事件のない空間

PCとか写真とかその他ゴッタ煮
かなり不定期

故郷へ

2006-02-12 20:18:02 | NHKアニメ劇場 雪の女王
毎週日曜日夜7:30から放送中のNHKアニメ「雪の女王」、最終話のエピソードは「故郷へ」。元ネタは言うまでも無く「雪の女王」より、お話し その七「雪の女王のお城であったことと、その後のお話し」の中のほぼ後半。キャラクターが多い事を別とすれば、割と準拠してたりする。

帰りの道中で、原作通り山賊の娘と再会するのはいいが、カイに向かって「いったい、あんたのために世界の果てまで行くほど、ねうちがあるかどうか、あたしはそれが知りたいね。」と言わなかったのは寂しいねえ。

それに「雪の女王」に出てくる雪の女王って、いい人過ぎるな。話数を重ねるごとにどんどん人が良くなってくる。最後はただの優しい女の人になっちゃってるわ。原作に描かれていた大自然の厳しさと暖かさをあわせもった、絶対的な存在感と圧倒的な美しさが感じられねえよ。いささか物足りないねえ。まあアンデルセン原作の「雪の女王」とは別物だと思っていれば、なんと言う事は無いが。

つうことで、「雪の女王」もとうとうおしまい。全36話、16話からしか見ていないけど楽しませてもらいました。途中でアンデルセン原作ってことを忘れて、毎回ワクワクしながら楽しんでおりました。そして見るたびにドキドキさせてもらいました。言い終わり方だったし。

さて、これで日曜日を埋めていたネタが一つなくなってしまいましたなw

迫る魔王

2006-02-05 20:20:18 | NHKアニメ劇場 雪の女王
毎週日曜日夜7:30から放送中のNHKアニメ「雪の女王」、35話のエピソードは「迫る魔王」。元ネタは言うまでも無く「雪の女王」より、お話し その七「雪の女王のお城であったことと、その後のお話し」。しかしそもそも原作では鏡の背景に過ぎない魔王ですから、雪の女王と魔王の戦いなど無いわけで。

相変らずカイの記憶は取り戻せてないですな。でもパズルは完成した。焦る女王をしりめに歌を歌いながら。今回はコーラスグループにカイまで加わってカルテットになっちゃった。あ、アザラシまで入れるとクインテットか。女王様とラギは魔王と命のやり取りしてるって言うのにねえ。

しかし、ラギってもしかして氷河に閉じ込められていても死んでたわけじゃないかね。体温が下がって活動が極端に鈍っていただけとか?
女王様が「あなたを復活させたのは私の力など及ばぬもっと大きな力です」って言ってるが、「復活」であって「蘇生」とか「生き返る」とかじゃないんだね。ホルガーの魂がポイント?

次回は最終回「故郷へ」。ええ~まだ36話目なのに~。当初の予定では39話だったのに短縮かよ~。まあ、最終回をしかとこの目に焼き付ける事にしよう。

ラギの復活

2006-01-29 22:06:05 | NHKアニメ劇場 雪の女王
毎週日曜日夜7:30から放送中のNHKアニメ「雪の女王」、34話のエピソードは「ラギの復活」。元ネタは言うまでも無く「雪の女王」より、お話し その七「雪の女王のお城であったことと、その後のお話し」。しかし既にオリジナルな展開となっている。もう一度たりとて見逃せません。

今回もカイの記憶は取り戻せないまま。逆に狼のホルガーが登場した事で、女王様の心に火が付いた。雪の女王に火が付いても大丈夫なのか?問題無い。この部分はアンデルセンの原作には無いから。ラギ復活をもくろむ雪の女王。愛するホルガーに会いたいから、というほど単純でもないが。

トロル達とゲルダ、仲が良い。良いトリオだ。このまま三人で巡業に出たらどうよ。受けると思うな。三人で歌を歌って。カイは駄目。三人の歌を聞くと悪い子になっちゃうから。

