もふもふ日和

もふもふなメインクーンのミュルンと多趣味な私のまったりライフ♪
‘パニック症’でも人生楽しく生きてやる!

私のお話。

2017-05-12 10:32:54 | ご挨拶と私の話
自分の心と体の事を分かっていないと、無理をし過ぎてダウンしてしまう。

私も幼い頃から体が丈夫ではなかったので、
喘息や薬の副作用による不整脈、胃炎、食欲不振による栄養失調、自律神経失調症など
経験しています。

大人になった今も、ストレスに負けて精神的に少し体調が悪くなる事も。

5年前に発症したパニック症で、泣く泣く大好きだった仕事を辞め、
実は現在も闘病中です。

今回、このように自分の病気の事をブログに書こうと思ったのは
この世の中に私と同じようにパニック症を患っている方が増えてきた事と
知り合いの方がパニック症になった事、そして悩み苦しんでいるという事実を知ったからです。


パニック障害という病名ですが‘障害’という言葉が引っかかるんで
私はパニック症と使います。
‘障害’ってすごく乱暴な言い方じゃないですか。

なった人にしか分からない苦しみがあります、悲しみがあります
家族や親しい人に対して、「病気になってしまって申し訳ない」という自責の念に囚われ
自分を傷つけてしまうくらい追い込んでしまう事もあります。

すごくデリケートなものなのです。
だからこそ、まずは病名から‘障害’という言葉を外します。

「障害者」ではないのですから。


少し、私の事を話しますね。

私は「パニック症は脳の病気、だから死ななきゃ治らない」と
ずっとそう考えてきました。

確かに脳の病気なんです。

車が運転できなくなったり、外出が困難になったり、
映画館や美容室などその場に居続けなければならない空間や
人の多い場所が苦手になったり、
電車やタクシーなど公共の乗り物や遊園地のアトラクションにも乗れない、
スーパーのレジにも並べない、トイレが混雑していると不安になる
過呼吸や動機、手汗、吐き気や頭痛腹痛など人によって様々ですが
とにかく色々な発作的症状が出る病気です。

そのような発作は場所関係なく突発的に起き、症状が一気にピークまで達してしまいます。

一度その恐怖を味わうと、「またあんな怖い事になるんじゃないか」
「発作が起きたらどうしょう」という不安と恐怖を強く感じてしまい
それがまた発作に繋がるというようなループを繰り返してしまうのです。

私もそうでしたし、症状が改善してきた今もそう感じてしまう事もあります。

「脳の病気」
どうやったら治るのか、全く分かりませんでした。

ただお医者様から頂いた薬を飲むだけ。
外に出るのが怖くなり、家でただ何もせず過ごす日々・・・
最初の私はそんな感じでした。
笑顔もなかったかな。

そんな私が少しずつ変わってきたのは主人とミュルンのおかげもありますが
自分で「なんとかしたい」と思う気力が少しあった事。

私は負けず嫌いで自分に厳しい性格だったので
こんな自分が許せなかったんですよね。
ただ泣くだけの日々じゃ、何も変わらなかったんです。

もちろん、前向きになるまで時間はかかりました。
でもね、絶対に気持ちが前向きになる日がきます。

すごくアバウトな言い方かもしれないし、人によっては納得できないかもしれないけど
このブログを見てくれたら分かると思います。

私、今は1人で車の運転が出来るし、映画館で映画も観れるし
ライブにも旅行にも行ってます。

パニック症を発症したばかりの頃では考えられない事を
今ではたくさん経験できてるんです。

ただここで勘違いしないで欲しいのですが
私はまだ今も闘病中です。
完治している訳ではありません。
通院もしてるし薬も少量ですが飲んでいます。

それでも、これだけの事ができるようになったんです。
パニック症でも人生を楽しめるようになったんです。




認知行動療法というものがありまして、私の主治医の先生が専門でいらっしゃるので
それも取り入れて日々の暮らしに役立てています。
本も本屋さんで売っているので、気になる方は読んでみてもいいかもしれません。
ただ、やはり認知行動療法の知識のあるお医者様にかかるのが一番なので
相談はした方が良いと思います。


現在、パニック症でツラく苦しいという方が、少しでも楽になってくれたらと思い
これからもこのブログで色々と楽しい記事を書いていこうと思います。
もちろん楽しい事ばかりではないですが、できるだけ
何か力になれればって考えてます。

「この人が出来るなら私にも出来るかな」「私もチャレンジしてみたい」
「同じ病気でもこんな事できるんだ」というような気持ちを抱いて
勇気になったり前向きな気持ちになっていただけたら幸いです。


「パニック症でも人生を楽しく生きてやろう」というお話でした


では今日のミュルン

癒し





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