コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

南房総 ~ 里山散策

2017-11-22 19:42:05 | 登山


真冬のような日が続いたので、高い山はすっかり冬の装いになりましたね。
今日は快晴なので、初冬の雪山へ行くチャンスなのですが、タイヤをまだ冬用に変えていなかったので
寒い地方へは、行きたくても行けませんデス ・・・・・・(- -;)

以前、登山口までなら、何とか大丈夫かな・・・・という判断で行ったことがありましたが
ぜんぜん大丈夫ではなかったので、タイヤの交換を明日予約して、今日は暖かい南房総へ・・・・

久しぶりに海岸周辺も散策しようと思いましたが、風があまりにも強いのでパス。
のんびり集落を歩いて登れそうな里山を適当に歩いてみました。



あぜ道を歩いていると。スイセンがもう咲いていましたが、変わったスイセンの花?が
咲いていました。
八重ではないし、何かの理由で、奇形? それとも こういうタイプの花もあるのかな・・・・・












ツワブキが盛りでスイセンも咲き始めていますが、まだ秋の花が多く咲いています。

この野菊はシロヨメナかな・・・・・












ホトトギス、コウヤボウキなども咲き残っていましたが、ヤクシソウが
法面の岩場などに着生して、鮮やかな黄色の花を咲かせているのが目に付きます。



















一声かけて、私有地に車を止めさせていただき、登りやすそうな場所から山へ・・・・

隙間なく照葉の樹々に覆われているので、太陽が眩しかった畦道から一変して薄暗い森へと
入っていくのが南房総の山の特徴です。

途中ヤブもありましたが、比較的歩きやすい感じの森になりました。
薄暗い中、ヤツデの白い花が目立ちます。









コクラン、エビネが点々と・・・・・


















フウトウカズラに覆われて地面も見えない斜面があります。

よく見ると、ツンとオオシマシュスランの花殻が見えてきます。
















これも南房総の山ならではの景色です。




沢へと下りてみれば、他にも見つかると思いましたが
倒木、ヤブも増えて、うろうろ歩いてみましたが、結局何も見つからず・・・・・・










再び斜面をよじ登ります。

途中でシダが美しい場所がありました。
ヒルも藪蚊もヘビもいない時期になりましたので
しばらく腰をすえて休憩します。









このあたりが頂上ですね。









尾根を外さないように歩いていたら赤テープが見つかりました。

尾根に沿って、何となく踏み後が続いている感じです。









上下を繰り返し歩いていると、照葉の森ですがフカフカに落ち葉が積っている所もあります。







しっとりした平らな場所で、落ち葉の中にシュスランを見つけました。










周辺にも数株見つかりました。
落ち葉を退けてあげれば、もっと多くの株があるかと思います。

何かに出会うまで、この尾根をしばらく歩く予定でしたので
このシュスランの自生地に出会ったことで、引き返すことにしました。

早朝こそヒンヤリしていましたが、日中は歩いていると汗ばむ陽気で
これから寒い時期にユルユル散策したくなった時は、また来よう・・・・・
今回は歩かなかった海岸なども冬は静かで良いです。





      




帰りアクアラインを渡っている時、ちょうど日没の時間に重なりました。
























11月21日








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