お散歩猫のキキとヒゲおじさんの日常

ヒゲおじさんは元遊園地の園長で家庭料理人、今は新聞の料理コラムニスト、猫のキキと前橋な毎日と家庭料理をお届けします。

Oさんと弁天ワッセで遊んでたら、いろんな皆さんにお会いできました

2010-05-03 22:55:06 | ヒゲクマとキキの日記

Dscf1744今日は3日、前橋の弁天通で「弁天ワッセ」が開かれました。いつもどおり10時過ぎに行って見たら、先月と様子が違います。

立川町川の入り口のところは、「山猫館書房」が陣取っているはずなのに、今日は見かけない連中が占拠しています。

Dscf1748_2 こんな連中見たことはありません。何を商っているのかも、離れて見ていては分かりません。

Dscf1747 商っていたのはメダカでした。目下流行りなんですよね、メダカだの、シュリンプ(小エビ)だの、チンコイ生き物飼うのが…

Dscf1769_2 メダカだけかと思ったら、「ウーパールーパー」も売っていました。新参者は不思議な商品を持ち込みました。

一回りして、蕗や菖蒲の葉を買って焙煎館に戻ったら、Oさんが来てました。

弁天ワッセをお散歩したことがないというので、案内係を引き受けました。

メダカ屋のつぎは、「山猫館書房」です。

Dscf1768 あれ、ネコがいないや、帰りにもう一度立ち寄ってみましょう。店ほったらかして、どこ行っているんだろう…

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お布団屋さんのお店です。座布団売っているだけでなくて、古くなった綿布団のリニューアル(昔は打ち返しって言いましたけど)の相談にものってくれますよ。

Dscf1761 手づくりのお菓子や小物を売っているお店です。

Dscf1760_2 コチラは「わがじゃん」という子どもたちと遊んでくれるお店の露天です。だから、今日も遊んでます。みんなで、鯉のぼり作ってました。

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大蓮寺の山門前まで来ました。山門をくぐって正面が弁財天のお堂です。大連寺が弁天様を祀っているんで、その参道の通りが弁天通りって呼ばれるようになったんですって…

今、牡丹の花がとってもきれいですよ。

左側は、蕎麦打ちをしているおじさんです。手打ち蕎麦を打っています。

Dscf1776 山門の右手は、ステージです。音楽やダンスをやってます。今登場しているのは「ウクレレ七福神」というバンドです。きょうは、初めてステージ・デビューのメンバーがいました。

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ほら、格好いいでしょ、「ウクレレ七福神」期待の新人です。

Dscf1758 こちらは、近くでトンボ玉やなんかのアクセサリーを作っている「弁天工房」のお店です。

Dscf1756 野菜や手づくりの食品を売るお店も出ています。JA前橋の「産直ゆうあい館」「粕川支所」も来ています。倉渕のおばちゃんのお店もあります。

Dscf1772古代米を売っているお店です。黒米だけでなく、 赤米や緑米もあります。左端は桜の花の塩漬け、Oさんもヒゲクマもお買い上げしました。

Dscf1785 これは、わさびの花、倉渕のおばちゃんから買いました。きれいです、食べやすい長さに切ってザルに広げ、熱湯をかけまわしてすぐに冷水に漬けます。絞って、多き間の保存容器に入れ、思い切り振り続けます。容器の内壁にわさびがぶつかるように。そうすると、素敵な香りが出てきます。

  

Dscf1755 一番比刀根橋に近いところに新しい店が出ていました。『ブラジルグリル』って書いてあります。

Dscf1774 それで、『ブラジルグリル』に寄って、Oさんとソーセージでビールをしました。どうやら、このときの姿を「一浴一杯」さんに見られたようです。そういや、隣に素敵な家族連れが坐ったな…

