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新入荷商品やスタッフの日々を紹介します。

テイラー東洋「JAPAN MAP」 SUKA RAYON SHIRT

2016年10月02日 | 東洋エンタープライズ
こんにちは!梅田店大藤です。

本日ご紹介するのは、テイラー東洋さんからの新商品です。

スカ レーヨン 長袖オープンシャツ 刺繍 「JAPAN MAP」
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1950年中頃のスカシャツをベースにした1着

スーベニアジャケットに加え、ヴィンテージではシャツに刺繍が 施された通称「スカシャツ」と呼ばれるものも存在する。
それらの多くは軍のユニフォームをベースとしたシャツジャケット型で、今回ご紹介するオープンシャツのスタイルは珍しく、高い評価を得ています。

こちらのデザインは、1950年代中頃のスカシャツがベースとなっており、アセテートではなく、当時のアメリカで流行していたレーヨンツイルが使われています。

胸には全身まで描かれた虎、背中には主要都市と米軍基地の所在地が記された日本地図、富士や舞妓、山間を流れ落ちる滝などが緻密に刺繍されています。 
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 スーベニアジャケット(スカジャン)とは戦後間もない頃、米兵が日本駐留の記念としてオリエンタルな柄(鷲・虎・龍)や所属していた部隊、基地名などを自分たちのジャケットに刺繍したのが始まりである。その後、スカジャンは土産物として商品化され、各地のPX(Post Exchangeの略で米軍基地内の売店の通称)で販売されるようになった。

 当時、このスカジャンをはじめとした衣料品を米軍基地へ納入していたのが、東洋エンタープライズの前身の会社「港商商会」であり、スカジャンの生産が全盛期となった1950年代には納入シェアの95パーセントを占めるほどであった。また、港商が納入していた衣料品にはアロハシャツも含まれていたが、 柄には「鷲・虎・龍」をモチーフにしたオリエンタルな柄なども含まれており、 スカジャンやアロハシャツは日本特有のオリエンタルなデザインが用いられた衣料品だと言うことが伺える。

 港商から始まり半世紀以上スーベニアジャケットを作り続けてきた「テーラー東洋」。一過性のブームではなく、文化として継承し続けているこのブランドこそが、オリジナルである。

ぜひ店頭にておためし下さいね。
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10月8日(土)より16日(日)藍着堂梅田店におきまして、桃太郎ジーンズフェアを開催します!
期間中は、2016年桃太郎ジーンズ秋冬物トップスを中心に大量のアイテムが入荷いたします。

また、銀丹レーベルジーンズ(本藍染めシルク混デニム)が藍着堂初お目見え!
ぜひこの機会をお見逃しなく、ご来店のうえおためし下さい。
店頭にない商品やサイズも可能な限りお取り寄せいたしますので、ご相談ください。

開催期間
10月8日~10月16日
営業時間
AM11:00~PM20:00
開催場所
藍着堂 梅田店