あきこのブログ

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ロゼッタの絵本 第一章 -ふたり-

2007年11月06日 09時29分39秒 | スーパーマリオ系
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スーパーマリオギャラクシー ロゼッタの絵本

それは、気の遠くなるほど、昔の話。

ある小さな星で、女の子がさびた星船を見つけました。
そこには、小さな星の子(チコ)が住んでいました。

女の子は、チコに聞きました。
「あなたは、だあれ?ここで何をしているの?」
チコは、言いました。

「ママがくるのを 待っているの。
 ほうき星に乗って迎えにくるの。」
チコは、昼も夜も、長い間まち続けていると言うのです。

「わかったわ、一緒にママをさがしてあげる。」
女の子は、チコと指切りをしました。

夜になると、女の子はこっそりパパの望遠鏡を
持ち出して、星空にむけました。

しかし、望遠鏡を何時間のぞいても
ママのほうき星は、あらわれません。
何日まっても、何年まっても あらわれません。

女の子は、チコに言いました。
「このまま待っていたら
 わたしは、おばあさんになってしまうわ。」
ため息まじりに、そう言うと ある提案をしました。

「こちらから ママに会いに行きましょう!」

女の子は、チコと一緒に星船をピカピカにみがくと
船に乗り込んで、星の世界へ出発しました。

ママをさがす旅の はじまりです。

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