The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

2016年ASBハイライト。今年もありがとうございました!

2016年12月31日 | ASB活動日誌
2016年もあっという間に終わろうとしている。

ひで氏です。

年末に差し掛かり、さぼっていた大掃除をしてしまおうと思い立つと、とにかく効率的に終えてしまいたいと色々リサーチしてみる。
大規模な掃除は年末一度きりではあるが、やるからには綺麗に掃除したい。

以前にも述べたことがあるが、私が絶大な信頼をおいているのがケルヒャーだ。

なんか昔もつぶやいたことがあったなぁとツイートをさかのぼってみると、2年前もしかと使用している。というか毎年欠かさず利用している。



ついでに水道代もものすごく気にしていることがわかる。



初めて使ったときの衝撃は忘れられない。今も毎年この快感を味わいたくて1年を通して汚れをそのままにしているぐらいだ。
これは先日の様子。



そんなケルヒャー信者の私が今年初めて目を付けたのが同社のWV75という製品だ。
窓ふきが3倍速くなると聞いて、拭いても拭いても残ったスジが気になってハーハー必死でやってしまう私ひで氏にはおそろしく気になる商品だ。さっそく電気店に向かう。

同様の商品が他社にも多数存在するが、高圧洗浄機のあまりに素晴らしい実力を思い知らされているので、多少値が張ったが迷いなく同社の製品を購入。品質を信頼して別の商品を買う…これぞ真のクオリティだ。



即購入して持ち帰り、早速試してみる。

結果は…

窓ふきが嫌いな人。
窓ふきにとにかく時間をかけたくない人。
逆に窓ふきにこだわりのある人。
拭くならどうしてもキレイにしたいとこだわってしまう人。

すべての人に自信を持っておすすめする。これはすごい。
仕上げのひと拭きは必要ではあるが、とにかく速い。スジがほとんど残らない。(仕上げのひと拭きというのはつまりこの最小限のスジを拭き取るだけの作業だ)

本体にたまっていく汚水がまた直接成果を表している様で快感だ。

と、またケルヒャー社の虜になってしまった私ひで氏であった。

さて、ASBは今年もマイペースながら活動をして、またたくさんの人に愛してもらっていることを痛感しながら1年を過ごす事が出できた。

新年早々「ドラマースペシャルライブ」から始まり、
春には敬愛するエンジニア北畑氏、そして城領明子女史との2マン。城領氏と度々ご一緒する年に。
けいはんな記念公園でまたまた晴天のすばらしい野外ライブにも呼んでもらい、
久々のNight to Rememberをネイブにて開催。
ひで氏地元の夏祭りではモトヒロ氏がまさかの危機回避で演奏をやりきった。
そしてASBは久方ぶりにTシャツをリリース!
夏には現役高校生最強バンドと熱狂のライブ。
ひで氏はその後プチ作品「musti」をオンラインリリース


秋には命の渚コンサートに初出演、ひで氏がASB代表でFMCocoloに出演。
THE WAREHOUSEやソロの機会もひで氏はたくさんいただいた2016年。



大好きなアーティストとのお別れも。
EaglesのGlenn Frey、そしてPrinceが、また大好きなLeon Russell、さらにはGeorge Michaelも亡くなってしまった。
こち亀が終わったのも大きな衝撃だった。

来年はどんな色んなことが起こるのか。
これからもASBは頑張っていきます。皆さん、来年もよろしく!今年も一年ありがとうございました。

今年も大晦日にヨウジ氏と年越しそばを食べられたことに感謝しつつ。




良いお年を!






THE WAREHOUSE 波乱のライブ納め

2016年12月28日 | ASB活動日誌
先日のASB 2016 Final Liveの3日後、今度はTHE WAREHOUSEのライブ納めがあった。

ひで氏です。

ライブの場所はなんと船場センタービル。いつも大変お世話になっているV氏からのお誘いで、すぐさま快諾したライブだ。一体どこで演奏するのだろうと思っていたら、センタービル内の空き店舗で行うのだという。そして振る舞い酒も出すということで、なんか面白そうだなぁと私ひで氏はワクワクしながら向かったのである。

ピアノの田中とは現地で落ち合うことになっており、この日は車にキーボードを積んで会場に向かった私ひで氏。船場センタービルのある、大阪の中心地、本町に向かい始めてすぐに状況の悪さに気付いた。

