C'est la vie.

人生ままならぬもの。成り行き任せか、C’est la vieか。電子のカオスの中で思いが遂げられたらと思う今日この頃。

核戦争で死ぬのは日本人と朝鮮の人々だけ?東京ソウルで死者210万人の推定値

2017-10-13 01:13:16 | Weblog

 結局、核兵器で死ぬのは日本人と朝鮮人なのか。世界はこの2つの民族が消えてなくなれと思っているのか、なんだかそんな思いに駆られたのは「核攻撃なら死者210万人 米ジョンズ・ホプキンズ大推計、東京とソウル」との記事を読んだときだった。その分析によると、北朝鮮が東京とソウルに対し長崎原爆より少し大きい25キロトンの原爆で攻撃した場合、推定値で死者合計210万人、負傷者770万に達するというのだ。死傷者1000万人といえば太平洋戦争の被害者にも匹敵する。加えて、放射性降下物などで生み出されるおびただしい数の被爆者。アメリカのバカ大統領と北朝鮮の狂った指導者、そしてそんな危機的状況を楽しむかのようもてあそぶ中国、ロシア、欧州諸国。早くこのばかげた状態から抜け出さなければいけないのだ。

朝鮮人の被爆者は日本人の10分の1

 広島と長崎の被爆者は日本人が大半だ。その数は広島で42万人、長崎で27万人の合わせて70万人。しかし、朝鮮人被爆者の数も多い。韓国側5万人(死者3万人)、北朝鮮側2万人(1万人)と日本人の10分の1もいた。たった2発の爆弾で戦闘員の非戦闘員の区別もなく、女、子供、老人を虐殺した。加えて生き残った人間は放射線、放射能による後障害に何十年も苦しみ。多くの人間ががんで死んでいく。そんな非人道的な兵器は、事実上、日本人と朝鮮人だけに使われた。アメリカは敵国日本の広島、長崎には植民地支配で連れられてきた多数の朝鮮半島の人々がいることを知っていながら原爆を落としたのだ。

25発中80%爆発、水爆なら死者380万人

 先の記事によると、北朝鮮が15キロトンから水爆規模の250キロトンまでの核弾頭を25発配備、全25発を弾道ミサイルで人口密集地の東京とソウルに発射したと仮定し、被害規模を算出。米軍の迎撃システムをかいくぐって80%が爆発した場合、15キロトンでは死者170万人、水爆級の250キロトンだと380万人になるとした。
 死者行方不明者が2万人近い東日本大震災であれだけのインパクトがあった。一度にその100倍の死者。日本と韓国は国家として成り立たなくなるだろう。もちろん、そのときは北朝鮮は米軍の核攻撃で地図から消えているに違いない。死者は2000万ぐらいか。そして、到達まで時間がかかるアメリカ本土に向けられたミサイルは撃ち落とされ、まったく無傷という可能性も高い。アメリカと北朝鮮のいさかいで実際に被害が発生するのは朝鮮半島と日本なのだ。

核ミサイルの撃ち合いは絶対ダメ

 いかなる理由があろうと北朝鮮に核ミサイルを発射させてはいけないし、北朝鮮に核ミサイルを撃ち込んでもいけない。あの国がどんなにひどかろうと、結局、日本に類が及んでしまうだけ。防衛システムが優位だから、先制攻撃をかけてしまえというのは絶対ダメだ。1発でもすり抜けて爆発すれば悲劇的なことになるし、そもそも日本が巻き込まれる筋合いはない。
 折しも総選挙。北朝鮮問題を「国難」というのは簡単だが、立候補者や政党は何が起きる可能性があるのか、その事実をつまびらかにした上で、国としてどう対応するつもりなのかきちんと説明すべきだろう。日本人も朝鮮人も虫けらではない。

 


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