人生黄昏時

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沖縄の仏教 【9】

2017年09月01日 00時01分33秒 | 日記

 鶴翁和尚 <1>

鶴翁和尚は、沖縄仏教に多大な影響を与えた一人である

琉球国由来記巻11密門諸寺延縁起

 

袋中良定が著した琉球神道記などに

鶴翁の事績などが記述されている

 

鶴翁が、1450~1457年に

首里末吉に末吉宮の別途寺院として遍照寺を建立した

山号は大慶山真言宗に属した

 

元は万寿寺といい臨済宗寺院だった

その後何度か寺院名が変わっていく

 

薩摩藩の支配後(1609年)は遍照寺となり

一般民衆には、しいしーぬてぃら(末吉寺)と呼ばれた

 

遍照寺本尊は大日如来

または、毘盧遮那仏で山号は金剛山である

 

偏照寺は玉城朝薫(1684~1734年)によって

創作された組踊執心鐘入の舞台となった寺院としても有名である

 

沖縄戦で寺は焼失したが

戦後、寺地を沖縄市久保田に移し再建されている

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