Akatsuki庵

日々と向き合って

西国への旅~その8 福岡と博多

2017年12月03日 12時17分04秒 | 泊りがけの旅行
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前回からの続き~

10月17日(火) 14:00すぎ、
北九州市というか、小倉の砂津バスターミナルから高速バスに乗って福岡市へ移動。

平日の午後、車内はビジネス客や所用で県庁所在地へ向かう人でそこそこの乗車率。
本数も多いし、やはり九州は鉄道より車の方が主流なのかしら?と思った。

1時間ほどの移動。途中、高速道路から見える車窓が低い山と田んぼばかりなのに少し驚いた。

福岡の街が見えてくると筥崎宮の海に向かっている鳥居とか、感動ポイントがチラホラと。

15:00すぎ、終点の天神バスターミナルまで行かずに中央郵便局前で降りた。

フォルムカード購入のため。
門司の郵便局にも寄ったのだが、福岡県のカードしか買えず、
2017-2018版の九州すべてのカードを購入した。

郵便局を出て、昭和通りを歩く。

唯一、記憶にある建物。

隣にこんな建物(お寺)があるなんて知らなかった。


通りを渡れば、赤煉瓦のビルが。これも全く覚えていない。

東京駅と同じ辰野金吾の設計(片岡安との合同設計みたい)で明治末期の建物。
元は日本生命保険の九州支店だったとのこと。

現在は福岡市赤煉瓦文化館で入場無料だったので、お手洗いを借りた。

で、中洲方面へ。

これが福岡と博多の境目かぁ。


中洲に入り、予約したお宿を探す。
グーグルマップでは宿の前に立っているのに、宿がわからない~

で、ちょっとぐるぐるした。

16:00 なんとかフロントに辿り着く。だけど、チェックインは17:00~

荷物だけ預けて、周辺散策へ。

中洲中央通りを抜けて(←夜の繁華街の昼間の感じってこわーい)国体道路へ。

周囲をキョロキョロ眺めながら歩き、櫛田神社へ。


中国人観光客多し。
10月半ばだというのに、なぜか桔梗の花が咲いていた。


博多祇園山笠で有名。


町家が残る?界隈も通ってみる。


商家だったろうと思われるお庭もちょこっと拝見。


さらに歩く。
大博通りを渡る時、右をみたら博多駅が見えた。


この正面から見る博多駅は幼き日の記憶に焼き付いている。

大きくて立派なお寺があったので、「これか!」と思ったけど違った。

さらに歩く。

そして、辿り着いたのは安国山 聖福寺

なんと、「史跡」なんですねぇ。

塀とか古そう~



なんか、圧倒される。

鎌倉時代、南宋帰りの栄西禅師が開山した日本初の日本初の本格的な禅寺。
ですもんねぇ。

江戸時代には○△□とかゆる~い禅画を描いた仙厓義梵(せんがい ぎぼん)もいらっしゃったし。

福岡に来たら、立ち寄ってみたいと思っていた。

しかし、境内には人気(ひとけ)がほとんどない。
シーンとしていて、コワイ雰囲気。

観光地ではないのだ。

ひどく場違いな感じにとりあえず通りぬけようとする。

お寺の感じは京都の建仁寺と大徳寺を足して2で割った感じ?
(禅寺だから当然なのだけど)


塔頭の門も中国っぽい?


ただただ長く続く裏手の道。

歩きすぎて疲れてきた。

ようやくお寺を脱出。

なんかゆるやかな傾斜。

(そういえば『ブラタモリ』でこの辺りを扱った回でなんか言ってたなぁ)

宿泊場所に面した通りに戻る。
「明治通り」というらしい。
最初にバスを降りた通りが「昭和通り」。1本違いで昭和と明治。
(東京にも明治通りってあったような。。。 昭和通りはある!)

まだ、17:00にはならない。

懐かしい感じの川端商店街を歩き、休憩場所で一休み。

ここにも山笠が。


那珂川を眺める。この向こうが中洲かぁ。

10分近くボーッとして、ようやくいい時間に。

やっとこさ、お宿にチェックイン。

次回はお宿と夕食の話~
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