師走の夕刻。大阪の中心を東西に貫く中央大通りという幹線道路はここ最近ではちょっと見たことないほどに渋滞していた。高速に乗ろうか、とふと思ったが、高速入り口に差し掛かり覗いてみると高速も大渋滞で入口にさえ長蛇の車列ができている。

普段なら20分ぐらいでつく道のりが、さっきから20分ぐらいで数十メートルしか動いていない。元々予定していた18時入りは絶望としても、このままこの渋滞に揉まれたまま行けば間違いなく19時半ぐらいになるのではないか…というような混みようである。

メールでやりとりしていた田中は電車で動いており、予定通り18時すぎには着きそうだ、という。

これは…相当まずい。

実はこの中央大通りに沿って、大阪の地下鉄が走っている。中央線と呼ばれるこのラインは、奈良と大阪を一直線でつないでおり、船場センタービルのある本町駅にもこの東大阪から約15分なのだ。


もう覚悟を決めるしかない。


そう思った私ひで氏は、最寄りの中央線沿いの駅近パーキングに車を停めた。

そして車の中に横たわっている、ケースに入ったRoland RD700 を見た。

奇しくも数か月前、ライブの度にこのキーボードを素手で運ぶのがあまりにも危険だということで田中と折半してRoland社ソフトケースを購入した。入れてみて運んでみると、死ぬほど重いが何のとっかかりもない状態で素手運ぶよりは1万倍ぐらいラクだった。






重量そのものもそうだがとにかく88鍵のキーボードは長い。肩にかけて歩くことは想定されていないと思われるので、持っている格好そのものが相当目立つ。通っている間に改札が閉まるのではというぐらいの全長の動物と化した私ひで氏は重さでプルプル震えながらなんとかホームにたどり着いた。

主催のV氏が待っているだろうと思い電話をかけた。

「Vさん、すみません、渋滞が異常で…車乗り捨てました。キーボード、担いで電車でいきます。会場に一番近い出口を教えてください」というと、V氏は「え?担いで?電車で?」

ひで:「電車来たので、いったん切ります!出口は?」

V氏:「10番出口です!」

こうして電車に飛び乗った私ひで氏、1.6mぐらいのキーボードケースを横に抱えて乗り込んだはいいが入ってからも辛い。幸い車内は空いていたので車両端の車椅子スペースを借りることにした。



とりあえずこのままキーボードを降ろしたい。しかし窓際にそれをするには体を反転させてキーボードがかかっている肩を窓際にしなければならない。よし、と慎重に体を回したとき、キーボードケースの端が、ギリギリで前に座っていた人の組んでいた足にヒットし、なんと組んでいた足がほどけた。

あッ!すみません、と言うも、相手もおそらく人生で一度も「電車内で足を組んでいたら回転してきたキーボードケースに足をすくわれて組足を解かれた」という経験がないので、怒っているともいいですよとも言っているような言っていないような、なんとも言えない表情をしていた。

人に迷惑をかけつつも電車はほどなく目的の駅に到着、人込みの中を仕方なくキーボードを縦にして震える両手で持ちながら、行き交う人々を掻き分けようやく会場に到着。30分遅れという最小限の遅刻で済んだのである。

しかし遅刻は遅刻、席にはすでに人がたくさん座っており、目の前でセッティングを始める。そしてその時、ふとあることに気付く。あるコードが一本足りないのだ。

オ、オウノウ…

致命的だった。詳しくは書いても仕方ないので触れないが、要はそのコードがなければ演奏のボリュームが半分以下になってしまうというようなものだ… その時、私ひで氏の頭にある場所が浮かんだ。

ハードロックカフェ大阪。

つい3日前にASBのライブをしたHRC大阪は目と鼻の先だ。あそこに行けばもしやコードを借りれるかもしれない… 「田中さん、ちょっとピアノ弾いといてください!」考えるよりも先に走って向かっていた。

すぐにHRCに着き、店長のYさんを呼んでもらって事情を説明する。Yさんは舞台袖を物色してくれ、目当てのコードが出てきた。「恩に着ます!」と借りて戻る。

厄日だ…!と今日のここまでの出来事を振り返りながらも会場へ戻り、お客さんが田中のピアノに酔いしれている間にうまくセッティング完了。田中となんの打ち合わせもないまま、肩はパンパン、息は上がり、着替えもままならないままライブに突入したのである。

そしてライブはというとクリスマスソングもかなり色々織り交ぜて大盛況。それにしても本当に色んな人に助けられながらライブできているのだなぁとこれほど感じた夜はない。

最後はアンコールももらって、盛況で終了。おそらく「船場センタービル史上初めてアンコールをもらったユニット」として沿革に載ればいいなぁ、などと思う。

とにかく波乱だらけのTHE WAREHOUSEの2016年ライブ納め、いろいろあったけれど無事成功!関係者の皆さん、お客さん、本当にありがとうございました!

