次回は「迫る魔王」。ラストバトルが近づいている。NHKアニメ版はとんでもない「雪の女王」になったなw

氷の城

2006-01-22 21:47:37 | NHKアニメ劇場 雪の女王
毎週日曜日夜7:30から放送中のNHKアニメ「雪の女王」、33話のエピソードは「氷の城」。元ネタは言うまでも無く「雪の女王」より、お話し その七「雪の女王のお城であったことと、その後のお話し」。但し原作の雰囲気はひとかけらも無い。
実は両親の旅行プランに付き合って話ししていたら、放送時間が始まっていたどころか終わっていた。困った物です。仕方が無いので録画を見ることにしましょう。

今回見所いっぱい。一瞬たりとて見放せません。
開始早々いきなり激しいアクションシーン。ゲルダの前に立ちふさがる氷の城の衛兵たちとトラップの数々。これを次々と乗り越えていくゲルダ。世が世なら夏季冬季オリンピックで金メダルを首からじゃらじゃら言わせるくらい取れるでしょう。
他にもペラペラのトロル達とゲルダの演奏会、愚か者魔王復活するなり即雪の女王への愛の告白など面白すぎ。
しかーし、最大の見所はなんと言ってもラストシーンでしょ。カイが眠るベッドへと向かうゲルダ。このシーン、見ていてすごく、とってもすごくドキドキした。息が詰まるような、それでいて感動的なシーンには涙無しではいられない。ああ、今回も素適なそれはもう素適なお話しだったな。


次回は「ラギの復活」。直球勝負なサブタイトルだなwもう少し引っ張れよ。もしかしたらサブタイトルが吹っ飛んじゃうほどの超演出が待っているのかもしれないけど。まあ刮目して待つ。

賢者と風使い

2006-01-15 20:55:15 | NHKアニメ劇場 雪の女王
毎週日曜日夜7:30から放送中のNHKアニメ「雪の女王」、32話のエピソードは「賢者と風使い」。元ネタは言うまでも無く「雪の女王」より、お話し その六「ラップ人の女とフィン人の女」でほぼ原作に準じた内容。ただしゲルダは小さい女の子とは程遠いので、ベーや彼女たちの反応も優しく保護すると言うのは無い。

ラップ人の女が賢者に、フィン人の女が風使いになっている。氷河の向こうが不思議の世界の領域だからだろうか。原作ではここだけ妙に現実世界の地名を使ってるのとは対照的だ。当然、アニメでは雪の女王の城はスピッツゲルゲンともフィンマルケンとも言っていない。

今回のゲルダ、もう超人的。トナカイって凄く重いはず。穴に落ちたベーをロープで引き上げる姿は実にたくましい。そしてベーでさえ吹き飛ばされた猛吹雪のなかを歩いていく姿は、神がかりというか魔神的というか。さすがに賢者や風使いみたいに空を飛んだりはしないようだ。
さらにゲルダ、オープニングから歌いだしました。もう超人的な歌声。不意を突かれてこっちも周章狼狽。これで終わりだと思ったら、途中でまた歌が始まって聞く羽目に陥る。製作者どういうつもりだ、楽しんでるのかw

最後はベーとのお別れ。短い登場だったな。ここで別れとは意外だわ。原作どおりだけど。ベーと別れて振り返ると、そこはもう氷の城だ。あと7回、どんな話しになる事やら。

次回は「氷の城」。元ネタは「雪の女王のお城であったことと、その後のお話し」の前半になるのだろうか。なんか予告編ナレーションで「懐かしい私の家」とか言っていたので、誰かさんの精神攻撃があるのかも。……ってこの雪の女王も相当きてるなw

