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「意識時代」のための団塊の途中下車

2005-09-25 06:59:02 | 基本的なコト
「このブログとWiki の背景」
よりつづく


豊穣な大衆社会を実現した日本で、
職域を離れようとする団塊世代の背景を、
社会構造として考えると、この「意識時代」図となる。

古代・封建時代が、制度により、
市場・生産時代が、市場により動いてきた上に、
意識の時代は、個人が外部と照応する
多様な意識に生きる時代だと考える。

生産・市場の横軸から踏み外せる子育てからはなれた女性は、
すでに多様な人間関係を築いているし、
高齢者は、それぞれの関わりを広げている。

ニートといわれる若者は、
この生産・市場の横軸を展開できないでいる層なのだが、
多様な関係を感じているようだ。

団塊世代の途中下車とは、
この横軸から、ちょっと踏み外してゆくことなのだ。

引退後、もし、この図の右だけに留まるのなら、
それは、”自己隠蔽”という、自らの社会性の放棄であり、
社会からみれば、テロと同質となる。

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