Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

帰ってきた「ひよっこ茶人」ちゃん

2011年08月06日 00時04分23秒 | 書籍
『ひよっこ茶人、茶会へまいる』 (朝日文庫)
松村栄子
朝日新聞出版 2011.8月刊


8/5発売
発売当日の午前中、喜々として書店へ。

「これ、自分も読んでるんですよー」
とレジ打ってたオジサン。
ワタシが「お茶を…」と返す前に、
「いえ、全然わからないんですけどね

わからない、とは「茶道が」と前置きがつくのだろうナと思いつつ、
「マガジンハウスから出てたのに絶版になって、残念に思って~」
だから、楽しみに待っていたんです、と応えた。

バラバラ~と斜め読みしてから、今じっくり熟読中
blog書いてる時間も惜しい

単行本が出たのはもう11年前。
十年一昔とはよく言ったもので、当時は「インターネットで」がミソだった。
ネットのコミュニティは流行りだったもんね。
iモードも始まったばかりでカラーじゃなかったし
個人レベルで手軽に情報発信する時代の手前だったし。
ホント、隔世の感。
でも、純粋に「茶道への誘い」が垣間見られて興味深い。

それから絶版の要因の一つであろう箇所も削除されてるし。

時代の流れとは関係ない、不変の発見や楽しみがあることを改めて感じる。
やっぱ、茶道の入門書としては最強の本
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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
帰ってきた「ひよっこ茶人」ちゃん (ensyuu)
2011-08-06 08:13:54
 私はこの本のことを知りませんでした。
 この記事を読んでいて、見てみたいと思いました。書店で探してみます。
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おすすめです (Akatsuki)
2011-08-06 20:56:57
ensyuuさん
男性茶人にはオススメしたい一冊です。
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ゲットしました。 (ポビーシード)
2011-08-07 23:43:50
金曜日から関西に来ています。今回は、佐川美術館で楽吉佐衛門作の茶室を観ました。なかなか珍しい趣向でした。ただ、バス本数が少なくちょっと不便ですが、お茶会に参加したいですね。土曜日は、午前中に東洋美術館を見て午後から湯木美術館で「茶杓」について講義を受けました。日曜日は、吉野会の月釜に参加しました。参加してみたらお濃茶で続き薄茶でした。香合が、厳島神社の古材で作られた物でした。で、後は高麗美術館。明日は、国宝の茶室「如庵」の特別見学会です。月一で二回、定員は一回25名です。日頃なかなか参加出来ないので夏期休暇を取り日程を立てました。ついでに書店で「ひよっこ茶人」を買いました。私の地元では、すぐ手に入らないのでやっぱり都会は違いますね
返信する
内露地 (Akatsuki)
2011-08-08 00:06:42
ボビーシードさん
夏休みの茶の湯フリーク第一弾決行ですね
佐川美術館の茶室、ちょうど3年前に見学しました。
この季節だと池の葦や蒲が生い茂っていて、いい感じですね。
水の中から地上に浮き上がるような感覚が印象に残りました。
如庵のある犬山も少々行きづらいですね。
ホンモノは内露地ありましたっけ?
↑確認して有無を教えて下さい
『ひよっ子茶人』はなんせ、朝日文庫ですもん
大型書店じゃないと置いてないかも。
ではよき旅を
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 (けい)
2011-08-08 08:36:42
以前、「ひよっこ茶人~」を紹介された時に
本屋さんへ行ったんですが、在庫がなく
絶版になったとのことで残念だったんです。

よ~し、また本屋さんへ行ってきます。

返信する
行ってください (Akatsuki)
2011-08-08 13:42:43
けいさん
はじめまして。
絶版になったのを残念に思っていた人は多いようですね。
本屋で見つけて下さいね
(見つからなければネットで買ってねー
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外露地でした。 (ポビーシード)
2011-08-08 23:42:00
二時からの見学でした。人数は、26名でした。係の方が正伝院書院で全員に有楽苑について説明されて、四班に分かれて如庵の中で中の構造等の話がありました。見学に参加された方は茶道をされている方やそうでない方と色々でした。されてない方の質問も参考になりました。三井家が、大磯運ぶ話や大磯から犬山に運ぶ話。如庵の胴庫をお茶会が、終わってから拝見させてもらったとか。中の説明が終わったら各自外回り等を見学して、昭和61年に建てられた弘庵でお茶を戴きました。お菓子は「水饅頭」で上に大徳寺納豆が乗っていました。お茶碗は、犬山焼きで外側は、独楽みたいな三本線、中に織田家の家紋が書いてありました。茶碗は色々でしたか、説明をされました。別件ですが、桔梗は何処の紋でしたかなんか頭に残っています。2500円でしたが、予約なしは、1000円でお茶室の中は拝見できません。呈茶は500円です。最後に記念品として「絵はがき」如庵の中とか門とか外回りとか八枚入っていてお得だと思います。内露地は、佐川美術館の方でなかったですか
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すみません (Akatsuki)
2011-08-12 09:34:18
ボビーシードさん
おかしな質問をして、ごめんなさい。
返しも遅れて失礼しました。
にじり口の外側が気になったのです。
犬山の“本家”如庵が見学できる手段があること、初めて知りました。
とても興味を持ちました。
年内は無理かもしれないけれど、来年あたりワタシも計画してみようかなと思います。
どうも有難うございました。
それにしても、御勉強家さんですね。
見習いたいけど、最近は体力と気力に自信がなくなりつつあります。
返信する
いえいえ (ポビーシード)
2011-08-12 19:02:24
あなたに比べるとまだまだです。たまたま京都で如庵の見学プリントを見たので一枚もらってきました。今回タイミングよく廻ることが出来ました。その日に自宅をでたら、佐川美術館一日掛けないと無理だし、犬山もしかりです。佐川美術館は、1ヶ月前から予約を受け付けられますが、電話でもだから二、三日前でも大丈夫ではないかと思います。犬山は希望を第一、第二と書かなければいけませんでした。犬山の襖の見学も日にちが決められていました。不便なので、おにぎりを持って待ち時間の時、犬山城に登り腰掛けて食べました。ホントに見晴らしの良いお城でした。佐川美術館のお茶室で戴くお茶は、また、格別だと思います。是非、体験したいです。あと、もう少し余裕を持ってその周辺を廻るのも良いですね。いつも情報を教えて頂きありがとうございます。
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ありがとうございます (Akatsuki)
2011-08-14 22:13:48
ボビーシードさん
ネットで検索して見学の情報を見つけました。
犬山は20年前に行きました。
犬山城はホントいいですよねぇ。
有楽園も訪れて、外から如庵も見たような。。。
まだ茶道を習い始めたばかりなので、有名な茶室であることは認識していたけれど、
内部が見たいとか、見られなくて残念とか思わなかったですねぇ。
あそこはお茶会もありますよねぇ。
佐川美術館は公開が始まったばかりでしたし、CM効果で人気もあったので、予約取るのは大変だったような。。。
今はそれほどでもないのかな。
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