山賊の絆

2006-01-08 20:26:43 | NHKアニメ劇場 雪の女王
毎週日曜日夜7:30から放送中のNHKアニメ「雪の女王」、と言いつつ前回放送から実に三週間ぶりだ。出だしのテンプレ忘れていたよ。31話のエピソードは「山賊の絆」。元ネタは言うまでも無く「雪の女王」より、お話し その五「山賊の小娘」より・・・・・もっとも既にオリジナル展開全開大行進。元ネタには「ディアデビル、ナイアガラの滝下り」とか色々あるが、アンデルセンじゃないなw

今回の内容は・・・「そんな餌で俺たちがクマー」と言う感じ。つうかいきなりシロクマが出てきて大笑いだわ。ハリウッド版といい、NHKアニメ版といい何で原作「雪の女王」にいないシロクマを出したがるかな。しかも美味しい場面で。ベーとシロクマの対決シーンは戦闘的なアニメ版雪の女王に相応しい内容だ。
ラストはベーと共に氷の城へ向かうゲルダ。頼りになる仲間です。山賊編で3話も使ったのに、鳩から重要情報を聞くエピソードをあえてカットするとはさすがだな。もっともすでに氷の城を目指しているのに、いまさら雪の女王の情報もらってもくどいだけか。そんな訳で、ベーとゲルダの出発は実にあっさりした物。むしろあわただしいくらいだ。

次回は「賢者と風使い」。ストーリー的には「ラップ人の女とフィン人の女」辺りになるのだけど、あらすじを見る限り「パラダイスの園」前半を思わせる感じだなこりゃ。23話の「パラダイスの園」と同じ元ネタだけど、あちらは後半部分なのでネタはダブっていない。無論、あくまでも印象なので見てみないとわからない。

山賊の掟

2005-12-18 21:59:19 | NHKアニメ劇場 雪の女王
毎週日曜日夜7:30から放送中のNHKアニメ「雪の女王」、30話のエピソードは「山賊の掟」。元ネタは言うまでも無く「雪の女王」より、お話し その五「山賊の小娘」より・・・・・だが、こんなエピソードは原作「雪の女王」には無い。アンデルセンの他の話しにあるのかもしれないが、私には思いつかない。

放送開始10分30秒ごろから大雪速報がでた~。正に雪の女王。というかアニメ本編のサイズが小さくなってしまったよ。予感はしていたんだよ。まあ良いけど。

今回からベーが大きく登場しています。前回も少しだけでているけどね。「ベー」はトナカイの名前。適当につけたようにしか思えないが、原作にもある名前なんだから仕方が無い。つうか原作「雪の女王」で名前が出てくるのはゲルダとカイとベーだけなんだよな。あとの人は実は名無しだったりするのよ。数少ない原作からの名前、それが「ベー」。口で発音してみると間抜けな響きがある。「べー」「べー」「べー」と何度も口にすると馬鹿にしてるのか?という感じwベーは馬でも鹿でもなくトナカイだけど、ってトナカイは鹿の仲間か。
ベーって妙に神々しいというか風格があるのよね、アニメでは。しかも「私は君と会える事をずっと前から知っていたんだ」とかって未来でも読めるんですか?それとも雪の女王関係の事情通?なんとなく年寄り臭いのは声のせいばかりでもあるまい。

前回に引き続き、今回もゲルダ暴れてます。今回の対戦相手はフリーダだけではない。山賊を相手に大立ち回り。「一対他、これぞ武神流」ってまでは行かないけど。にしてもつええよ、ゲルダ。山賊の雑魚共ではゲルダを捕まえる事なんて出来やしないよwこんなに強い童話ヒロインがかつていただろうか?いやいない。
しかもですよ、馬と対話してるんですよ。「話し合えば理解できる」って風の谷の姫様ですか?もう「ゲルダ様」とお呼びしなくてはいけませんね。ゲルダ様ゲルダ様。ずっと、ずっと遠くから旅をしてきたゲルダ様。

前回今回と連続して見ているとベーが大きな存在に見えてきます。ラギに変わる新たな道連れです……桂コーチ?

