わたしんちの医学革命と雑多な情報

「医学革命」とは薬からの解放への「個人の気づき」の事である。雑多な情報も「取捨選択」&「鵜呑み厳禁」はセルフサービスにて

食毒から薬毒へ、そして梅毒へ。さらに熱を最強の武器に

2016年02月06日 | 医学と健康

 松本英聖著  「医学と生命」
   1994年刊
より

 

ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーー

45P
      第五章、 食毒から薬毒へ

   文明開化は梅毒と共に


 パラケルススが中世僧院医学を激しく攻撃し「神の医学」を説いていた頃、ヨーロッパではライに代わって新しい病気の洗礼に見舞われていた。
 コロンブスが新大陸を発見(一四九三年)した土産として、原住民の風土病であった梅毒を持ち込んだからだ。
 このセックスを媒介とする新しいタイプの感染症は、華やかなルネッサンスの春風に乗って、あっという間にヨーロッパを席捲し、花のパリでは市民の二人に一人は梅毒だったと伝えられている。
 その伝播速度はすさまじく、五年後にインド、九年目にはバスコダ・ガマの一行によって中国経由で、日本に運び込まれた。              
 〝シビリゼーション・イズ・シフィリゼーション″(文明化は梅毒化なり)という警句があるが、ルネッサンスによる性のタブーの解禁は思わぬシッペ返しを喰うのだ。
 だがこれは、大航海時代という白人によるグローバルな富の収奪と食生活の拡大がもたらした反自然的生活(それに伴なう体内汚染)に対応した、種族保存のための自然の浄化作用に外ならない。
 こうした状況の中で医学者達は、先程述べたようにパラケルススが残した化学療法の効果に魅了されて、次々と新薬づくりに挑戦した。薬毒時代の開幕を告げる序曲である。
 そして今世紀の初頭(一九〇八年)、エールリッヒが日本の秦佐八郎博士を助手に、梅毒の新薬として砒素を含むサルバルサン(謂わゆる六〇六号)の合成に成功し、その功績でノーベル賞を受けた時、本格的な薬毒(人工合成薬)時代が開幕、これまでの天然薬(生薬時代)から化学薬時代へと大きくステップした。

 このように、ヨーロッパ諸国は食毒時代から薬毒時代へと、ルネッサンス(大航海時代)を転機に大きぐ転換したが、それと共に浄化作用もまたパラケルルススが見抜いていたように、益々強力化して行った。人智のエスカレートに対応する自然のバランス回復力の現われである。



46P
    イギリスのヒポクラテス

 十七世紀以降、医学界を上げて新しい薬物を求めて狂奔している最中、〝イギリスのヒポクラテス″と呼ばれるシデナムは生体の自然回復力(浄化作用)に絶対の信頼を置く医療観に徹した。彼はこう述べている。


 「病原となるものが、例えどんなに有害なものであっても、その病原を払いのけて、患者を回復させるのは、力強い自然回復力以上のものはない」


 「生体の浄化作用でもっとも強力な武器は〝熱〟であり、それはあらゆる毒素を排除する働きである。例えばマラリヤの熱は、マラリヤが身体を攻撃しているのではなく、身体がマラリヤを排除している姿である」。

 そして彼は、こう付け加える。「医師は、患者の病状(浄化作用)が何を物語っているか、それをよく見極め、その依ってくる真因(反自然的生居要因)を探求し、その対策を立てることだ」と。 まさしく、ヒポクラテス医学の考え方そのものである。が、シデナムの願いは当時の医師達から無視された。

 

ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー

 

現代医学(西洋医学の一派に過ぎない)が対症療法オンリィワンとなると、それは原因などどうでもいいわけね。

だって結果を追いかけるおっかけに過ぎないから。

道理で「原因不明な病気です」と言われた人が多いわけだ菜。

しかし原因が解らないに、なぜ薬を使うの?

だれも不思議がらない。

だって、原因が解らないであなた起こっている現象を解決できる?
それはどんな仕事でも言われるでしょ。

 

親方「おまえなあ~~~どうしてこうなったのか分からんくせに、どうしてそれを直すんじゃ!」

丁稚「だって~~何かしないと~、やってみて当たればラッキー♪」

親方「じゃあ、外れたらどうするんじゃ。、品物は一つしかないんだぞ!」

丁稚「たいてい大丈夫ですよ~。だってこの品物、けっこう丈夫ですから~~♪」

 品物ーーーー人間?

 

 

 

発熱は治癒の第一歩である。

とすれば、熱の出ないガンが難病になっているわけか・・・

感染症にかかった患者はなぜかガンにかかりにくい・・・・医学情報より

そりゃ、そうかもね。

だって全体としての人間の浄化作用は場所や患部が異なっていたとしても、浄化作用としてはひとくくりだもんね

拡げれば800巻、まとめれば1巻  お経のようにね。まあ、仏教で言えば般若心経でひとくくりか?

病気もまとめると浄化作用。

そこに熱が出るのが一般的な病状(浄化)、その中に感染症も含まれるというあんばい。
インフルエンザ(風邪の流行に過ぎないが)だって、熱が出るでしょ?

高熱出して毒素が排泄されるわけ。

そして、うまい具合にウイルスも高熱が出始めると退散(役目が終わる)するというから、ほんとうに自然はうまく創られている。

だが、ガンは熱が出ないという。

そりゃ、究極の浄化の形なんでしょうかねえ。

熱が出ないから、外へなかなか出ない・・・・そこで、温熱療法などが出てきたのか。

 

感染症にかかると高熱が出て体内の毒素が出やすくなる。そのきっかけを作ってくれるウイルス様に感謝!

そして感染症等にかかって高熱出して毒素が出ると、残りが少なくなったひとはガンにもなりにくい。

そりゃそうだわ、毒素が減ったお陰。感染症ばんざい!

むかし、「風邪をひくとガンになりにくい」という話がありましたね。ただし、ちゃんと出た熱は止めないで何も薬など用いない場合。そのとき薬など使っていたらどんどん借金(毒素)が増えるだけだもんね。

こうなったら積極的にインフルエンザに感染しましょう♪

 

だが、水平感染が証明出来ないでいるというインフルエンザらしいぞ。

そう簡単に感染しない人はどうしたらいいの?

そら、まだ罹らないでもイイひとだということさ。だから周りがクシャンクシャンとなっていても平気な奴いるでしょ?

はは~~~

はは、ハックション!

 

 

 

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