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<サッカー日本代表>新監督決定 「極東不利」も難航の末に

2010年08月31日 | スポーツニュース
 サッカー日本代表の新監督に、イタリア人のアルベルト・ザッケローニ氏が就任することが30日、決まった。日本協会は今回、関係者の「紹介」で監督を選んでいた過去の手法と決別し、欧州のクラブとの「監督争奪マーケット」に乗り出したが、日本の地理的条件もマイナスに作用して交渉が長引いた。

 原博実・強化担当技術委員長は「日本をもうワンランク引き上げる人。世界の真っただ中で戦っている人」と外国人監督に狙いを絞った。オシム、岡田両監督が追究した「日本人らしさ」を理解し、攻撃的なサッカーを志向することも条件にした。これだけでもハードルは高かったが、「日本がファーイースト(極東)だと改めて認識した」(小倉純二会長)という事情も交渉を難しくした。

 原委員長は交渉相手から「欧州を離れると『(監督の)マーケットから消えてしまうんじゃないか』」との声を聞かされたという。前レアル・マドリード監督のペジェグリニ氏、オリンピアコス監督に就任したバルベルデ氏との交渉は決裂。元ポルト監督のフェルナンデス氏、ワールドカップ南ア大会でメキシコ代表を率いたアギレ氏らの名前が浮かんでは消えたのも、そうした要素が影響したようだ。

 難しい条件をクリアしてたどり着いたのがザッケローニ氏。ただ、最近は成績が振るわずイタリアのクラブ以外での監督経験はない。原委員長はザッケローニ氏を「日本をリスペクト(尊重)しているし、勉強熱心」と評する。日本が求めた「条件」に、本当に適合しているかどうか。これから、その真価が問われることになる。【江連能弘】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100830-00000079-mai-socc
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<サッカー日本代表>1人の候補と「最後の詰め」協会の原氏

2010年08月30日 | スポーツニュース
 日本サッカー協会の原博実・強化担当技術委員長は29日、日本代表の新監督候補との交渉について、「最後の細かいところを詰めている。最後の最後に近い」と述べ、契約目前まで来ているとの認識を示した。

 1人の候補と最終調整に入ったといい、契約書の文言の解釈などを相手の代理人を通じて確認し合っているという。4年後のワールドカップ(W杯)ブラジル大会を見据えた交渉だが、契約期間は「もちろんブラジルを目指してもらうが、リスクもある」(原委員長)とし、途中で区切った内容となる可能性を示唆。日本に居住することも条件という。

 一方、9月2日に始まる日本代表合宿に向けてこの日、欧州組で最も早く帰国したMF長谷部誠(ウォルフスブルク)は、監督が未定の現状について「初めて何かやる時は時間がかかることもあるし、焦る必要はまったくない」と話した。【江連能弘、中村有花】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100829-00000058-mai-socc
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<男子ゴルフ>上井、初日に続きホールインワン

2010年08月29日 | スポーツニュース
 男子ゴルフのVanaH杯KBCオーガスタ(福岡・芥屋GC=7146ヤード、パー72)は第3日の28日、前日2位タイの上井(かみい)邦浩が通算17アンダーで単独首位に浮上。上井は、8番(パー3)で第1日に続いてホールインワンを達成。日本ゴルフツアー機構によると、同一選手による同一大会、同一ホールでの2度のホールインワン達成は、記録が残る1985年以降で初めて。1打差の2位タイには谷原秀人、J・チョイ(米国)、S・K・ホ(韓国)がつけた。前日首位の石川遼はスコアを二つ伸ばしたものの順位を下げ、今野康晴とともに首位に2打差の5位タイ。上位争いは5打差以内に12人がひしめく混戦となった。唯一のアマチュア、浅地洋佑(杉並学院高2年)は通算4アンダーとスコアを落とし、57位タイに後退した。

 ◇上井、2度のホールインワン…同一ホールで史上初

 パー3の8番。上井が8番アイアンで打った瞬間、「当たりが少し悪い」と感じたボールは、ピン手前約7メートルに落ちた後、2度大きくバウンドし、転がりながらカップに吸い込まれた。第1日に続いて同じ8番でのホールインワン。ツアー未勝利の27歳が、史上初の快挙をやってのけた。