次回は「山賊の絆」。どうも助かったっぽいフリーダだけど、今度はアマンダ(フリーダの母)が倒れたらしい。ああ何か既視感が。

山賊の娘

2005-12-11 21:31:00 | NHKアニメ劇場 雪の女王
毎週日曜日夜7:30から放送中のNHKアニメ「雪の女王」、29話のエピソードは「山賊の娘」。元ネタは言うまでも無く「雪の女王」より、お話し その五「山賊の小娘」より。あとなんか混じってる気もするが、気のせいだろう。

大氷河の向こうでは山賊は人間じゃないらしい。耳とんがってるし。さらに山賊は二つのグループに分かれていて、縄張りを巡って抗争しているらしい。アニメ版は思いっきり話しを膨らませてきたな。
その山賊に捕らえられたゲルダ。実に堂々たる態度。王者の風格さえ漂わせている。今回の見所はなんと言ってもゲルダ対山賊の娘(フリーダ)のカード。凄まじくハイレベルな戦いです。ラギ流格闘術の正当伝承者となったのか?ゲルダ。いきなりこんなシーンが出てくるから、「雪の女王」は見逃せません。

次回は「山賊の掟」。禁断の実を口にしたばっかりに災いが訪れ、その罰を受けるフリーダ。それを前にしてゲルダは走る。「この拳、我が強敵(とも)のために!」元ネタは「走れメロス」かな?……ってアンデルセンじゃねえよそれ。

不思議なカラス

2005-12-04 23:18:39 | NHKアニメ劇場 雪の女王
毎週日曜日夜7:30から放送中のNHKアニメ「雪の女王」、28話のエピソードは「不思議なカラス」。元ネタは言うまでも無く「雪の女王」より、お話し その四「王子と王女」。原作準拠のエピソードを見るのは初めてだったりする。これまでの19世紀中頃を舞台とした旅行記から、メルヘンチックな雰囲気に一変。

序盤のゲルダは痛々しくてもう見てらんない。つうか目がうつろ。このまま吹雪の中で凍死するんじゃないかと、見ている方が画面に向かって手を差し伸べたくなってくる。ゲルダの頭の中はラギさんラブラブモードのまま。「ラギさんラギさん」と嘆く姿に、思わず涙をこぼしてしまう。

そこへ不思議なカラス登場ですよ。なんと人語を解し料理もできる。舞台は「いつもぽかぽか春の里王国」へと移る。そこは「不思議の領域」。あまりの激変に、ゲルダの頭が悲しみのあっちの世界に行っちゃったかと、心配してしまうほどだ。

まあ、そんなゲルダも立ち直り、ラギの遺言に従って再び「先へ」行く。カラスも王子も王女も、そしておばあちゃんも良い人ばかり。そんな人たちのおかげだ。みんないい人ばかり。そんなところもメルヘンだ。

次回は「山賊の娘」。「雪の女王」より、お話し その五「山賊の小娘」。耳がMr.スポックだよ。どうやら最後まで「不思議の領域」が舞台になるらしい。

ところで今回はゲルダがいきなりリュートを鳴らして歌いだした。まったく毎回不意をつかれるぜ。

何度も何度も見てると

2005-11-30 21:00:59 | NHKアニメ劇場 雪の女王
雪の女王27話を何度も見ているうちに、少なくてもゲルダはラギに対して本当にラブラブなんじゃないかと思えてきた。
ゲルダも旅立ちから3回目の冬。出発は冬だったので、ストーリー開始から既に二年以上経過した事になる。11歳だったゲルダも今や13歳のお年頃。恋の一つや二つあってもおかしくない。ましてや「強くて優しくて誰よりも大切な人」ラギと一年以上も旅をしてきたのだから。ゲルダにとって初恋かもしれない。悲劇としか言い様の無い終わり方だったけど。