2016年ASBラストミッション完了!

2016年12月26日 | ASB活動日誌
George Michael が亡くなったというのは、なかなかのショックだ。

ひで氏です。

George Michaelと言えばとにかく色々問題を起こしては新聞やタブロイドを賑わせ、かと思うと歌った瞬間誰もがウオァと息を呑む歌であっという間に人を魅了してしまう、とにかくぶっ飛んだ人だというイメージだった。

ありきたりだが私ひで氏が初めて心底彼の歌声に感動したのはFreddie Mercury追悼ライブでのこの映像だ。
「あなたが思う圧巻のパフォーマンスを挙げてください」と問われればこのライブが真っ先に頭に浮かぶ。




ご冥福をお祈りします。


さて、アランスミシーバンドは本町のHard Rock Cafe Osakaにて今年最後のライブを終了。

真っ赤なクリスマスツリーに彩られたHRCのステージ。



気が付けばたくさんのお客さんが来てくれていた。特に我々の世代的にライブには行きたいけれど家族ではちょっと無理…という方も多いので、HRCのようにエンターテイメント感満載のレストランでのライブは我々のようなバンドにはまさにぴったりだ。

そして余談だが私ひで氏は一念発起して最近かなり真剣なダイエットを敢行した結果、約6キロの減量に成功した。
久しぶりに会う友人たちは皆口をそろえて「どうしたん?」と言ってくれるのだが、やはりこの年齢である程度短期間に痩せるとまずは体調を崩したと疑われるということが良くわかった。ここで改めて言うがご安心を。非常に健康的なダイエットをしたので体調はすこぶる良いのだ。

ダイエットと言えばかつてドラマーモトヒロ氏も大規模なダイエットに成功しており、15キロ減量して今もなおその状態をキープしている。つまりモトヒロ氏と私ひで氏で21キロ、小学生一人分ぐらいの体重がバンドから消え去ったというわけだ。

その話をしている時にヨウジ氏がおもむろに放った一言がとても印象的だった。

「まさか自分がこのバンドにおいてややぽっちゃりキャラになる日が来ようとはな…」

ヨウジ氏は今もどちらかというと細身ではあるが、確かにこの数年、「ヨウジでも太るんやなぁ」というハナシをするほどに地道にウェイトを重ねてきている。ヒゲ氏も決して安泰ではない。

マー一言で言えば私もモトヒロ氏も自分の体のため一旦リセット、というタイプの前向きなダイエットなので今後のバンドの総体重にも注目だ!

そんなちょっと軽くなったASBのライブ、HRCでは恒例のカバーを織り交ぜたステージ。
Rod Stewartの"Do Ya Think I'm Sexy?"、そしてEaglesの"Life in the Fast Lane"が今回のメインカバー曲だった。
どちらもめちゃくちゃ楽しかった。今後も機会があればやっていきたいと思える2曲。

2ステージに渡り行ったライブのラストはTaxiway Lightsで締めたわけだが、
やはり今年もASBを応援してくれた「誘導灯」である皆さんに贈る感謝の気持ちという意味での選曲。

最後は一足先に帰ったモトヒロ氏が以前に続いて服を忘れており、またしても預かるハメになった不機嫌なヒゲ氏。
しかしややうっすらと浮かんだ笑みにはモトヒロ氏への愛情を感じさせずにはいられないヒゲ氏でもある。


来年もASBをよろしくお願いします!
2016年もありがとうございました。

次回、この3日後にあったひで氏 THE WAREHOUSEライブ納めの大波乱を書きます。



2016年ASBラストミッション間近!

