詩春期  poepoch adolescence  by 合鏡

例えば、『帰還』   おかえり・・・「お還りなさい」 / ただいま・・・「ただいま帰りました」  

深呼吸

2008年09月26日 | 



メディアのなかにどっぷりと浸かる時
われわれは自分というフィルターを
現実の世界に写し取って見ているに過ぎない
世界を見ているつもりでも
自分が捉えられているモノの見方である
「自分の見方」そのものを見ているわけだ
つまりそれがお気に入りの「メディア」である
人は常に現実に自分の見たい現実だけを見る

『幽霊の正体見たり枯れ尾花』

現実認識を記号世界の代理表象に頼るのではなく
世界をあるがままに感じてみよう
メディアも想像も捨て
目を見開き胸筋を緩めて
胸いっぱいに現実の世界の空気を吸ってみる
そう深呼吸するのだ
ほら私の肺にはまだ余力がある










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