熟メン茶々丸の「毎日が美びっとカルチャー」

ドラマ 名古屋駅最終列車2017

僕の住んでいる町の江南は、名鉄犬山線沿線にあり観光名所の犬山に程近い場所にあります。名鉄と言えば赤い電車。鉄道ファンではないが、車以外では名鉄を利用しないと全国各地へは出かけることはできないので、鉄道ファンならずとも、赤い電車はこの地で生まれ、住んでいる人にとっては愛着がある電車です。

2012年から地方局のメーテレで深夜に特別番組として放映されているのが、今回紹介する「名古屋駅最終列車」で、2月6日の深夜4話連続で放映されました。過去には日本民間放送連盟賞の優秀賞を2度受賞するなど、名古屋ローカルドラマの名物番組となっています。

主人公は、元SKEの松井玲奈と六角精児。松井がOL吉川一美を、六角が鉄道愛あふれる鉄道職員、森本宗太郎で二人を中心に最終列車に乗る人々の人間模様が描かれてます。また、出演者の顔ぶれも、大杉漣や吹越満、松下由樹などのベテランが出演、毎回、個性的な顔ぶれがゲストして出演してます。今回は朝ドラとと姉ちゃんでブレイクしたミュージシャンの浜野謙太、女優の入山充子など多彩な顔ぶれがドラマに華を添えてます。

鉄道オタクで、失恋を続け未だ独身の森本の振る舞いは、自分の失恋の痛みよりも相手を気遣う優しい心であふれ、一方、物事をはっきり言う性格が災いし、毎回トラブルが発生する吉川の最後は好転へと導いていく姿は常に希望にあふれてます。今回もそんな二人の姿に感動しました。

自営業で電車に乗ることが少なかった僕も、名古屋に出かける時は電車で出かけることが多くなりましたが、電車の中の人々の姿を見るたびに、今はスマホを眺めているだけの光景が多くなり、人々の姿の中にある人生が映らなくなりました。

このドラマは、オンデマンドやDVDで観ることが出きオムニバス形式の短編作品ですので、過去の作品も含めて観賞してみてはどうでしょうか。

観終わったあと、電車に乗ると今までとは違う景色と人々への思いが心の中に巡っていくと思います。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「【映画・ドラマ・演劇】」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事