<この挿絵のおばちゃん、知っているよ、元気のいい海苔屋のおばちゃんでしょう>
そうです、鳥山海苔店の三代のおかみさんを野村さんが描いてくれました。
今朝の朝日新聞群馬県版掲載「ヒゲおじさん厨房に入る」です。
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テーマは『イソカツ』です。
こんなカツなんです。
それでは、イソカツ復習編です。
使う肉は、豚のロース肉をしゃぶしゃぶ用に薄く切った肉を使います。
普通の薄切り肉ではダメ、しゃぶしゃぶ用の薄切り肉です。
まな板の上に、6枚から7枚並べて、軽く塩コショウします。
端の一枚を除いて、細かくもみ砕いた海苔を2枚分振り掛けます。
のりをのせた薄切り肉を重ねていって、一番上に海苔をのせてない一枚を乗せます。
これで、薄切り肉と海苔がミルフィーユ状に重ねられました。
全体に薄力粉をまぶしながら、形を整えてあげます。
このときに、ぎゅっと押して固めてしまわないよう、優しく扱いましょう。
溶き卵をくぐして、パン粉をつけます。
細めパン粉のほうが、歯の悪い人やお年寄りには向いてますよ。
160度から170度(いわゆる中温)の油でで、4分から5分、途中裏返しながら揚げます。
揚がったら、幅1.5cmほどに切って盛り付けましょう。
ソースで食べても美味しいのですが、ポン酢であっさりと頂いてもいけます。
柔らかなイソカツ(海苔入りミルフィーユカツ)です。
もみ海苔のほかに、大葉と新ショウガを試してみました。
カツ1枚あたり、大葉は20枚、新ショウガは40gを細かい千切りにしてはさみこみました。
たっぷりはさみこんだ方が、柔らかくなりますし、はさんだ素材が生きますよ。
どちらも海苔に負けない美味しさでした。
間もなく敬老の日です。
歯で悩んでいるお年寄りにピッタシのカツです。
是非お試しを。
9月23日は『前橋子ども芸能座』ですのウェブページを新設しました。ご覧ください。
次回の「ヒゲおじさん厨房に入る」は9月26日、朝日新聞群馬県版に掲載予定です。