そうなると、カイはどうなるのか?と言う疑問が湧いてくる。カイは一つ年上で家がお隣の幼馴染、一人っ子のゲルダにとってはもっとも身近なお兄ちゃんと言う事になるのか。まあ将来のお婿さんとかそういう気持ちはあったかもしれない。何よりも家族同然と言う意識も強かったかもしれない。15話以前を見ていないマサムネにはその辺りは20話の総集編で推測するしかない。

恋する事で大人の階段を上り始めたゲルダ。次にカイに会ったとき、ゲルダはカイを男の子ではなく、男としてみる事になるのでしょう。それは原作のエンディングとも違和感の無い、感動的なものとなるでしょう。

カイの気持ちはどうなるのかって?多分カイはとっくにゲルダに惚れてるんじゃないですか。ゲルダのことを忘れた方が良いと思うほどに。今は本当に何もかも忘れて、童心に返ってますが。
そういう目で見ていると、エンディングで流れる小田和正「大好きな君に」はまさにカイの歌なんだと気が付く。まあ、あの歌は見るエピソード毎に印象が変わっちゃうんだが。

大氷河の危機

2005-11-28 18:47:11 | NHKアニメ劇場 雪の女王
毎週日曜日夜7:30から放送中のNHKアニメ「雪の女王」、27話のエピソードは「大氷河の危機」。元ネタは「氷姫」だと思われる。もっとも単に山岳物で人を氷付けにする氷河の存在が、「氷姫」を思わせるに過ぎない。今回は事情により一日遅れで視聴。

もう、アクションゲームの世界。ゲルダも十分凄いがラギなんてもう超人的。風雲たけし城とかサスケなんて目じゃない。それでも二度も水浸しになってる。雪山で。見ている方も寒くなってくる。つうか生きているのが不思議不思議。
今回アクション強化週間と油断していたら、いきなりゲルダが歌いだした。ラギの優しげな表情は愛娘を微笑ましく見守っているかのよう。でも歌い終わった直後に雪崩。ゲルダ、お前のせいだw

そして先週に引き続き、ゲルダとラギはラブラブ全開モード、ラギもゲルダもお互いを「一番大切な人」とか「誰よりも大切な人」って言い切っちゃってるよ。カイはどうした?これ本当に「雪の女王」?そう言えば雪の女王も原作よりも人間臭い。

息も詰まるようなアクションの末は唐突とも言える悲劇。
「ゲルダ、おまえは行くんだ。私より、もっとずっと、ずっと先へ」
なんすか、これ。もう「岡、エースをねらえ」のノリですよ。そうかラギさんは宗方コーチだったんだな。何も知らずに旅立つゲルダ(違。絶望から立ち上がるのはいつの日か?

次回は「不思議なカラス」。ようやく話しは雪の女王本編に戻る。七つのお話しの内、お話し その四「王子と王女」。雰囲気が大きくファンタジックに変わりそう。

ホルガー伝説

2005-11-20 23:43:37 | NHKアニメ劇場 雪の女王
毎週日曜日夜7:30から放送中のNHKアニメ「雪の女王」、26話のエピソードは「ホルガー伝説」。元ネタは特に無い。しかしストーリー中にゲルダやラギ、そして雪の女王側でもホルガーの伝説をそれぞれ語っている。
ホルガーはデンマークの英雄。ホルガーは人々が危機に陥った時、ホルガーが現れて助けに来きてくれる。アンデルセンもこの英雄をネタに「デンマーク人ホルガー」という話しを書いている。

で、雪の女王26話なんですが……ラブコメ?つうかメロドラマ?つうか、「それなんてエロゲ?」というか。まあそんな内容。ここ最近、役立たずで落ちっぱなしだったラギの評価が一気に上昇。ラギやっぱ良い男だよ。男前なだけでなく、実に漢らしい。このエピソードだけ見てたら、ゲルダとラギ、ラブラブですがなw
カイはパズルに夢中だし、女王様はなにやらラギに恋人の面影を見ているらしいし、この先どうなるのかさっぱりわからん。本当に原作のような結末になるんですか?出崎さんという感じ。原作を知っているにもかかわらず、先が読めなくてワクワクするよ。

