65オヤジのスタイルブック

祝 ユネスコ世界無形遺産登録・日本の山車の祭

ユネスコ世界無形遺産に「山・鉾・屋台行事」として33の祭りが登録されました。今回の登録は、山車が登場する日本の祭り33が登録され、全国規模で盛り上がりました。

僕の住んでいる尾張地方でも、近隣の犬山、津島、愛西市が、岐阜、三重の東海3県で11件が登録されています。また、東海地方にも江戸時代から伝わる山車からくりの祭があり、今回の登録の一翼を担ったと思います。

今回の33件で、全国的に知名度が高い祭りは、京都の祇園山鉾、博多の祇園山笠、高山祭りなどが登録以前から観光としても認知度が高く、地域に根付いた伝統行事が、いかに知名度をあげて観光に結び付けていけるかが課題です。

観光に結びつくことは、町の活性化はもとより伝統行事の継続や文化遺産でもある山車の保存修復にも欠かせない財源にもつながってくると思います。

一方で、自然遺産などでも問題になっていた観光資源がもたらす弊害も抱えることとなり、観光客のマナーや伝統行事への希薄化を生む懸念もあります。

33の登録地が、共通の問題に取り組めるように祭サミットなどを開催するなど、日本の伝統文化の継承、保存を共通の認識で共有しながら永続的な連携をとる必要があると思います。

今や世界遺産の代表国となりつつある日本。今回の全国規模の登録が日本の伝統文化を広く世界に発信する契機になってくれることを期待します。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「【町歩き・旅】」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事