アガサとお茶を

ウィンザー城の近くにあるちっちゃな村から、イギリスの何気ない毎日をお届けします。

ランザローテ街歩き(日中編その2-食べ歩き編)

2020年02月04日 | 旅行記‐海外編
街歩きに外に出た途端雨が降ってきました。結構本格的な降り方だったので部屋に戻ることも考えたけど、せっかくだからとそのまま散策続行。

雨宿りを兼ねて先日見た台湾料理のレストランに行ってみることにしました。
午後3時ごろだったので空いてるか心配だったけど、ラッキーなことに開いていた!


中途半端な時間だし、ワインはちっちゃいボトルにしたけど、大当たりで美味しかった!フルボトルを頼めばよかったねーとダンナさんとちょっと後悔。
 

ちょっとだけ頼むはずだったんだけどねー。結局あれもこれもと頼んでしまいました。まあ、いつものことよね。笑
左から、「エビと野菜の炒め物」「チャーハン」「牛肉チリ」「イカのブラックビーンソース」
  

満足。あらためて店内を見たけど、内装も本格的だし結構広いし、何より料理が本格的。
まさかランザローテでこんなに本格的なアジアン料理を食べられるとは思ってませんでした。
  

まだ雨が降っていたのでできるだけ長居をしようと思ったんだけど、ディナーの前の準備時間があるからと、お客全員追い出されてしまった…。
しょうがないので、近くのスーパーに入ってぶらぶらと時間潰し。どんなものが売ってるかを見るのは楽しいですよね。


売ってるものは同じだけどさ、ここのトマトのほうが美味しそうに見えるのは気のせいじゃないはず…。なんたってこの日射しだもんねー。
 

こんなところでもカップラーメンは売ってるんだなーと、見るたびになんか嬉しくなります。相変わらずのネーミングセンスだけどね。笑


さすがに種類が豊富。お値段も安いなー。


これはタバコの販売コーナー。ここまでエグイ警告は久しぶりに見たわ…。


外は大分小降りなってる。イギリス人から見れば傘なしで歩けるレベル。だけど…寒いっッ‼ やっぱり2月なのね…。
ということで先日見たカフェへ駆け込みました。


メニューをもらって早速吟味。ダンナも私もあったかい飲み物にしました。


そして…チョコバナナ&生クリームのワッフル‼ お味にも大きさにも大満足。お値段もたったの5.5ユーロととってもリーズナブルでした。


はああ、幸せ。ホリデーに来てるって感じがするわー。


海の方を見ながら黄昏るダンナさん。笑


内装もかわいいし、いいカフェだよね。
 

やっと雨が上がりました! 帰る前にもう少し街のいろんなところを見たかったけど、代わりにいろんな美味しいものが食べられたので満足です!
ランザローテ、とても充実した滞在でした!!


***オマケ***
ランザローテの空港内部。このサメがあまりにもインパクト強くてさー。すごいよねー。
 







ランザローテ 火山ウォーキングツアー

2020年02月03日 | 旅行記‐海外編
今日はダンナさんの強い希望でウォーキングツアーに参加。いくつかあるルートの中から火山エリアを歩くというものを選びました。
結構風が強くて、山に来たせいか気温が低い。希望者にはウィンドパーカーを貸し出してたので、一着借りました。


このためにわざわざ重くてかさばるウォーキングシューズを持って来たんだけど、この光景を見ると、持ってきて正解だったな。
  

ホテルピックアップのあと、スタートポイントに集まって、地図を見ながらガイドさんから今日歩くコースの説明を受けます。


さていよいよウォーキングスタート。最初はちゃんと舗装されてる道だから余裕。
さっそく寄り道をするダンナさん。木を見てるのかな?ちゃんとガイドの話聞こうよ!って、私もだけどさ。笑
 

なんとなく自然に一列になって進みます。あれっ、よく見ると先頭にいるのはダンナさんじゃない!?いつの間にっ!!?
 

ところどころで立ち止まり、エリアに着いての説明を聞きながら進みます。
 

思ったよりも緑はあるんだよね。この植物がとってもきれいだった。あとで調べてみよう。
 

今回のツーのガイドさん。フランスのマルセイユから14年前に引っ越してきたそうです。鉱石を手に取っていろいろな説明をしてくれたけど、全部は理解できなかった…。
 

ここは溶岩が噴出したポイントだそうです。流れ出た跡がくっきり。
 

ガイドさんの説明を聞きながら穴の中を覗き込むグループ一行。
 

結局この穴の周りで短いランチ休憩を取りました。
 

ウィーキング再開。下りもあるのは嬉しいわー。笑
  

火口のひとつに着きました。せっかくなので記念写真を!
 

