ひゃぁぁぁ
2週間の現実逃避は結構長かっただぁーーー!
しかし、行くあての友達の住所も電話番号も知らず、どこ行くかも飛行機の中で決めるという自分の大雑把さがちょと恐くなりました。
でも行き当たりばったりが好きだぁ><
それはそれで柔軟に動けて楽しいのです。
2週間分も書き留めたいことを書ききれませんが、とりあえず振り返ってみたいと
思います
1日目2日目~Valencia
行きの飛行機中ではツアーガイドさんのお隣でした♪
いろいろ聞きたかったけど、疲れてたみたいで、ちょっとしか話せなかった
しかも当然のことしか聞けなかったかった笑
着いたらもう真夜中だよーーー><それでも、バレンシア空港ではマルタ家族とビクトル(元彼)←マルタのねっっ
が出迎えてくれました♪
マルタはイギリス時代プロジェクトウィークでバレンシアに行った時、1週間程ステイさせてもらったおうち。看護婦を目指す2つ年下の女の子です
いやぁ、2年前はまさかここに戻ってくるなんて本当に思ってなかったから。
余り変わってない町並みとか雰囲気とか懐かしみつつ♪
プロジェクトウィークは2年間のイギリス思い出のベスト3に入るくらい、楽しかったことだからなぁーー><あの時は、ACの仲間もたくさん一緒にいたのに、今1人でまたバレンシアを訪れていることに時の流れを感じました。
テキーラショット3杯させられてでっろでろになったのを思い出す!笑
キケにも会ったしマルタのニュー彼やらとも遊びにいきました♪
でもスペインでは元彼とかニュー彼とか関係なく家族ぐるみでお付き合いするからすごいなぁ。
3日目4日目MADRID~
スペインはバレンシアしか行ったことがなかったので、こっからは見るもの触れるのも全てが初っっ
MADRIDまではたまたま仕事でMADRIDに行くというマルタパパカーで朝の5時出発で行きました
道程中はほとんど寝てたんだけど、途中目が覚めたら窓から見える空一面星ーーーーーーーーーーー
なのにめちゃくちゃ感動しました。
スペインでは高速道路に電灯がひとつもないっっ!!
その上田舎道を走ってると建物一つないので、星空がめちゃくちゃきれいだった!
あたしの夜の高速道路好き理由は星空ドライブだっていうのに、あれはやばかったぁぁぁ
きれいすぎて言葉を失ってしまいました。
しかしバスにしても車にしてもバイクにしても、スペイン人は道路が広いからか、運転が荒いっっ
結構恐かっただぁーーーー
そしてついに2年ぶりにクリスに再会っっ
あたしの大好き大好きクリスティーナです
相変わらずかわいかったぁぁぁ。クリスのせまーい部屋で、(宿舎の半分くらいっ!)せまーいベッドで二人でねちゃいました
2年間も同じ部屋で生活してた彼女とは、もう本当に家族同然のようなものを感じます。2年ぶりに会うからってな~~~~んも心配することも気にかけることもない。
会話を探す必要もないし、お互い全く気を使わなくていいし、日ごろ考えてること思ったことを深く考えることもなしに、感じたまま伝え合えるのはすごく居心地のいいもんです。AC最後の日、二人で抱き合って大泣きしたこと思いだしたよー笑
でも、2年間ずっと一緒にいて、そしてこの2年間は一度も会うことができなかった。あたしの中のクリスも、クリスの中のあたしも2年前のまんまなんですね。
でもお互い確実にいろいろ変わってて。それがそごく不思議な感覚にさせた。
この2年間であたしはどんな風に変わっていったのかなぁってすごく考えた。
でもお互いが変わったとしても、何にも2人の仲が変わってないことがすごくうれしかった。やっぱりあたし彼女が大好きで
2,3年のうちに、エミリア、フローラ(他のルームメイト)と4人で会うことを誓って別れました。
さてMADRIDですが、なんだかんだでバレンシアでは誰かかんかと一緒だったから、この旅初の1人歩きですよーーー!!
マドリッド危ないって聞いてるし、何がなんだか何も分かんないし、初めは警戒しすぎて疲れたーーーーーーー
1日目はマドリッドの中心街を散歩しまくった!!!朝まずクリスの大学の授業に潜り込んで、案の定さっぱり分かんないし、ずっとここにいてももったいないので、クリスとバイバイ。
地図片手に歩きまくったーーーーー!!!それにしても、2週間ずっといい天気に恵まれたのはさすが晴れ女ですね
というより、スペインは日差しがめちゃくちゃ強くてむしろ、暑い
途中ばてて王宮の公園で昼寝したりした。
パスポートも現金もカードも全て持ったままの昼ねはよくよく考えると危ないらしい。みんなにつっこまれた。
ちょと体力回復したら王宮見学ーーー!すごかった笑
ちょっとだけ姫気分を味わった
そこで日本人の老夫婦に会い、久々の日本語にうれしくなった笑
おじいちゃんおばあちゃんになっても海外に二人で来ちゃうガッツに拍手!
