『天目の耀(かがや)き 鎌田幸二 作陶展』
赤坂遊ギャラリー。
※11/17まで。
静嘉堂文庫美術館の国宝は「曜変天目」。
肉眼だと角度によって微妙に見え隠れする虹の光が美しい。
が、鎌田氏の作品は「耀変天目」と「窯変天目」。
角度や光同時に関わらず、複雑な景色と美しい釉薬がとても神秘的な味わいを出している。
このお茶碗が天目台にのっている景色も見てみたかった。
油滴天目も出ていたが、これもなかなかの逸品。
触れてみると、どっしりとした重厚感。
茶道の稽古用に使っている天目茶碗は薄くて、この重厚感はない。
点前中、釜から湯を汲み入れ、手のひらにのせて茶筅通しをする際も熱くてツラい時もしばしば。
以前、講演会で「本物の天目茶碗は厚みがあるから、熱くて持てないということはない」と聴いた。
鎌田氏の天目茶碗に触れて、ようやく得心した次第。
(美術館では絶対できない体験なので、この点だけでもこの個展に足を運ぶ価値はアリ)
願わくは、この天目茶碗で点前をしてみたい。
が、50万円也はちと手が出ない。
赤坂遊ギャラリー。
※11/17まで。
静嘉堂文庫美術館の国宝は「曜変天目」。
肉眼だと角度によって微妙に見え隠れする虹の光が美しい。
が、鎌田氏の作品は「耀変天目」と「窯変天目」。
角度や光同時に関わらず、複雑な景色と美しい釉薬がとても神秘的な味わいを出している。
このお茶碗が天目台にのっている景色も見てみたかった。
油滴天目も出ていたが、これもなかなかの逸品。
触れてみると、どっしりとした重厚感。
茶道の稽古用に使っている天目茶碗は薄くて、この重厚感はない。
点前中、釜から湯を汲み入れ、手のひらにのせて茶筅通しをする際も熱くてツラい時もしばしば。
以前、講演会で「本物の天目茶碗は厚みがあるから、熱くて持てないということはない」と聴いた。
鎌田氏の天目茶碗に触れて、ようやく得心した次第。
(美術館では絶対できない体験なので、この点だけでもこの個展に足を運ぶ価値はアリ)
願わくは、この天目茶碗で点前をしてみたい。
が、50万円也はちと手が出ない。
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