、特に米国規格NFPA79は異なる部分があり注意が必要

欧米向け制御盤での電源供給電線・ケーブルの主電源開閉器等への直接接続について

2017年02月23日 | NFPA79規格情報

産業用機械装置の制御盤の規格NFPA79、IEC/EN60204-1では電源供給電線・ケーブルを主電源ブレーカ等に実施可能(practicable)であるならば直接接続することを求めています。最近、この要求が海外向け物件の各設計者に伝わってきているためなのか、電源端子台を省く設計が多くなっています。この結果として、工場出荷前の機械装置の製造工場内での試運転時には電源供給ケーブルを制御盤に接続する際に、高い位置に取付けられた主電源ブレーカ等への不安定な姿勢での配線作業や、更に狭い配線スペースでの接続作業に四苦八苦している姿を時々見かけることがあります。

続きは以下のHPを参照ください。

http://www.almak-japan.com のNFPA79解説

以上


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