話を聞いてみるとおじいちゃんはかなりの旅行マスターで、いろいろ教えてもらった。やはり昔バルセロナで数人に囲まれ足を踏まれてるうちにポケットに入ってる財布とか盗まれちゃったらしい。人のいない道は1人で絶対歩くなって言われた。
また恐くなったぁぁ
夕方、疲れきったので、ガイドブックに載ってるチョコラテリアの老舗に行った
チュロスにホットチョコレートをつけて食べるやつを注文♪
チョコが思いのほかビターでチョロス多くて全部食べきれなかった
夜はクリスの友達にパーティーに誘われてたけど、熱射と歩き疲れと気づかれにより、クリスと二人でご飯作って語る会に変更。だって2年分の話がっっ
とりあえずクリスが放課後毎日通ってるシアターの学校に迎えに行く。
これで地下鉄も1人でマスターーー
2日目朝は早く出てったクリスを見送ってからソフィア美術館へ。途中迷いまくったのと露店に気を取られてたので十分な時間とれず
お昼クリスと約束してたからね。
でもでも、あたしここいなら1日ずっといられる!!!っていうくらいすごかった。
根本的に絵を見たりするのは好きらしい。それまでピカソとかまじ何書いてるの分からんわ~~て思ってたけど、生を見たらすごいっていう訳が分かった。
ゲルニカも見てきた!!!おっきかった!いやぁ、やっぱりピカソはすごいです。
いろんな視点で見ることで、一つの絵が何枚もの絵になるのね。ひとつのオブジェクトを描くのにびっっっちり主張が込められているのが伝わってきた。
あと個人的にはSlavadorさんかそんな感じの名前の人・笑 にすごく惹かれた。
お昼はクリスと他の大学に潜り込んでランチ♪スペインでは他の人が残したご飯を、お昼買う余裕のない人が食べちゃうらしい。日本では絶対ありえないなぁと思った。ってことで、何事も経験です♪隣のキャピキャピ女の子達が残したコロッケとかパンとかを、カートに下げたと同時にクリスがこそっと持ってきた笑
ごちそうさまです☆
ご飯を終えて、クリスがシアターに行った後、残ってお手紙書いてたら、日本人ですか??って話しかけられた。フアンさん、独身、33歳。
彼はスペイン語の先生でどうやら日本語を勉強しているらしい。
しかも相当の努力を費やしている><ガイドブックの後ろの海外保険の広告が全て読めちゃったのには驚かされた。
でも会話は苦手らしい。ノートをもらうとびっちり日本語が書いてあった。
中には「ニャンニャンする」とかまで書いてあったので1人で爆笑。
どうやら授業でスマスマを見たらしい。
話が弾み、その後1人行くはずだった買い物に2人で行くことになった。
思いもよらず33歳とデートです笑
言葉の違いの話から、言語の話、文化の話と興味深い話をたくさんした。どうやら彼はグラフィッックデザイナーをやってたらしく、しかも大学時代の専攻は哲学と、知識の分野が幅広かった。あたしの乏しいスペイン語と彼の乏しい日本語なのに、深い会話ができた。いやーーー、実際会話っていうのはボキャブラリーより気持ちですね!って自分の不得意な日本語をフォローしてみたり笑
でも、初対面でも馬の合う人っていうのは合うもんで、それは性別も国籍も年齢も何も関係ないんだなぁと。
その夜は10時からクリスのシアタースクールで上演される演劇を見る約束だったので、9時にシアター待ち合わせだったんだけど、ちょっと遅れたらもう閉まってた><電話かえてもつながらないし、仕方なくフアンとバーで一杯
って言ってもあたしが飲んだのはカフェラテですが笑
フアンの携帯から何回もクリスに電話したので、見知らぬ番号からかかってきたクリスは「今誰といるの!?」「どこにいるの!?」ってむちゃくちゃ心配されちゃった。
シアターはすごかった。はい、絶対日本じゃありえません。まず、10時スタートっていうのから文化の違いを感じた。終わったら1時すぎてるし。これがスペインじゃ普通らしい。何がすごいってみんなの演技力と演劇に注ぐ情熱もすごかったんだけど、内容です。スペイン語だったので全部はわかんなかったけど、どうやら男と女について、みたいな感じで、、it was like so much about sex!!!
日本語ではかけません笑 いろんなカップルがでてきて、みんなそれぞれラブシーンを
女の人も男の人も脱ぐ脱ぐ!
