ヘレスとお茶 Jerez and Tea

停まらず走り続けよう~
Thru drinking teas & practicing flamenco

カリフォルニア ワイン Logan Pinot Noir

2009-06-25 23:20:04 | Weblog
久々にカリフォルニアワインを飲みました

Logan 2005 Pinot Noir
Sleepy Hollow Vinyard

ブドウがこれは、少し熟していると思います
糖度がわずかに高い感じ

まろやかでした

熟成した感じはあります

わかくなく、タンニンも強くありません

なのでほかのPinotとは違ってました

30ドル弱なので、よいワインだと思いました

扉をたたく人 The Visitor

2009-06-18 05:20:27 | 映画
一年少し前に、LAで見て、このブログに書いた

The Visitor が日本で公開になるようですね

とてもよい、揺さぶられる映画です

オバマに変わったアメリカとはいえ

こんなアメリカ映画があるから

アメリカにも良心・良識はあるんだとほんとに涙が出ました

もう一度、見たいです

アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン I COME WITH THE RAIN

2009-06-09 01:02:48 | 映画
日本と韓国とおそらくフランスに売れると思えば
こういう映画制作にお金が出るんですね

ユン監督としてはかなりチャレンジな
シナリオと内容だったのではないでしょうか

しかし、男たちそれぞれの話が錯綜し
かなり省略もありましたので
難解になっていると思いました

一番わからなかったのは、主人公の元警官探偵の
死体への偏愛と、キリストがどう関係するのかです
死体への偏愛という要素はどっから降って沸いたのかなぁ・・・

ときめきに死すという映画がありましたが、
そのラストが延々続くような

でも、前田米造さんの映像のほうが、はるかに
美しかったです

森田芳光監督だとこのシナリオをどう撮ったのだろう

J. G. バラード 逝去

2009-06-05 15:07:10 | Weblog
SFというジャンルに対して、先入観を喪失させてくれた作家
J.G. バラードが先々月なくなりました。

某朝日新聞の記事において、
評論家・柳下毅一郎がスピルバーグの名前を挙げ
バラードの価値を量ろうとしましたが
頼むからやめて欲しい無謀な追悼文でした。

バラードの話には、環境と人の闘い(葛藤)がよく登場します。

いつのまにか、どちらが雄大な宇宙なのか
わからなくなる相対性があります。

人の身体や心の中にこそ宇宙が広がっているような描き方。

彼の感覚は、いつも、読むものをリセットしてくれました。