バロックヴァイオリン 佐藤 泉  Izumi SATO

「コンサート情報」や「日々の気づき」などをメモしています。

シギスヴァルト・クイケン 公開レッスン

2018年01月16日 | コンサート情報
シギスヴァルト・クイケン 演奏家・音大生対象 公開レッスン 聴講募集のお知らせです。

2月東京芸大の非常勤講師として、短期来日されるので、少しだけ外部の方にもレッスンして頂く事になりました。

2月21日(水) 10:00~13:00 昼休憩後 15:00~18:00

場所:  space 415 

聴講希望を9名受け付けます。

受付期間:1月20日から31日まで 

学生2000円 一般 3000円

先着順になりますので、満席になり次第受付終了をお知らせ致します。


ご住所、お電話番号 音楽学生か 一般演奏家かも併せて

atelierkogaku2000@gmail.com まで お申込みください。

こちらからの返信を以て予約完了とさせて頂きます。

宜しくお願い致します。

Less is More

2018年01月14日 | 日記
2週間遅れの新年のご挨拶で失礼致します。

新しい年いかがお過ごしでしょうか。きりっと気持ちいい寒さの週末です。(瀬戸内だけかもしれないが

私は昨年の秋の膨大な学びをまだ消化出来ずにいますが、少しづつ事態が呑み込めて来たところです。

昨年を総括すると、シギスヴァルト・クイケンの持論「Less is More!」実体験の連続でした。

そもそもは、福岡古楽祭での公開レッスンで彼がある受講者に「弓の毛(馬の尻尾)が多すぎて弾きにくそうだね。発音しにくいでしょう?」と仰ったことがきっかけでした。「沢山の弓の毛を張ると、それぞれの毛が重なるから、一本づつのテンションが下がる。しかし重ならない様に一列に張ると、それぞれのテンションがマックスになるから、発音がクリアになる。Less is More ということや」 とのこと。
(私の中では シギスの言葉は何故か関西風、バルトは関東風に聞こえる)

長年アーティキュレーションに苦労していた私はと耳を疑いました。
そうか! 楽器や弓をバロックのスタイルにしておきながら、弓の毛だけはそんなこと考えたこともなかった・・・盲点だった
しかしブリュッセルではそんな話師匠が仰ることはなかったから、よくぞ今言って下さった。と思ったことでした。(いやいや自分で考えなさいよ

早速うちのルティエと実験。
まずは張り替える前に 少しづつ今の弓の毛を切って減らし、その都度弾いてみる。
そうすると自然に発音がはっきりし、軽やか かつ高温の伸びが透明感のあるものになりました。
職人さんもへえ~~~っと面白がってくれ、ある程度の量になった時「これで毛替えしましょうか!」と皆納得したのでした。

シギスヴァルトの音が決して大きくないのに、ホールの後ろまで楽々通る理由の一つが分かったのでした。

でも長所は短所で、大きな音を出すのは難しくなります。
これだと不必要に大きな音はならないので、伸び伸び弾いてもトラヴェルソやチェンバロの繊細さをぶち壊す心配もなくなり、なるほどと喜んでいます。
反対にまだフォルテを出すには苦労していますが。

そういえば、ビルスマが1980年代に古楽器だと小さな音はどんなにでも小さく意味を持って演奏出来るが、フォルテは不得意・・・って仰ってたなあ。。。と思い出し、18世紀前半までの音楽が必要とする要素と19世紀以降の音楽が必要とする要素の違いに改めて思い至ったことでした。


考えてみると、これは至る所で当てはまると気が付きます。
俳句や短歌もそうですが、

*食べ過ぎると鈍くなるのに、小食にすると五感が鋭敏になる。内臓も快調に働き始める。

*情報も多すぎると時間が奪われるだけで(つまり命である時間が減る)ばかりで消耗する。

*親や先生が延々と説教しても、誰も聞いていないけど、ヴィーラント・クイケンの様に寡黙だが熟考される人の一言は、宝物の様な内容だ。

*プティットバンドが指揮者も合唱も使わずマタイを演奏した時の様に、ソリストが合唱パートも歌うことで、各パート内部の忖度がなくなり(隣より先に出たらいかんとか。)よりダイレクトで思い切った歌い方になり、歌詞がパワフルに伝わるのもそうだし、演奏家も指揮者の都合でなく、自主的に演奏することで100%の力を出す。
全体の音量は減るが多声部がどれも重要。。。というバッハのフーガがクリアに聴こえる。

などなど。

他にも沢山ありそうです。

長々書きましたがブログもLess is Moreかも。。。  

どうぞ今年も宜しくお願い致します








バルトルド・クイケン インタビュー

2017年12月25日 | 日記
いかがお過ごしでしょうか?

イシハラホールのオーナー脇田 貞二社長のご厚意により、11月24日大阪公演で紹介された
「バルトルド・クイケン:来日公演についてのインタビュー」を紹介させて頂きます。

”これは素晴らしい内容なので、是非沢山の方々にも読んでもらって!」と脇田社長が沢山コピーを持たせて下さいました。寛大なご配慮心に沁みました。ご一読頂ければ幸いです。

I wish you a Merry Christmas and a Happy New Year !



来年もどうぞよろしくお願い致します。


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ご来聴ありがとうございました!

2017年12月20日 | 日記
あまりにもご無沙汰してしまいましたのに、時々閲覧頂いた様で本当にありがとうございます
励まされます。

10月の有田オケ、プティットバンド、11月のバルトのコンサート、12月北とぴあのオペラなどへの
ご来聴 本当に有難かったです

それぞれにお礼をお伝えしたかったのですが、次々と滞在場所が変わったために中々時間がなくて失礼しております。

昨日から自宅で、4つ広げたスーツケースの中身を洗濯したり片づけたりして、ぼつぼつですが、ようやく部屋の床が少し見えて来たところです

もしかすると年末までずっと掃除かもしれないが

シギスヴァルトとバルトによると、ヨーロッパのコンサートでは、個人的なコンサートの感想を後で聴くことが少ないのだそうです。
私にメールして下さった方々の感想をお伝えすると、とても喜んでおられました。
もし、ご意見、ご感想頂ける様でしたら atelierkogaku2000@gmail.com (古楽工房)まで頂けましたら幸いです。

気が付けばクリスマスももうすぐ。

溢れる光に包まれる様なクリスマスを御過ごし下さい

イシハラホール再開についての記事

2017年11月08日 | コンサート情報
11月24日(金)「バルトルド・クイケン ソロリサイタル」が行われる大阪の名ホール、”イシハラホール再開”について関西音楽新聞に記事が掲載されました。

ホールと共に写真に写っておられるのは、西洋音楽だけでなく、日本の伝統芸能 お能などの支援もされている脇田 貞二オーナーです。

昨日ホールで打ち合わせがあり、伺ったのですが演奏者と公演を支えて下さる沢山の方々により、温かく着々と準備を整えられているのを拝見し感動しております。

コンサートに先立ち18:00からは バルトルド・クイケン氏、渡邉 順生氏、前田 りり子さん(通訳)によるプレトークもございます。

当日のプログラムも、バルトルド・クイケン氏が書かれたものです。

残席少ないのですが、チケットぴあにて受付中です。宜しくお願い致します。