次回は「大氷河の危機」。タイトルだけでは元ネタは不明。なんとなく「氷姫」っぽい気もするが、全然関係無いのだろうな。

王家の鍵

2005-11-13 21:00:39 | NHKアニメ劇場 雪の女王
毎週日曜日夜7:30から放送中のNHKアニメ「雪の女王」、25話のエピソードは「王家の鍵」。元ネタは結局よくわからんまま。内容は24話以来の剣劇アクション巨編にして、源平討魔伝的怨霊記。300年前に死んだ王とその兄が、死してなお王家の鍵を巡って争い続けるのだ。最後は全員成仏するのがお約束。最後に成仏する時の兄と弟の微妙な表情は、解放される事への喜びと来世への不安の表れか。

星降る荒地の夜という舞台が綺麗。大空に星が輝いているのですよ。マサムネの家の辺りでも、昔は天の川だって見えていたんだよな。そんな事を思い出した。

次回は「ホルガー伝説」。アンデルセン原作の「デンマーク人ホルガー」は多分関係ないと思うが、油断は禁物。まあゲルダと共に旅をする狼のホルガーにまつわる話しなんだろうと思うが。

月夜の人魚姫

2005-11-06 22:01:24 | NHKアニメ劇場 雪の女王
毎週日曜日夜7:30から放送中のNHKアニメ「雪の女王」、24話のエピソードは「月夜の人魚姫」。元ネタは超有名な「小さい人魚姫」、あるいは単に「人魚姫」というタイトルで知られる作品。但し、人魚姫はあくまでも伝説の存在。ゲルダの前にはオリジナルの人魚伝説を語る少女リリーが現れる。19話「マッチ売りの少女」とは対になるような構成だ。

「私たち、友達になれそうね」とエレナ見たいなことを言うリリーに対して、ものすごくウザそうなゲルダの顔がとても印象的w夕日の海岸をバックにゲルダの大事なルーペを眺めるリリー、この光景が美しく感動的ですらある。
今回は季節が夏頃らしく、ゲルダ達も身軽で涼しげ。今まで寒そうな舞台ばかりだったので登場人物も新鮮に見える。つうかハンスが準レギュラーとなっているなあ。

「月夜の人魚姫」。友達とは何か、大切な物とは何か、それを十分に感じさせてくれるエピソードだ。不覚にも涙した。予定には無かっただけに不意をつかれたよ。

次回は「王家の鍵」。これは内容をみてみないことには元ネタがわからないなあ。楽しみ。

パラダイスの園

2005-10-30 23:16:48 | NHKアニメ劇場 雪の女王
毎週日曜日夜7:30から放送中のNHKアニメ「雪の女王」、23話のエピソードは「パラダイスの園」。元ネタは同タイトルであるが、内容はほとんど別物。つうか雪の女王と風の化身のバトルの時点で原作の面影は跡形も無い。つうか雪の女王様美しいわ麗しいわ凛々しいわで、しもべのトロール達が興奮するのも無理は無いな。
パラダイスの園の入口が中華風なのは、原作で王子を連れて行く役目を果たす風の精が東風なのを意識しているのだろうか。それにしてもカイは頭は良いようだが、あまりにも人を信用しすぎ。ゲルダと違っていつまでもお子様なのね。

カイが目立った反面、ゲルダは今回もほとんど目立たず何もしていないな。まあラギも野営で見張りをしていただけなんだが……あ~パラダイスの園の一件は、ラギがほんの1分ばかり寝ちゃった時に見た夢とか言わないよな。熟睡していたゲルダが夢夢を見るのはありえんし。

次回は「月夜の人魚姫」。アンデルセンで人魚姫といえば「小さい人魚姫」があるがかなりアレンジ入っていそう。久々にゲルダが活躍するエピソードになるようだ。