 「練習も含めて人生初」だった第1日のホールインワン達成時は、注目するギャラリーが少なく、「意外とあっけなかった」と苦笑い。しかし、2位タイでスタートしたこの日は、石川らとともに最終組で回り、大歓声を浴びての記録達成。「盛り上がりがすごかった」とようやく満足した表情を見せた。

 この一打で「気持ちが楽になって乗っていけた」という。序盤からティーショットがばらつき苦しんだが、後半のインは3バーディー、ノーボギー。ショットの乱れをパットでカバーし、最後まで崩れなかった。

 名古屋商大時代に、03年の日本学生選手権で2位に入るなど活躍し、05年にプロ転向。最終日を首位で迎えるのは初めてだ。「今日みたいにショットが曲がっても、平常心でいられればチャンスが来る」。2度のミラクルが、運だけではないことを証明できるか。【大村健一】 

 ◇5位タイの石川「プレーに不満は無い」

 ○…すっきりしないラウンドだった。首位でスタートした石川は、スコアを思うように伸ばせず5位タイに後退。ショットは好調ながら、終始パットで苦しんだ。それでも「プレーに不満は無い。大混戦なので、僕にもチャンスはあると思う」と焦りは見せなかった。昨年は首位で最終日を迎えたが、優勝は池田勇太にさらわれた。「今年は逆の立場なので違った意味で楽しみ。2打差はあってないようなものと考え、早く追いつきたい」。あくまで前向きに最終日に挑む。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100828-00000061-mai-golf
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矢野、フライブルク入り決定=ドイツ1部に4人―サッカー

2010年08月28日 | スポーツニュース
 【ロンドン時事】サッカーのドイツ1部リーグ、フライブルクは27日、J1新潟のFW矢野貴章(26)と正式契約を結んだと発表した。契約の詳細は明らかにしていない。矢野は入団交渉のためドイツ入りしていた。
 矢野は185センチの長身FW。ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会では1次リーグのカメルーン戦に途中出場した。国際Aマッチでは19試合に出場し、2得点を挙げている。フライブルクは28日にニュルンベルクとリーグ戦があるが、矢野の出場は見送られる見込み。
 フライブルクは2部から昇格した昨季はリーグ戦14位。J1浦和のフィンケ監督が2007年まで指揮を執っていた。矢野の加入で、今季ドイツ1部でプレーする日本人はMF長谷部誠(ウォルフスブルク)、MF香川真司(ドルトムント)、DF内田篤人(シャルケ)と合わせ4人となった。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100827-00000185-jij-spo
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<スポーツ立国戦略>目標は五輪の過去最高メダル…文科省

2010年08月27日 | スポーツニュース
 文部科学省は26日、今後10年間の国のスポーツ政策の指針となる「スポーツ立国戦略」を発表した。五輪で過去最高のメダル獲得の目標を掲げ、引退後のトップアスリートが地域の総合型クラブで指導するなどの施策を盛り込んだ。今後、戦略をもとに、61年に制定されたスポーツ振興法を見直したスポーツ基本法の整備やスポーツ庁創設を目指す。

 戦略では、国民のスポーツ実施率などを向上させるスポーツ機会の創造▽世界で競い合うトップアスリートの育成・強化▽スポーツ界における透明性や公平・公正性の向上--など五つが柱になった。育成・強化面では、ジュニア期からの強化体制づくりを掲げ、日本スポーツ振興センターの機能強化や、ナショナルトレーニングセンターのあり方を日本オリンピック委員会や日本体育協会などの意向を踏まえて検討するとしている。

 また、最近の日本相撲協会の問題を受け、「一部の団体のガバナンス(統治)に疑問、批判があり、国民にスポーツ団体全体に対する信頼を失わせる危険性がある」という指摘を追加。その上で、スポーツ団体の代表、学識経験者らによる有識者会合を設置。団体の組織や運営体制のあり方についての指針となるガイドラインを策定し、国からの補助、助成金の内容に反映させるとしている。【百留康隆】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100826-00000083-mai-spo
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