Horse Racing Cafe

不定期更新万歳ヽ(´ー`)ノ

今年度のPOGを振り返る(4)

2006-02-03 22:54:42 | POG
 先日話したエールスタンスは除外されたらしく今週は出走しません。エリンバードの真価が見られると思っただけに残念。

  16位 エーケーリープ 2戦0勝
 母のマイネレジ-ナは函館3歳Sで2着に入った後一年以上休養した後で出走したクイーンSでエアザイオンの2着。あまり語られないがこれは結構凄いことだと思う。2歳のレースと3歳のレースは全然流れは違うのに、一年以上の休み明けで対応するその適応力。去年のセントライト記念に勝ったキングストレイルなんかも凄いですが。で、その子供はと言うと阪神開催でデビューし惨敗。半年の休み明けで出走したこの間のレースもやっぱり惨敗・・・。お母さんは休む前も休養初戦も好走しましたが、息子は休む前も休んだ後も惨敗でしたとさ。めでたしめでたし・・・。

  17位 ヒサクィーン 1戦1勝
 姉に北海道シリーズだけで6戦消化したカシマフラワー。この馬もビシビシ鍛えられ走るのかと思ったら新馬戦独走後に骨折・・・。この馬がいればアルーリングボイスに掛かる負担を少なくしてあげられたのに・・・。まあ期間中に戻ってくることは無いと思われるが戻ってきたら応援してあげたい1頭。

  18位 スペシャルシーカー 2戦0勝
 かつては良血馬の墓場といわれた鈴木康厩舎。サマーベイブが1600の赤松賞を勝ちながら何故かフェアリーSに出走するわ武豊にこだわり紅梅Sに出走するわ迷走を繰り返したために社台の会員ツアーで会員から「康さんをどうにかしてくれ!」という苦情がでたことは有名。
 そもそも、何故にこの厩舎に血統馬が入るかというとダイナフェアリーを初めシングライクトークなどサンデーサイレンスを後に種付けされる牝馬を輩出したからであり、その子供が入厩している傾向が強い(スコールイなんかも)。
 近年の牡馬クラシックで活躍しているSS産駒はほとんど輸入繁殖牝馬の子供である(ディープ、ネオユニ、エアシャカール)。すなわち、輸入繁殖牝馬のSS産駒が入らないこの厩舎はもともと地雷だらけなのだ・・・。しかし、セイレーンズソングなんかはどうにかならなかったのかと思うが・・・。
 
  19位 デュカス 0戦0勝
 今年、この馬を管理する北橋調教師や大久保正調教師が引退します。来年は伊藤雄調教師と瀬戸口調教師、山本調教師が定年となる。そして2008年には浜田、中尾正、武邦調教師など、2009年には松元省調教師が定年となります。ある意味2007年問題と言えるかも(福永問題とも)
 これを見れば分かるように栗東はこれからの数年で大きく変貌することが予想されます。角居調教師や池江寿調教師など若手の時代になっていくのか、それとも中二階という言い方は失礼かもしれないがその世代の調教師が粘るのか、非常に興味がある。そして、果たしてこの馬はどこの厩舎に転厩となるのか・・・。なんだかんだ言って瀬戸口厩舎がいい・・・。

  20位 ニシノアルジ 0戦0勝
 今でも最強世代と呼ばれる98年クラシック世代。この世代のレベルの高さは凄かった。ある意味、競馬を見始めて2~3年であの世代と遭遇してしまった為にその後のレベルに疑問持ってしまうのであろうか?ちなみに、この世代ではエルコンを別格とするとセイウンスカイが一番好きであった。屈腱炎を克服して01年の天皇賞・春に出走したときは本当に嬉しかった(ゴールインする前に職員に横切られたと知った時は唖然としましたが)。そんなわけで指名したのがこの馬。しかし、肝心なことを忘れていた。POGで勝つには感情を捨てなければならないということを・・・。