圧倒されてびっくりしすぎました。
~Cordoba, Sevilla~
マドリッドを旅たつ日、地下鉄のスト発覚
これも日本じゃありえないなぁ。こっちじゃストがしょっちゅうらしい。
AVEに乗り遅れるわけにはいかないので、早めに出発、バスで行った。
こっからが本当の1人旅ーーー><ドキドキです!
AVEはすごかった!まだ去年開通したばかりらしく、新幹線のすごい番みたいなのです。何に感動したって窓から見える景色ですね!
地平線がずっと見えて、窓一面いろんな緑と青と白~~~~
時々窓いっぱい空になるのが素敵だった。
「その場でその音を楽しめ」っていうアドバイスの元、いろんな音を楽しんだ。一つ思ったことは、どんなすごい建物も、どんな素敵なメロディーも、やっぱり人間の造るものっていうのは、自然には叶いません。自然が1番心を動かすよ。
少なくともあたしはね。
コルドバではメスキータが1番印象的。花売りのジプシーにも要注意です。花っていうより葉っぱだけど
無理やり渡してきてお金をすられます。
いらないって言ったら怒って恐かった
メスキータはイスラム教モスクにキリスト教がのっとって建てた大聖堂。イスラム教に負けてたまるかっていう意気込みがすごく伝わってくる。
確かに建物、建築技術に美的感覚にものすごいです。当事の人間の技術と賢さを感じます。圧倒されるし、口ぽっかりだけど、あたしはなんだか好めなかった。
建物事態はきれいなのに、やっぱりイスラム教とキリスト教が競ってお互いのすごさとかプライドとかそういものぶつけあってたって思うと、悲しくなります。
本当に信仰心があれば、どんな質素な教会だって思いは伝わるはずなのに。
あと、どうしてキリスト教はいつもあんなに苦しそうなジーザスの絵を代表とするのか、もっと優しく微笑んでるのとかにすればいいのに。苦しんでいる姿で宗教心をあおるのでしょうか。なんて思うあたしはひねくれてるなーー><
とりあえず、今年はもっと宗教学とヨーロッパの歴史を勉強したくなった。
セビージャはイスラム香り漂うアラブな街!グラナダとめっちゃ迷ってここにしたんだなぁ><しかし、この旅初めて本気で恐怖心を感じました。夜街を1人歩きするのも何なので、ふと見つけた日本映画「ご法度」の上映会に参加。したら後ろのよっぱらいおじさんがからんでくるからんでくる
ずっとイス足でつついてきたり、なんなんだーーーって思ってたら、あたしが水を落としたら距離も気にせずすかさず拾ってきて、めちゃくちゃ顔近づけてきて「besita,besita」ってキスをせがんできた
いやだぁーーーーーー
おじさんお酒臭いですから!!
それから背中なでてきたり、イス蹴ってきたりなんかぶつぶつゆってくるは、恐くて映画に集中できなかったじゃないの
とりあえず全部無視っっ
帰りも車で連れてかれそうになった。っていうかおじさん飲酒運転だし
余りにも恐かったので、ずいぶんそこに残ってから帰った。
次の日は、アラブ風スパに行ってきたぁーーーー!!!
いろんなお風呂があったりお香ぷんぷんのサウナがあったり、途中休憩室ではアラブティーが飲めるようになってたり
まじセレブ気分満喫
午後からさて気合を入れて市内散策。暑い中重い荷物背負って知らぬ道を歩くのは気合がいります
よっておなかすいたのと暑いのと思いのと疲れとで機嫌悪さマックスだったので、カテドラル入る時に花売りに声かけられても、ぎって見返したら何も言わず去ってった笑 あたしよっぽど怖い顔してたんだろうな笑
一人旅だとどうしても節約生活で食がぼろぼろになる><
体力がぁ~~~
とりあえず、スタバでチャイラテ飲んで機嫌なおした
スペインのチャイラテはスパイスがきいていただ。
セビージャからバルセロナまでは飛行機で
バルセロナからは家族と一緒だったので、もう早く会いたくて会いたくてたまんなかった
コルドバセビージャは全く1人だということを親は分かってなかったらしく笑
「海外の1人旅はやめてっっ!何かあったら何も連絡とれないじゃない!」
ってお母さんに怒られた笑
いや、でもねぇ
いろいろ恐がってたら経験できるはずのことの何分の1しかできなくなっちゃうよ
人生満喫しきったってわけじゃないけど、まだまだ野望でいっぱいですが笑
まぁ、それは尽きることないってことに気づいたので、とりあえず、あたしはいつ死んじゃったって後悔するような人生は送ってきてないので笑♪
何も恐がりたくないんです><
親不孝ですね
とりあえず疲れちゃったのでバルセロナ記は後半戦で。
でも、毎日忙しくても自分の好きな人たちに会って、好きなことして。そんな日常をすごく恋しく感じたのは、本当に幸せなことだと思った。