2016年12月13日 | ASB活動日誌
ジョージハリスンの「Living in the Material World」でも見ながらブログを書こうと思っていたら、

全く目が離せないひで氏です。

3時間半あるし流しながら、と思っていたが次から次へと秘蔵映像が飛び出してくるので気が抜けない。



自分がなぜ昔からジョージハリスンに惹かれるのかが紐解かれていくようでものすごく興味深い。

そしてこのフィルムに出てくる人出てくる人、錚々たるメンバー、そしてもう何度目かわからないけれどまた名曲の数々に気付かされる。ジョージがいかに特殊な人間だったかが良くわかる。

気付けばまたしてもマーティンスコセッシにやられている。

ポールマッカートニーがインタビューの中で言っていた言葉が印象的だ。

いくらジョンと自分が最も才能があると言われても、自分たちはわかっていた、このバンドは四角形と同じで、どれか一つのコーナーが欠ければたちまち崩れるということを…というくだり。

バンドというのはいつまでもこうありたい、と思わせる言葉だったし、表現は違うけど自分がそれととても似たことを考えていることが嬉しかった。

さて、アランスミシーバンドは今年最後のライブをHard Rock Cafe Osakaにて今週日曜日に開催。

すでにご予約いただいた皆様、ありがとうございます。

我々も楽しみにしているので今年ラスト、一緒に盛り上がりましょう。

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2016年12月18日(日) 大阪本町Hard Rock Cafe Osaka - ASB FINAL 2016

今年のファイナルはやはりココ!大阪本町HRCにASBが再び!
アメリカンダイナーの最高峰 x The Alan Smithy Band!見逃す手は無し!
The band is finally coming back to one of the best venues in Japan, HRC Osaka. Don't miss their final show in 2016.


営業時間 11:30~23:00 (Last Order 22:00)
1st Stage 19:00 / 2nd Stage 20:30
※お手数ですがレストランに直接ご予約ください。電話予約の際、「ライブを観たい」と伝えて頂くとステージ側のお席に優先的に案内されます。

大阪市中央区南本町3-6-14 イトゥビル1階
Directions & Parking
TEL:06-6120-5711

シンプルを求めはじめる今日この頃

2016年12月07日 | ASB活動日誌


ツイートを貼りつける機能を使ってみたかった、ひで氏です。

貼りつけたついでに言うとこの商品、本当に不思議だ。
左右で室温をコントロールできるという事なのかもしれないが、一体「エアコンのついている場所に対して生活拠点を割り振る」人がどのくらいいるのだろうか。

更に言うと、CMのように部屋のど真ん中にエアコンがつけられる部屋というのが一体どのくらいあるのだろう。私ひで氏の印象ではこの一般家庭用のエアコンというのは大概部屋の角っこに設置されているケースが多いように思う。その場合の右ないし左半分は一体どうなるのだろう。

そういえばそういう「ものすごく無駄に思える」ものって結構あるなぁと思いを馳せてみる。
例えば都市部のみちみちに建てられた家で、隣家に面している壁にある窓。開けても隣の家の壁が数十センチ先にあるだけ、というパターン。窓を作らない事で結構コストダウンできる気がする。

お店のトイレなどを使うと貼ってある「このトイレは従業員も利用させていただいています。ご了承ください」というお知らせ。
逆に言うと「普通従業員にトイレを使わすなど言語道断ですがすみませんが使わせてやってください」という事か。お、鬼だ!使わせてやってくれ。

年もあるのかもしれないがやはりどんどん「とにかくシンプル」が素晴らしいと思うようになっている。

例えば最近買って大満足しているのがこのBluetoothスピーカー



う、美しすぎる。機能もいたってシンプル。

音も素晴らしく良い。部屋の隅において鳴らしても、とてつもないサラウンド感。
少々値は張るが、おつりが来るぐらいのクオリティだ。さすがBOSE。

先日バンドで話していた時も、ふとギターの話になり、

デザインになんの色気もないがしっかりとしたクオリティのギター

か、

少々作りは粗いが見た目がとても格好良いギター


のどちらをとるか、ということで盛り上がった。そしてこれは楽器だけではなく、服や車のようなものもすべて同じだな、という話になった。

そしてバンドマンというのはどうも根底に「メンバーの物欲を煽って楽器を買わせたい」というメンタリティが埋め込まれていて、真夜中のファミレスでお互いに自分の担当でない楽器を必死で検索して当人にこれはどうだ、あれはどうだと薦めるという異様な事態になっていた。


なにか、誰かが近々何か買いそうな気がする。