もちろん疲れたけど、歩いた後の爽快さはやっぱりいいね~。でも一つ知りたくないことも聞いてしまった!
なんとここランザローテは『砂の惑星』のロケ地ではなかったんだって!! ガイドにその話を聞いてダンナさんは結構ショックのようでした…。
でもまあいい記念にはなったね!
  






ランザローテ街歩き(日没編)

2020年02月02日 | 旅行記‐海外編
サンセットのきれいな写真を撮りに外に出て、そのまま街歩きに行くことにしました。
 

強い日差しを気にすることがないのでダンナさんはご機嫌な様子。


まずは海岸の遊歩道。結構遅い時間なのに、子供連れの人たちがいるのにはびっくりした。どうやら地元の人たちみたい。
 
  

いいねー、いかにも南の島の夜って感じ。
 

これって「壁アート」の一種かな?それともただのお店の看板?
 

このカフェ、とっても良さそうだな。ドアはまだ空いてたけど、もう店じまいって雰囲気だったんで、明日にでもまた戻って来ようっと。
 

おおお、タイワニーズのレストランだ~。結構本格っぽいな。ここも要チェックして明日かなー。
 

ハイストリートには数軒だったけどまだ空いているお店もありました。ここにも素敵な「壁アート」が!
  

来た道とは別のルートを通ってホテルへ向かう途中、SAKURAという名前の日本食レストランも見つけたよ。結構大きいな。メニューも見たけど、完全にチャイニーズとごっちゃまぜになってるよ。笑
 

典型的な海辺のお土産屋さん。こーゆーところに入るのも一興。
 

すごいマグネットだなー。マグネット交換をしてる同僚のKさんに?と思ったけど、お子さんいるしこれはダメだねー。笑 チョリソのポテチはスペインぽくてなかなかいいぞ。
 

本日の戦利品。左から、パンプキン(多分)スープ、アーティチョークの缶詰2つ(イギリスでは結構高いんだー)、そしてパイエリャミックスの素。満足。
 

すっかり暗くなってホテルの前のビーチも閑散としてます。波打ち際に立って一人青春するダンナさん。笑
 

ホテルに戻って最後はバーで一杯。とってもいい夜の散策でした。






ランザローテ街歩き(日中編その1)

2020年02月01日 | 旅行記‐海外編
何度も言いますが、2月です。めちゃくちゃ快晴のランザローテ。


せっかくのいい天気なので、ホテルの部屋から見えた城跡(写真)に行ってみようかということになりました。


海沿いに遊歩道を歩いてスタート。そして2分もしないうちに海へと降りる階段を見つけて寄り道するダンナさん。Boys will be boysってヤツね。笑
  

よく見るとちょっとびっくりするほどの数の魚が泳いでます。うーん、さすがカナリア諸島。でもこんなにいるとちょっと気持ち悪いね?
 

散策再スタート。途中地元のおじいちゃんたちがカードゲームに興じてました。みなさんお元気ねー。
 

やっと城跡に着きました。どうやら今はミュージアムになってるようです。
 

生き物系全般大好きなダンナさんはここでも水の中を覗き込んでます。笑 何の魚だろうね? ズームしてみたけど、よくわからんな。こーゆー時に一目で魚の名前がわかるようになるとすごいよね。
「これだけのサイズだと多分食べられるよね、おいしいのかな」とつぶやく私を、ダンナさんはショックな顔で見つめていました…。笑
 

私もここで靴下オフ!この天気で、この水の透明度ときたら、もう靴下なんかはいてられないっしょ⁉
  

大砲をしげしげと見るダンナさん。ミュージアム自体は…この日はたまたま無料だったから入ったけど、お金を払ってまで入る価値があるかは疑問…。まあ、この景色が見られただけで良しとしよう。
 

城跡へと続く道を引き返し、そのまま高い塔を目指して歩いて街中へと入ると、なにやら広場でマーケットらしきものが!どうやら週末のローカルマーケットのようだね。
 

明るい日差しの中で見るせいか、全てのものが新鮮かつ美味しそうに目に映ります。実際これだけのお日様浴びて育ったらきっと美味しいだろうね。
 

サングリアを売るストールの前で立ち止まるダンナさん。結局そのままご購入。
 

何度も言いますが、2月です。なんで私はここじゃなくてイギリスに住んでいるのかしらと自問したくなってきます。
 

ここはきっとハイストリートだね。このおじちゃんは誰でしょう? 元首相とか、功績のある軍人さんとかかな?
 

素敵な屋内マーケットもありました。緑がきれいだなー。今「室内ジャングル」にハマってる私は、家でも応用できそうないくつかのアイデアをいただきました!
 