ビールしてたら、クラさんがデジタルホーンを抱えて登場、山門脇のステージで演奏するんですって。

はるな眼鏡のお母さんに会って、ジョージさんの袴姿見て、門倉メリヤスのご主人にご挨拶して、ノブとツナさんともすれ違って、いろんな皆さんにお会いできました。

大蓮寺の「しょうこう」さんともご挨拶。「しゅんこう日記」も『弁天ワッセ』、こちらも見てください。  

ビールを飲み終えて、Oさんとノンビリ焙煎館まで戻る帰り道、ネコが復帰してました。

Dscf1766山猫館書房」の水野真由美さんです。その実態は、古本屋稼業の俳句作家です。働いている姿もまた良いものですね。

   

こんなして、Oさんと弁天ワッセで遊んじゃいました。

いつも静かな暮らしをしているOさん、「私にとって貴重な体験でした」ってメールをくれました。

  

弁天ワッセは毎月3日、次回は6月3日です。曜日には関係ありません。

午前中にお越しになることをおすすめします。

  

Dscf1790 夕飯は、贅沢にも春キャベツを入れたメンチカツと新ジャガの野菜ソースでした。

Dscf1791_2弁天ワッセで買った桜花の塩漬けで、こんなきれいなお吸い物ができちゃいました。とっても良い香り…

  

    

ウェブページ、「野村たかあき作 風神の子等雷神の子等 in高崎高等養護学校」をアップしました。

Photo_10 昨夜野村たかあきさんから、木版画展の案内状をいただきました。詳しいことは、ウェブページ「野村たかあき木版画展 ギャラリーMalle  5月11日~16日」をご覧ください。

Photo_11 直派若柳流の大舞踊会が国立劇場で開かれます。二代目吉駒はもちろんですが、糸駒も「浦島」で出演いたします。詳しくは、ウェブページ「創流40周年記念『直派若柳流舞踊会』 5月24日 国立劇場大劇場」をご覧ください。

    

写真はクリックするとポップアップしますよ                               Ccf20080630_00000_2

  

200806072 「ヒゲおじさん厨房に入る」(朝日新聞群馬県版)の次回は、今日5月1日(土)掲載予定のはずだったんですが、新聞社の都合で5月8日に延期されました


野村たかあき作  風神の子ら・雷神の子ら in県立高崎高等養護学校

2010-05-03 00:13:48 | インポート

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この木彫作品は、1996年に野村たかあきさんが製作した作品です。

高崎市柴崎町にある群馬県立高崎養護学校の生徒たちの昇降口のホールの梁の上に取り付けられています。

北側の梁の上では、風神の子らが風袋を持ち出して遊んでいます。

Dscf1726_2 南側の梁の上では雷神の子らが太鼓をたたいて踊っています。

野村たかあきさんの木彫作品の中で、最大の作品です。

  

Dscf1729 一階の壁面に、「風神の袋持ち出し遊ぶ子ら 雷神の子らがおどけて太鼓打つ 平成九年三月吉日 野村たかあき」という銘板があります。

   

Dscf17252 風袋の口にまたがる風神の子

Dscf17242 袋の弾力を使って遊ぶ風神の子

Dscf1723 それを手を打ってはやしし立てる風神の子です。

  

Dscf17262 おどけて大きな太鼓を打つふたりの雷神の子

Dscf1728 そして、小太鼓をたたく雷神の子です。

   

   

Dscf1721_2 高崎高等養護学校の管理・特別教室棟です。真ん中の通路の右側のホールに野村たかあきさんの作品があります。

Dscf1730 この学校は1997年4月に開校しました。すべての建物が木造で造られました。

野村さんの作品は、この学校のモニュメントとして製作されたものです。

子どもたちが、元気に、明るく成長してくれることを祈って…

 

ちなみに、学校を訪問された天皇皇后両陛下も、この作品をご覧になっておられます。

  

この学校建設は、ヒゲクマに忘れられない仕事の一つです。

今、「ヒゲおじさん厨房に入る」で野村たかあきさんと一緒に仕事をしていますが、この学校をつくる仕事でも、一緒に取り組みました。

たくさんの、たくさんの思い出があります…

   

作品をご覧になりたい方は、必ず事務室で許可をもらって鑑賞してください。

今、学校は外部からの危険に脅かされています。

本当は、地域社会に大きく開かれた学校としてプランニングしたのですが、時代が許してくれませんでした。悲しいことです。