バロックヴァイオリン 佐藤 泉  Izumi SATO

「コンサート情報」や「日々の気づき」などをメモしています。

ようやく

2022年03月28日 | 病は気から?
数日前、ようやく関西で地上波で、後遺症についての報道があったようです。その動画は一気に170万回以上の再生。6000を超えるコメントがついていることからも、悩んでおられた方の多さが伝わります。 

名古屋では数か月前から報道があり、市の受付窓口も先に出来ていたそうです。名古屋凄い@

ようやく厚生労働省から各自治体に 副反応受付窓口設置の通達も出たようです。国会や映画上映での訴えなど何か月も 何か月も奮闘された長尾先生はじめ、多くの医療関係者のお蔭です。

今回思い知ったのは、人間の免疫機能の違いは、人の数だけあるということ。 多くの人が食べて何ともないお蕎麦で重篤な症状が出る人がいるように、家族の中で一人だけ反応する場合も多い。

それこそ、一人一人が有史以来、唯一無二の存在と わかる事例です。だから命に係わることは、もっと繊細な感覚で話されるべきではないのか。

戦前からコロナまで報道に騙されても騙されても、相変わらず朝から新聞を読んでつい一喜一憂するけれど、
そもそも、報道が全てをカヴァー出来るはずもなく、偏らないはずもなく、意図がないはずもないのだから、一市民としては、木の根っこをしっかり張って、暴風雨に耐えられる健全な強さと しなやかさが必要ということでしょうか。。。

破壊の文化?! と思うウクライナでの惨状が報道される中、反対に 時間はかかるが、こつこつ大事に育む創りあげる日本文化は、ますます貴重になると思いました。

こんな時期でも、淡々と自分のすべき事に集中されて、ついに悲願の優勝、しかも、「うれし泣きしなかったのは、優勝がゴールではないからではないか、、」というフィギュアスケートの宇野昌磨選手から、多くを学んだところです。

鳥肌ものの素晴らしい演技、いやあれは演技などではなく、彼の生き様が見事に昇華された一瞬だった。 Splendid! 本当におめでとうございます 




倉本 聰先生の緊急メッセージ

2021年09月24日 | 病は気から?
過ごしやすい爽やかな日が続いています。コオロギの声を聞きながら風にあたる時間が何よりのこの頃です。
いかがお過ごしでしょうか。

先日長尾先生のブログ ”どうにかしないといけない末期医療”の話に 亡くなった友人の状態が、そのまま出て来たので大変驚きました。

「ステージ4」であると告げられた昨年のクリスマスから、7か月で天国に召された彼女。全てを受け入れ、何の不平不満も恨みも言わず、周りへの気遣いに終始した あまりにも立派な闘病生活でした。彼女が亡くなってからは 彼女の残した人への細やかな優しさ配慮を身近に感じ、今も魂は忙しく働いているんだな、、と気が付きました。

反対にその7か月間 こちらは とにかく何とかしたいが、何ともならない無力感に苛まれた時間でした。
そんなこんなで 臨終を看取る問題を漠然と感じてもいました。

長尾 和宏著の「痛くない死に方」や日本尊厳死協会に寄稿された この倉本聰先生の文章に目が留まったのも彼女の遺志かもしれません。

死について話すことは未だにタブー視されますが、実はこんなに重要な瞬間もそうはない。必死で走って障害物を乗り越え、転び、這い上がって起き上がり、また歩いて・・・という人生のゴールだからです。そしてその先も魂の時間は続いていくのですから。

しかし、その尊厳を取り上げられた時の様子がこんな感じだとは・・・
勿論ベッドの傍に誰もいなくても神 仏はそばに寄り添っていて下さるけれど。

長尾先生の患者さんは、亡くなられる1時間前まで笑って家族と過ごすのが普通だと知ってまた驚く。そんな最後が迎えられたら、人間の尊厳が守られた素晴らしい一生となって、残った人々をも温かくさせる素晴らしいお見送りとなる。 またすぐにあの世で会えるしね。。。って感じだ。

ああ、そうか、、そんな長尾先生だからこそ、コロナで亡くなった方々の無念の声を代弁出来るのですね。 


災い転じて福となす

2021年08月17日 | 病は気から?
今日も大雨の一日でした。各地の雨量、心配です。

コロナ禍の8月 自宅療養でまだ治療を受けられない方々から悲鳴が上がっているという。皆さん何十年も 安くはない健康保険料を払っておられるのに、、、である。 

しかも、他人に迷惑をかけまいと発熱外来まで40分も歩いて来られたという映像を見て、何と健気で勇気があり真面目なんだろう、、と胸が痛くなるのに感動もしている。

先日ご紹介した長尾先生が TV紹介されると、問い合わせと中小誹謗や脅しで病院と先生のサーバーもパンクされたという。長尾先生も とことん打ちのめされ、一時は恐怖も感じておられた文章もあった。

それでも、こうしたメッセージが今日発せられました。
長尾先生に賛同して動き出した町医者先生方、現代の仁医が 他にも沢山いらっしゃるそうです。 
有難い! 600名ほどのコロナ患者を治療された先生だからこそ言える言葉です。

(おっと、ブログ転載は禁止だと小さく書いてあったので、クリックで直接見られるようにしました。ごめんなさい・・・)

調和の極致

2021年08月13日 | 病は気から?
数か月ぶりにゆっくりバッハを聴いています。 どうして、そんなに忙しかったのかも思い出せないが、とにかく時間があって嬉しい。  よく眠り、出来るだけ自然な食物を食べ、少し運動し、J.S.バッハを聴く。 私には最高の時間です

J.SBach ロ短調ミサ この録音はLa Petite Bande が one voice per one part  ソロも合唱も1パート一人づつ で演奏しています。

プロテスタントのバッハが カトリック様式で書いて下さった最高の音楽。

宇宙の摂理と体の繊細な仕組みが響き合い、あらゆる分断を超える叡智を感じます。

雨の一週間となりますが、お元気でいらして下さい。



こっそり発表されても・・・

2021年08月09日 | 病は気から?
酷暑に台風、ご無事で御過ごしでしょうか。

う~~む 今頃 しれっとこういうことを 遠慮がちに小さく発表。。。 やっぱり そうだったんだ・・・ 

高齢者の重症化を防ぐためとか言って、昨年からどれほど 若い世代の自然免疫や精神状態を脅威にさらしていると思っているんだか。謝るべきではないかとつくづく思う。

でも オリンピックによって 世界は次世代が担うと 高らかに示された様に思いました。 

オリンピアンの方々、スタッフ、ボランティアの方々、警備の方々(テロが防がれて良かった)勿論直接開催に携わった方々、本当に沢山の感動をありがと~~~。 これからも伸び伸び 世界中で競技が続けられるよう祈ります。

あ、お届けしたかった蓮(後半)は雷雨、酷暑、台風で諦めることになりました。 また来年お届け出来ますように!