ここはふらりと入ったお土産屋さん。ちなみにこのワインボトルは全て売り物。普通のサイズの2本分のボトルはマグナムって呼ばれるけど、それより大きいのはなんて言うんだろう、と思ってその場で調べてみると、ボトル4本分のサイズをジェロボアムとかダブルマグナムって言うらしい。さらに6本分をレオボアム、8本分をマチュザレムなど、いろいろな呼び方があるんだって。なんと20本分のサイズのボトルもあるようだよ。15リットルだって。そんな大きいの今まで見たことないけどね。
 

そろそろ歩き疲れたのでホテルに戻ることに。強い日光の下って、体力消耗するよね。
 

ここはどうやら市役所のようです。海辺にあっていい立地だなー。


ホテルに戻ってみると、目の前のビーチにも人がいっぱいでした。泳いでる人もいるよ。2月なのにねー。笑
 



Bar Andalucia 1960 (バル・アンダルシア 1960)ランザローテ

2020年01月08日 | おいしいごはん記念館
さてここら辺でご飯のお話を。
(←これは絶品だったタコのグリルです♪)

食べることは旅行の楽しみのひとつですよね~。「当たり」のレストランを見つけられるかはどうかは運次第。特に今回のようにレストランまで下調べする時間がなかった時は、どうかいいレストランが見つけられますように~と願いながら、今まで培ってきた「美味しいものレーダー」を張り巡らせて街中を歩きます。

そして!今回の滞在で見つけたのがこのレストラン『Bar Andalucia 1960』。ホテルから歩いて10分くらいの街中にありました。
 

いたって簡素な内装。おまけにまだ早い時間のせいか店内はガラガラ。だけど何かが私のアンテナに引っかかって「ここは良さそうよ」と告げています。
 

生ハムセットもちゃんとあるよ。これがあるのはいい証拠。よく見ると天井から下がってるライトもかわいいな~。
 

メニューも手書き。よく言えばアットホーム。悪く言えば、、、は止しましょう。ご飯が美味しければそれでいいのよ。


スターターに選んだのは2品。スペインでは定番のパドロンの素揚げと、茹でたジャガイモ。ジャガイモは2種類のソースでいただきます。ちなみに端に見えているのは突き出しで出てきた細いポテトチップス。


メインは迷わずにタコのグリルとジャガイモの付け合わせにしました。これがもう絶品でっ!!


感動している間にダンナさんのメインが大分減ってたので慌てて写真をパチリ。確か牛のほほ肉のワイン煮込みでした。


結構お腹いっぱいになったので、デザートは一皿だけ頼んでダンナさんとシェアしました。ジャガイモってお腹にたまるよねー。


ワインを頼んでこの値段。うーん、満足♪


ホテルに戻って調べてみると、このレストランはトリップアドバイザーでも結構上位に入ってました。


さて、数日後のランザローテ滞在最終日。
あの衝撃的なタコのグリルの美味しさが忘れられず、最後にもう一回行きたい!と、ランチ時に行ってみました。
日の光の中で見る店内は相変わらずの簡素な内装。ちなみにここは若いご夫婦が切り盛りしていて、奥さんがウェイトレス、ダンナさんがシェフです。忙しい時にだけ知り合いの人が手伝いに来るんだって。
 

数日前に来た私たちを覚えてくれていたみたいで、奥さんがにこやかに出迎えてくれました。でも「またタコが食べたい」って言うと、ちょっと困り顔になって「タコは今日はまだ入ってないかもしれないわ…」とのこと。ショックを受ける私の顔を見て、ちょっと時間がかかってもいいなら何とかするから、と言ってくれたので、とりあえず席に着いてメニューの吟味を始めました。


まず頼んだのは前菜の盛り合わせ。この前食べたポテトとパドロンの他に、ツナマヨサラダとトルティーヤ、チョリソ―が盛られてます。合わせて本日のお勧めになっている「ブラータチーズとトマトのサラダ」も気になってオーダー。
出てきたお皿を見てびっくり。見てください、この大きさ! 分かります?


もうねー、このブラータが美味しくて!!めちゃくちゃクリーミーで、口の中でとろけるのよ。ちょっと岩塩のかかってるトマトと一緒に食べると本当に最高!


ダンナさんが生ハムを食べたいというので、フランスパンの上にポーチドエッグと生ハムが乗ってる一品を追加。こんもりと盛られた生ハムの量が気前いいね。


さて、メイン。ダンナさんはマグロのサイコロステーキ。ちょっともらったけど、お塩だけのはずなのに、なんでこんなに美味しいのかしらね?


そしてっっ!! 来たよ、来た~~~。お待ちかねのタコのグリル~~~。至福。感動。そしてやっぱりめちゃ美味いっ!


完食。お皿の上にはなーんにも残ってません!わはは。かなりお腹がいっぱいだったので今回はデザートはパス。


またしても満足感いっぱい。たくさん食べたので食後のお酒までサービスしてもらっちゃいました。ラッキ~♪


思い出に残るとってもいいレストランでした。2回行く価値ありだったよ!!