思い立って美容室に髪をカットしに行った、
何時も絵を飾り付けてある壁に、どでかい額と取り替えられていた、
それがなんとも驚き、以前一度開業医さんのところで
見せてもらった、蝶の羽のアートと同じ手法のものだろうか。
作品は可也の年月を経ているものらしいが
美容師さんの親戚の方が海外旅行時に買ってきたものらしい
そして土産にもらったとか、
大きさは3メートル×1.5メートル、普通の家庭に飾るには
ちょっと無理なサイズだ、この美容室に運び込むにも
至難の業であったとか。
美容室は「長崎屋」三階の美容室「アルファ」である。
飾り付けられた羽は光の当たりようによって玉虫色に
変化する、生きているうちなら兎も角、生命体が
絶たれてしまってはるか久しくなっても、光に応じて
発色する死の後も生命体を誇示し続ける怖れさえ感ずる。
この見事さを前年ながら携帯のカメラであまりよく撮れなかったが
希少価値のあるものとして凡そだけを貼り付けてみた。